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[GBA:1] FINAL FANTASY VI ADVANCEと私。

令和に甦った相棒・ゲームボーイミクロ。(以下、ミクロと呼称)
ミクロと共に挑むGBA生活の第一弾として、私は「FINAL FANTASY VI ADVANCE」をチョイスした。以下、SFC版を「FF6」、GBA版を「FF6A」と呼称する。

この記事では「FF6A」のプレイ感想を綴る。

FINAL FANTASY VI ADVANCEとは

日本が誇る3大RPG(という表現ももう古いのか?)の1つ、「FINAL FANTASY」シリーズの第6作。の移植版である。
発売は2006年11月30日、日本で発売された最後のGBAタイトルらしい。新たな船出にはもってこいだろうと選んだ。

荒廃した切ない世界観と美麗なドット絵、美しいBGMなどSFC版は発売当時の技術の粋を尽くしたタイトルだと思う。
クリスタルが登場しないシナリオが後のFFシリーズに与えた影響も大きく、「FF7」に次ぐターニングポイント的な作品だと言えるのではないだろうか?

ただし個人的な好みだが、SFC三部作の中だとダントツで「FF5」が好きだ。
「FF6」は発売当時に一度クリアした程度で思い入れは薄い。
やり込みガチ勢の方々には申し訳ないが、「どんなもんかな〜」という興味半分で私は「FF6A」の世界へと飛び込んで行った。

ようやく理解した魔石システム

プレイ開始してまずわかったことがあった。
「私はFF6を何も理解していなかった」という事実である。

「FF6」はレベルアップ時に装備した魔石によって対応したステータスが上がるシステムなのだが、小学生の私は全く理解していなかった。
妙に敵が強かった印象だったが、超適当なステータスで戦っていたのだから当然と言える。

しかもインターネットなどなかった時代である。
攻略情報は友人間で共有されるものに限られており、有力な装備もほぼ知らない状態で遊んでいたと判明した。
ロックがバリアントナイフ二刀流でクソつよだなんて知らなかった・・・

結果、当時の私は終盤の攻略をほぼセッツァーに任せるスタイルを取った。イカサマダイス乱れ打ちである。
おかげでなんとかクリアはしたし、「キングダムハーツ2」でセッツァーが出てきた時は嬉しかったし扱いが微妙で悲しかった。

話を現在に戻す。
「FF6A」に挑む私はもう子どもではない。
むしろ子育てに奔走する立派なアラフォーおじゲーマーである。
「FF6」発売から30年近い時を経て、ようやく私は魔石システムを理解するに至ったのであった。めでたい。

もちろん攻略サイトで予習も欠かさない。
強いと学んだばかりのバリアントナイフが「FF6A」では1本しか手に入らないと知り、使ったこともないのに絶望したりもした。
それでもイカサマダイス乱れ打ちに頼ることなく、むしろ他の方法でより安定的に高火力を叩き出してケフカをボコボコにするに至ったのである。

FF6Aを終えて

プレイした感想を一言でまとめると「楽しかった」だ。

小学生の自分と時を超えて触れ合った気持ちになれたのも収穫だった。
ネットを調べるとBGMの劣化などが指摘されているが、(そもそも原作に思い入れが薄いので)あまり気にならなかった。移植度は高い方だと思う。
そもそもFF6というゲーム自体の完成度が高い。さすが当時を代表する最高峰のRPGだ。

余談だが、今回のプレイでもベンチを温めていたガウが実はめちゃくちゃ強いと先日知った。なんと奥深いゲームなのだ。すごい。

さぁ、次のゲームに行こう。

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