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五月晴れ 緑の壁の 公園に 要塞ごとき 想像歩き

五月晴れ、家から近い場所を歩く散歩の途中。特に珍しいものもない住宅地を歩く。いつものようにワンの連れ添いがいれば、飽きることともないだろう。ワンは想定外の動きをしてくれるから、それを見ているだけで飽きないのだ。

だがこの日に限ってワンがいない。となると歩いていても退屈で仕方がないのだ。

ふと足を止めた段々畑のように緑の壁が上に向かって続いている。町中にこんなものが突然現れて何かと思った。調べれば上にあるのは公園のようだ。だが公園に行ってもワンがいないからつまらない。そのまま公園から離れようとした。だが、だがである。ふともう一度この緑の壁を見たときに、ここには実は要塞があるのではと頭の中で想像してみた。

もちろん要塞などあるはずがない。ただ頭の中で想像すると、次の展開が次々と頭の中に湧いてきた。想像だけの世界であれこれ考える。たまにはこんなことをしながら散歩するのも楽しいと思った。

五月晴れ 緑の壁の 公園に 要塞ごとき 想像歩き 
(さつきばれ みどりのかべの こうえんに ようさいごとき そうぞうあるき)

今日の記事「富田林の寺池台2号公園」を参考にしました。

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