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【戒め】あなたは自分を大切に思ってくれている人を大切にしていますか?

これは自分への戒めもかねて、書いておこうと思う。

自薦・他薦は問わない。

「自分一人では生きられない」「誰かに傍にいて欲しい」「自分の存在を認めて欲しい」という思いを抱えた人に、ぜひ見て欲しい。

いつも悪意を向けられて嫌な思いをする人へ

早くは家庭から保育園、そして学校と名の付く場所からアルバイト先、職場や習い事に至るまで、集団の中で悪意を向けられて悩んでいる人は多い。

特に、冒頭で挙げた思いを抱えている人は、そもそも家庭環境に問題を抱えている人は多いのではないだろうか?

家庭で不健全な愛情をかけられた人は、外に出てからも間違った愛情をかけられ、心を傷つけられる可能性が高い。
なぜなら、正常な愛情を知らないからだ。

身体的にも精神的にも"暴力"を受けたら、本来なら人はすぐに離れる。
自分を傷つけられる環境から離れるのは、防衛本能に従った当然の結果だ。

しかし、抜け出せない人がいる。
心を支配されて、自分の中で正当な理由があって離れられなくなっているからだ。

「あの人を理解できるのは私だけ」「自分と一緒に居てくれるのはあの人だけ」「あの人の側から離れると生きていけないかもしれない」など……
なたの"人を理解しよう"と努める優しさや誠実さ、時には"傍に居て欲しい"という寂しさや自信のなさを利用して出来上がった関係だ。

恋愛関係だと分かりやすいものの、いじめやパワハラも同じだ。
「目をつけられたお前が悪い」という暴論で、あなたを支配してこようとする。

いじめもパワハラも、やって良い理由なんてない。
「あなたのためだ」と言いながら、あなたを傷つける人なんて良い人なわけがない。

本当にあなたのための言葉を話す人は、そんなに恩着せがましく言わない。
あなたにとって必要なものは、あなた自身が既に選んでいる。

あなたを傷つける人たちは、あなたに恩を着せたり支配しようとするから「あなたのためだ」とか「お前が悪いから」と言っているに過ぎない。
そうじゃないと自分が悪者になるから、それを避けるために、あなたを悪者にする卑怯者なのだ。

そんな環境に自分の身を置いていては、あなたの本来持っているエネルギーを吸い取られるだけになる。
逃げたいと思えていたのに、だんだんと"逃げられない"とか"逃げてはいけない"と、間違った方向に進んでしまう。

この集団はやばい人が多い!!と思ったら、どんなに良い人が居たとしても、早々に逃げるべきだ。
あなたの心と身体の健康のために。

あなたを大切に思ってくれている人とは?

さて、上記の内容を踏まえた上であなたに振り返って欲しいことがある。

あなたは、自分を大切に思ってくれている人を大事にしているだろうか?

「付き合いを大事にしないと、面倒になるかもしれないから」会いたくもないのに、休日に予定を合わせていないだろうか?

「性格が合わないけど、友達が減るのは嫌だし」なんとなくの理由で、気を遣って関係を続けていないだろうか?

「嫌なことを言ってくる人の言葉にも一理あるかもしれないから」自分の人格や存在を否定するような言葉を平気で投げつけてくる人との関係を、誰かに相談することを諦めていないか?

「自分をもっと良くしないといけないから」苦手なことを克服しようとしたり、嫌いな人とでも上手く付き合わないといけないと、我慢をしたり、苦しいことに時間を割いていないか?

これらのことをしている人は、あなたを傷つける人を優先しているかもしれません。

反対に、下記のような人にあなたは自分からアクションをしただろうか?

「何かあったら、言ってね」という人に、声をかけたか?

「また会いたい」と言ってくれた、あなたに嫌なことをしてこない人に、自分から連絡をしたか?

「大丈夫?」と言ってくれた人に、あなたは自分が大丈夫じゃないと言っただろうか?

もし、嫌な人への対処ばかりに時間や労力をかけ、なんならストレスもかかった状態で我慢しているのに
あなたのことを心配してくれるような声をかけてくれた人には、何もアクションができていないのであれば、それは……

あなたが、"あなた自身を大切にしてくれる人を大切にしていない"ということです。

あなたを大切にしてくれる人というのは、あなたを尊重してくれる人のことです。

・あなたが嫌だと言ったものを強要しない

・あなたに苦手なことがあったら、責めるのではなく「どうしたらできるのか一緒に考える」もしくは「苦手ではなく得意を伸ばそう」と声をかけてくれる

・あなたの人格や存在を否定しない

・あなたに何か注意をする時は、誰かが居る前を避けたり、複数人で攻め立てない

・あなた自身の意見を聞いてくれる

こういった人たちが、あなたが大切にするべき人です。

あなたを傷つける人を見極めろ

重要なのは、あなたを傷つける人と大切にしてくれる人をきっちり見極めることです。

中には、優しい言葉であなたを利用しようとする人もいますからね……。

しかし、それも見極めは簡単です。

あなた自身がおかしいと思ったことを「おかしい」と口にだしたり、嫌なことには「NO」と言うことです。

「お願い」「あなただけが頼りなの」と言って弱い立場を装ってくる人
「はぁ?あんたに思いやりってものはないの?」とキレてくる人
「NOっていう権利があると思うの?」とあなたの選択肢をなくしてくる人
「あなたのためを思って言っているのよ?」と諭してこようとする人
(話の場所が逃げられないと感じられる場所でこれを言われたら時に危ない)
「親切を仇で返すの?」と恩着せがましい人

これらの人は、あなたを傷つける人です。
特に質が悪いのが、弱い立場を装ってあなたを意のままに動かそうとする人です。
1度利用したら「やっぱりこの手は使えるんだ」と学習をするので、どんどん要求もエスカレートしていく危険性があり、1番最初に切るべきタイプの人間です。

人間関係には尊重し合えることが前提条件にあります。
その前提条件を否定してくる人とは、まともな人間関係が築けません。

「NO」と言うことで嫌なことを言われるかもしれません。
しかし、この先のあなたのエネルギーやお金、時間、労力を奪われることに比べたら何でもないことです。

あなた自身を尊重してくれる人を見極めることに対しては、手抜きをしてはいけません。

今ある人間関係を見直し、これからの人間関係の形成に役立ててください。

私はアラサーになるまで、これに気付けませんでした。
騙されて大切なものを失ったこともあります。

絶対に、あなたの周りからあなたを大切にしない人を消して、
あなたを大切にしてくれる人との時間を増やせば、あなたの抱える寂しさや辛さ、不安を消していくことはできます。

悪意のある人へ気を遣ったり、時間や労力を使うことを止めて
あなたを大切にしてくれる人との時間を増やしていきましょう。

今はいないという人は、これから探しに出かけましょう。
最初は、カウンセリングなどプロの手を借りて、自分の心を軽くすることも1つです。


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