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看護師だけど、在宅介護の仕事を増やすことにした理由

私はフリーランスの看護師ですが、先日、在宅介護の仕事を新しく始めた話をしました。

今後も、同じ派遣会社を通して、個人宅での在宅介護は続けていく予定なのですが、もう一つ別の会社でも在宅介護の仕事をやることになりそうなので、今日はその経緯と私は在宅介護へシフトした本当の理由についてお話しようと思います。

今月に入り、初めて在宅介護の仕事を体験しました。多少のやりにくさはあったものの、今後もタイミングがあえば続けてやっていきたいな、そう思うようになりました。
このタイミングでなぜ、また新しい派遣会社からの仕事をやろうと思ったかというと、「どうしてもやってほしい案件がある」と派遣会社から再度お願いのメールが来たからである。

在宅介護をしていくにあたり、派遣会社に登録しようと思って面談だけ受けていた会社があるのだが、本稼働する前に、3時間の研修を受けなくてはいけないと言われ、それが億劫でそのままになっていたのである。

面談は数か月前の話になるので、もうその会社とは縁はないだろうなと思っていたのだが、昨日私に個人的にメールがあり、私に紹介したい案件があるから、研修を受けてほしいと連絡があった。
研修を受けさせるための口実かもしれないが、どんな案件なのか興味があったので、なんとか時間を作って研修をまずは受けてみることにした。

私が在宅の仕事にこだわる理由

施設での仕事の方がラクな面もあるのだが、私が在宅の仕事にシフトしていきたい理由は、いくつかある。

一番には在宅は融通がきくから。
その自由さを利用して、私にはやりたいことがあった。
それは、予防医療だ。
単に決められたヘルパー業務や介護だけではなくて、少しでも元気になるお手伝いをしていきたい。
動けない人にはマッサージでもいいし、体を動かす筋トレやストレッチ。
デイサービスでやっているような座ったままできる簡単なものでもいいし、単にテレビを流すだけでなく、ラジオ体操の番組を流して運動を促すだけでもいい。
それから、食事も、できるだけ添加物の少ないヘルシーな食事にシフトしてもらいたい。
施設だと決められた食事でそのような介入は難しいけれど、
在宅でも無理やり洗脳するようなことはせず、
こっちよりならこっちがいいよね、くらいの選択肢からより健康に向かうものを選んでいくようにアドバイスしていく。

そんなことが、在宅ならできるかな、という期待がある。

それと、施設などと比べて規則やルールにしばられずにすむ。
施設だと、誤薬だの、誤配薬だの、「間違い」や「ミス」をしないように
するのに気を使うけれど、在宅の方がそのへんはゆるい。

より、自分が自分のままで、働けるような気がする。
働く、というよりも、「お手伝いする」という感覚に近いような。
そんな、個人対個人の関りの方が、
私はリラックスして働けるし、向いていると思う。

病院から地域へ
施設から在宅へ
正社員からフリーランスへ
会社から個人へ
フルタイム勤務から1日数時間のお手伝いへ
介護から元気になるためのお手伝いへ
病気の治療から自然治癒へ

自由度を少しずつ上げながら、昨日よりも少しでも
元気になるためのお手伝いをしていく仕事がしたい


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