文学フリマ東京まで、あと12日でZINEを作る第7回「ライターが教える人物描写の仕方」DeepLの意外な使い方
Illustratorに原稿をいれるためには、まず書き上げなくてはいけません。思い入れのあるキャラクターについて書いていると、つい長くなってしまいます。人物の魅力を掘り下げて書いていると、ますます好きになってしまい、描きたいことが止められません!
どうやって情報をまとめるの?人物描写のやり方を見せます
書きたいことがたくさんあると、まとめるのが大変ですよね。
今日は、キャラクターを描写するときに、どうやって情報をまとめているのかをご紹介します。
ちょっとだけ、ライターっぽい面も見せていきますね!
【人物描写の手順】
1️⃣頭の中にある情報を整理するための項目を記入する
今回書くキャラクターたちは、自分のお気に入りの人物ばかりなので、事前にリサーチすることはごく僅かです。
ほとんどの情報がが頭の中にはいっているので、それを効率よく取り出していきます。そのために、まずキャラクターの資質をまとめていきます。
キャラクターの持つ資質を現す項目をChatGPTに考えてもらったところ、上記のような8項目を提示してきたので、そこに自分で入力していきました。記入しているうちに、どんどんキャラクターに対する思い入れが湧き出してきて、頭が整理されていきます。
2️⃣リサーチ
番組の放送年月日や、登場人物の生い立ちの詳細を確認するために、ドラマについてメモを取りながらリサーチしていきます。
インターネット上の情報を調べるときは、公式サイトやアメリカのWEBサイトも見てなるべく一次情報をいれるようにします。ウィキペディアを見るときは、必ず情報があっているかどうか確認してください。海外ドラマの情報について信頼しているのはこちらのIMDbです。
3️⃣構成をつくる
今回の文学フリマ東京へ向けてのブログシリーズで、すでに共通の構成を作っています。
初心者の方で、いきなり記事を執筆する人がいますが、その方法だと途中で書けなくなると思います。
まずは、リサーチして情報をたくさんいれてから、テーマを絞り構成を作成します。今回は、キャラクターの魅力を少しでも引き出せるようにこのような構成にしました。
①キャッチフレーズでキャラクターを表現
②キャラクターの生い立ち
③キャラクターの魅力
④同じようなキャラクター比較
⑤演じた女優について
⑥番組情報
4️⃣執筆する
いよいよ構成に基づき執筆していきます。
今回は、先にキャッチフレーズを考えました。
1️⃣の資質を記入しながら湧き出してきた言葉の断片を上の写真のようにメモしておきます。この中から言葉を拾い、キャッチフレーズにしていきます。
キャッチフレーズは、キャラクターの資質を表現しつつ、ビジョンとして思い浮かべられるように工夫しています。
その後、構成のとおりに執筆していきます。
キャラクターの生い立ちや魅力を考えながら、「ああ、この子のことがこんなにも好きだったんだ!わたし♡」と、妙に納得しながら書き進めました。
バババッと一気に2000文字書き上げます。
5️⃣校正と修正
最後に誤字脱字チェックや、文章の流れを確認して修正していきます。
わたしは誤字脱字が多いのでかなり気をつけているのですが、それでもミスが発生するので恐ろしいです。
チェックの仕方は、原稿をDeepL(有料)にいれて、音声読み上げ機能を使用して読み上げてもらいながら文字や流れをチェックします。
実は、DeepLを校正の相棒としても使用しています。
日本語から英語に変換し、その英語をさらに日本語にすると、非常に優秀に簡略化した文章を出してくるので、自分の文章が長ったらしい表現のときには、DeepLの方を採用することもあります。
音と目で文字をチェックしながら、後で直すべきところは赤文字にしておいて、まずは音声を全部聞きチェックしていきます。
今回は、ZINE用の原稿なのでSEO対策はしないです。
最終的に確認するのは、
・年号や名前のチェック
・誤字脱字チェック
・事実確認のチェック
・読者に届く内容になっているか
などです。
こんな感じで文章を書き上げました。
リサーチから1テーマ書き上げるのに2時間かかりました。
ようやくあと4人になりました。合計7人なので、頑張ります!
ブース位置は、L-43(第一展示場)です。
文学フリマ東京38 5月19日(日)
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