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【映画感想】名探偵コナン「100万ドルの五陵星」

毎年恒例、名探偵コナンの映画へ行ってきました。
何を隠そう、私は怪盗キッド推し。
今回は怪盗キッドが出てくると聞いて楽しみにしていた。

今年は息子は友人と行くと言っていたので、
始めは娘とその友達を連れて3人で行く予定だった。
が、友人と日程が合わないとのことで、息子も一緒に行くことに。
そうなんですよ、まだまだ可愛いんですよ〜

2人並びの席を2列とって、娘と友人、
私と息子の並びで鑑賞。
あらやだ、息子とデートみたいじゃん?
親子揃ってアニメオタクな我々は、並んでちょいちょいコナンに
ツッコミを入れながら見るのが好き。
将来、息子が彼女と映画に行く時には気をつけてほしい。
私も息子相手だから、一緒に映画にこそこそツッコミを入れて楽しんでいるが、
昔恋人と行っていた頃は、隣の人間がこそこそ話しかけてこようもんなら、
イラっとしたものである。
が、親子は同じノリ。
まあ、おそらくこれが韓国映画とかなら「しっ黙って観て」と言って息子にムッとされていただろう。だから韓国映画は息子とは行かない。

名探偵コナンのファンは全国にたくさんいらっしゃるだろう。
私も愛してやまない作品の一つである。
ゆえにこれから例に挙げるツッコミは愛あるからこそだと思って欲しい。
そんなツッコミも込みで好きなのよ。

劇中に遠くで鳴るサイレンの音を聞いて、コナンくんが宣う。
「何だろう。行ってみよう。」

それを観てすかさず、息子が言う。
「とんだ野次馬根性やな」
そうね、サイレンの音がして駆けつける一般人はいない。

劇中、コナンくんと怪盗キッドと平次が席について話している。
それを観て息子が言う。
「さっさと泥棒捕まえろよ。八百長やでこいつら」
そこで私は答える。
「何言うてんの。彼らオトモダチやねんから。」
怪盗と探偵がお友達。中森警部も怪盗キッドを追いながら、決して本気で捕まえようとしない。時には共闘する。そう。ルパンを追いかけている銭形警部だってルパンを捕まえるようで捕まえていないじゃないか。
彼らが無能なんじゃないよ。真の悪と戦っているんだよ、きっと。
そう、コナンくんは過去何度も劇中で怪盗キッドと協力し合っている。
もはやオトモダチ。
今映画ではコナンくんと怪盗キッドの関係について、衝撃の事実も明かされた。

おお。
こんな衝撃の事実が映画で明かされるとは…。
本編では、怪盗キッドについてはもう書くつもりはないということだろうか。
だって、映画を見てないと話がわけわかんないじゃん。

元々怪盗キッドは独立した漫画だったが、名探偵コナンに花を添えるキャラの
一人として登場。

何を隠そう、私は名探偵コナンのキャラの中で、怪盗キッドが一番好きである。
(誰も聞いていない)
真っ白なタキシードにキザなセリフ。
かっこよくない?
赤井秀一もミステリアスで危険な香りがして、好きなんだが昴さんの風貌になってから危険な香り要素が感じられなくなった。(見た目の問題)
コナンくんが始まった当初は私より年上だった彼らも、いつの間にかかなりの上になっちゃったよ。永遠の高校生な彼ら。
コナンくんに至っては永遠の小学1年生。
20年の時を経てもはや「キッドキラー」として警察に頼りにされる小学生。

お馴染みキャラとして少年探偵団が出てくるが、
息子は彼らが出てくるとイラっとくるらしい。
できねえくせに首を突っ込むんじゃねえ、と言っている。
ふっまだまだ子どもだな。
私も中学生の頃は彼らが「コナンくんずるい!」と言って登場するたびに
イラっとしたものだが、アラフォーを迎えた今となっては
小学生の言動は全て可愛いと思える余裕が芽生えているのだよ。
大人の余裕ってやつ?(名探偵コナンを子どもらと見ている時点で大人かどうかは、甚だ謎であるが)
いつの間にか小五郎のおっちゃんを追い越してしまったことがショックである。

原作は最近読んでいないので、詳しくは知らないがそろそろ
物語も佳境を迎えているのだろうか。
あと何年子どもらと映画に行けるのだろう。
子どもの成長が先か。
コナンくんが最終回を迎えるのが先か。
どちらも寂しいことに変わりない。





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