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カーテンを洗ったら、心も一緒にきれいになった

こんばんは。みなもとなこです。

今日、久しぶりにカーテンを洗った。ついでに窓も。
いつから洗ってないのか記憶にないくらいで、休職中の半年は確実に洗っていないモノたちだ。

うつの最初のほうは、掃除すらできなかったから、今日のこの行いはだいぶ改善しているといえる。掃除ができることにも感謝だ。

*

そもそもカーテンを洗うこと自体、一人暮らしをするまで疑問に思っていたくらいだった。そんな汚れなくない?って。
実家では恒例行事のように行われていたけれど、正直どっちでもいいものだと思っていた。

ところがどっこい、である。
カーテンは汚れる。レースのカーテンは特に。
網戸とこすれたり、食べ物の匂いだったり、そういうのできっと少しずつ蓄積されていくんだと思う。

毎朝、窓の近くで瞑想をやっていると、嫌でも汚れが目に入ってきて、目にするたびに心にほこりがつもっていくようだった。

「汚いな」
「洗わないとな」
「面倒だな」

こんなことを見る度に思っていた。
今日の秋晴れに背中を押されて、ようやく重い腰を上げることができた。
ありがとう、秋晴れ。

*

実は、わたしはカーテンを洗うときの楽しみがある。
それはいい柔軟剤で洗うこと。
そうすると、部屋中にふんわりと柔軟剤の香りが広がって最高なのだ。

SHIROのサボンの香りの柔軟剤を大事に大事に使っているのだけど、わたしにとって最高の香りををここぞとばかりに使った。

そうして1トーン明るくなったカーテンをつけたら、わたしの部屋は最高になった。

ひらひらと、秋風にゆれる真っ白なレースのカーテン。
その風と共にふわりと香る、柔軟剤。

ずっと溜まっていた心のほこりが、まっさらになくなった。
真っ白なカーテンのように、心がきれいになった気がした。

*

掃除もお風呂と一緒で、やらなければよかったと思ったことは一度もない。
部屋がきれいになるのはもちろんのこと、それを目にする自分の気持ちもすっきりする。
汚い部屋より、綺麗な部屋のが、きっと心の健康にもいいのだと思う。

今日は本当に気持ちのいい日だった。
次はいつカーテンを洗う日が来るかわからないけれど、次のときのためにまた新しくちょっといい柔軟剤を探しておこうと思った。

―――

みなさんもよい休日を。おやすみなさい。

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