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わたしの夢の中

わたしが16歳のころに見た夢。

この頃は高校生に入学して、事情があり家族と暮らしていた家を引っ越さないといけなくなっていた。

そんな時期に見た夢の中の話。

わたしは早稲田通りを自転車を乗り学校方面に向かって走っていた。いつものルートだった。Y字のラインに差しかかり、右へ曲がろうとしていると

道の真ん中に知らない中年の女性の方が立っていた。不思議と怖くなく穏やかな空気と一緒に、心配されてるような感じを受けた。

その女性がある方角を指で示しながら私にこう言った、

『向こうに言ってはダメ』

その女性が段々近づいて、心配されている空気が更に感じた。


その方角って引越しが決まったところだ。


その夢はそこで終わった。

今でもよく覚えている映像。
その助言は確かにあっていたと思うけど、当時の私には信憑性もなく、家族が決めた引越しを進めるしかどうしようも出来なかった。

あの時、その助言を聞いていたら遠回りな人生ではなかったのかなと思ったりもする。


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