『百年の子』を高齢者介護の視点から考えてみた。
古内一絵さんの『百年の子』という本を読んだ。
出版社勤務の女性主人公とその祖母の若かりし頃の物語。
主人公の女性が生きる現代と、祖母が若いころ、戦時中に働いていた頃の話、コロナ禍の令和と戦中の昭和の時代、二つの時代を舞台にしている。
主人公、母、祖母。
3世代の登場人物が出てくる、女性、そして母子の視点で描かれた作品で、様々な視点からの感想が出てくるけれど、
私はあえて、日々高齢者に関わる人間の視点から感想を述べてみたいと思う。
「高齢者」というカテゴリーにくくってひと