【日記】名探偵コナンを初めて読み、水曜日のダウンタウンのものすごい回を観る

世間的にいちばん愛されているキャラクターとその逆の人を同じ日に摂取した。
こんなカオスな日はなかなかないと思う。

クロちゃんの汚い話が出ます。食事中の方は読まないでください。

「名探偵コナン」何巻かがブラウザで無料読みできるというので、生まれて初めてちょっと読んだ。
コナンがなんだかすごいことになっている。30歳ぐらいの女性中心にみんな熱狂してるイメージ。

みんなが話題にしているところの20年前ぐらいのところを追ってみたけど、殺人犯のトリックを解決しても姿が小学生だからみんなが集まってくれないから、犯人を警部に伝えるために、探偵がトリックを考えないといけないのが、ちょっと面白い。
蘭ねーちゃん(よく聞くけど初めて使う言葉)のお父さんを気絶させて蝶ネクタイに仕込んだマイクで本人になりかわってしゃべった、それもひとつのトリックなんだ。と新鮮に読んでいた。
探偵がタバコ吸うみたいにリフティングしたら考えがまとまる、というのも初めて知った。高度な運動しながら高度なことやっている。巻末にはミステリー作家の紹介もあって、江戸川乱歩好きとしてはこんなところで長年、漫画からミステリーに通じるトンネルを作ってくれたんだ、と嬉しくなった。

5月10日本日まで無料ってある!

こっちも!誰なんですか!


「水曜日のダウンタウン」が凄まじかった。コナンもだけど、エンタ芸人もいつの間にかすごいことになっていた。
安田大サーカスのクロちゃんが起きた時空中に浮いていて、下に部屋で寝ている自分自身が見えたら、死んだと思う説。

酒の席で貯金一億円いったことを自慢し、酔いつぶれたところを運ばれて空中につるされるクロちゃん。
足元に自宅を再現したセットを組まれ、自分そっくりの体格の仕掛け人がそっくりなマスクをかぶって寝ている。この時点でいろいろ凄いものが多くて頭に入ってこない。

空中につるされた担架にうつぶせになった姿勢で起きたクロちゃん。
足元に自分そっくりの人が寝ているのを見て、寝起きのむくれた顔で、本当に
「…死んだ?」
とつぶやいた。

そこまでだと、何かのドッキリと察知してわざと求められてるフレーズを言ったように見えるけど、その後に自分の死体役で呼ばれただけの人にゲロを吐いたところで爆笑してしまった。

映像は加工されて汚くなかったのと、ドッキリの発想も本人のキャラクターも、金と手間のかけ方も大規模すぎてカオスの極みで、不愉快なのを飛び越して笑えた。これをどれだけ苦情が来てもオンエアしようという覚悟。

水ダウのドッキリの仕掛け人は、訓練を積んだ職人揃い。
カメラに映ってない部分でも完璧な仕事をするけど、クロちゃんに体格が似ているだけの死体役の仕掛け人が、上からゲロがかかって、さすがに逃げた。この番組で仕掛け人が役を放棄したの初めて見た。

「ですよ。」が海岸でチョココロネを見つけたらヤドカリと見間違うかの検証もあって、これも死ぬほどくだらない。

海辺のコロネを見つけた一言めは「パン」
説実証ならず。

本人はネタの振り付けや言い方に集中していて、見る側のほうがチョココロネに似たやどかりさん(さん付けかわいい)をうっすら想像している説。

コウメ太夫とかジョイマンとか、ですよ。とか、昔はお笑い好きから馬鹿にされていた「エンタの神様」出演芸人たちが2周めの売れ方をしている。ギター侍もいつか発酵されて出てくるのかな。

ファミコン40周年の記念企画「コバヤシ玩具店」最終回。僕はスーファミ世代だけど、中古ファミコンを一番安く買えた世代。
自分しか知らない(と錯覚してしまう)ゲームが大量にワゴンに置かれてた。当時は外で遊ばない子供たちを生み出す「悪いもの」だった。

ケンコバさんが権利問題で復活しそうにもない水島新司の大甲子園を推していた。まさか思い出のゲームがかぶるなんて。昔のレビューです↓


読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。