見出し画像

思い出のデータを捨てたら、気分もすっきりした

こんばんは。みなもとなこです。

大掃除シーズンでいろんなものを捨てたりしています。
わたしは捨てられない側の人間で、ショップの綺麗な紙袋とか、雑誌の付録とか、靴の箱とか、使いそうで実は使わないモノを溜めてしまう習性があります。

「いつか使うかも」そう思ってなかなか手放せないのです。
なまじ「取っておいてよかった~」なんて成功体験があるから、より質が悪く、せっせとため込むのです。

*

そんな捨てられない人間が、もっとも捨てられないのが「思い出」の類。
学生時代の手紙やプリクラなんかもまだ実家に捨てられずに残っています。
見返すことがあるかないかわからないけれど、なぜか捨てる決断はできないのです。

そしてそれはスマホの中身も同様です。

わたしはGoogleフォトで写真類を管理をしていますが、高校3年生から今日に至るまでのすべての写真を保存しています。

数か月前、Googleから
「もうすぐ無料で使える容量がいっぱいになるよ!整理するか課金するかしてね!」
という旨のお知らせが届きました。
めんどくさくてしばらくほおっておいたのですが、その通知も3度目くらい来た頃、ようやく重い腰を上げて、溜まりにたまった写真データの整理をしました。

結果、超爽快。

なぜ今まで消さなかったのか、と思うほど気持ちがすっきりしました。

*

手始めにまずは「絶対要らんやろ」写真から、消し始めました。
そんなにないかな、と思いましたが、出るわ出るわ…あるわあるわ…。

天気予報、乗換案内、旅行の決済などなどのスクショは山ほどあったし、大学の過去問、真っ黒な写真、1秒しかない動画、なんでとったか不明な道路の写真。

これだけで多分1000枚近くあったんじゃなかろうか。
どんだけ整理してなかったんや、というくらいでお恥ずかしいです。


続いて、「食べ物」「風景」写真。
これ旅行とか、カフェとかで撮りがちなんですが、ほぼ見返さないんですよね。

めっちゃ画角がいい!
この料理はあの時あの子が…!

みたいに思いがこもっているもの以外は消しました。
似たような山の写真だったり、どこで食べたかわからないパンケーキ、ラテアート、海鮮丼。謎に角度を変えてたり、フィルターを変えてたり、同じような写真が山々ほどありました。

そして、料理や風景は心ときめくもの以外は撮るまい、と心に決めました。


最後に醍醐味の思い出写真の削除に取り掛かりました。
とはいっても、消したのは歴代の元カレたちの写真です。(笑)
まだあったんかい!とつっこまれそうですね。

あの時楽しかったな~
この日のわたし盛れてるな~

とか、そうやって振り返ることもあり、もう全く未練はないのですが、その日生きていた私の思い出を残しておきたくて消せずにいました。

でもね、思い切ってばんばん消しました。
もう気持ちいいくらいに綺麗さっぱりと。

楽しい気持ちになったのと同じくらい、嫌な気持ちや悔しい気持ちがあったり、そういうのも含め、今のわたしにはもう不要な思い出だと割り切れました。

消していくうちにどんどん楽しくなってきて、気持ちもすっきりしてきて、
過去の恋人に容量割くよりも、未来の楽しい写真のためにスペースを空けておきたい!!!
という超超超前向きな気持ちになってきたのです。

Googleの容量ももちろんですが、わたし自身のキャパも含めて。
何かを得るためには、何かを手放さなければならない、とよくいうように、思い出を手放したら、すっきりした風が舞い込んできました。

*

思い出を断ち切るのってやっぱり難しいけれど、自分にとってもうそこから得るものはなにもないな~と思えたら、それは消し時ですね。

そうやってスペースをあけて、新しい素敵なチャンスのためにとっておこうと思います。

みなさんも大掃除がてらスマホの中の大掃除もおすすめです~!

------------------
最後まで読んでいただきありがとうございました。



もし投稿など気に入ってくださった方がおりましたら、サポートいただけますと大変うれしく思います。 サポートいただいたお金は書籍代として使わせていただき、その書籍関連で記事を投稿をさせていただく予定です。