小達寝子

小説を書いていたり、友達について考えたり、1日中寝たりするのが好きな子ども、小達寝子❗️

小達寝子

小説を書いていたり、友達について考えたり、1日中寝たりするのが好きな子ども、小達寝子❗️

最近の記事

浮遊信号が消灯するらしい

これからの文章は、衝動で書いているため構成も文章もぐちゃぐちゃです。 だけどそれだけの動揺があったとわかるのもいいかなとおもったのでこのまま載せます。 わたしはまだまだこどものままなので、22時には寝るようにしている。寝るようにしている、というか21時から22時にかけるとどうしたって眠くなるのだ。人間の三大欲求を抑えるわけにはいかないから、やらなければいけないことがあってもわたしはかならず睡眠をとる。 寝るという行為は、不安で心細いのになぜか気持ちがいいものだ。このまま朝、

    • 母の日、家族の話

      先日、コンサートのために東京にいる兄の家へ数泊した。 えぐいほどよかったコンサートレポはこちら↓ とつぜんだがわたしの兄は、わたしと父がちがう。母の連れ子なのか、また別のなにかなのか、詳しいことはよく知らない。 わたしは2つ下の弟が持ってきた「A型とAB型からはO型が生まれないらしい」というコソコソ話でしか彼と半分しか血が繋がっていないことを知らないし、彼や両親が、このことをわたしが知っていることを知ってるかも知らない。 おもえば、父と兄はどこか他人行儀だった。兄はわたしよ

      • MZM大炸裂に行ったよ〜と決意表明

        コンサートに行くのが好きだ。そのタレントがつくりだすエンターテインメントをその場で受け取って消費する時間がとても好きだ。 日常の中での一瞬。起きているあいだに見る夢の時間。それがわたしにとってのコンサートだった。 コンサートは楽しいし、幸せだけど、これが終わったらわたしはまた日常に戻る。そんな夢と現実の不思議な狭間にいる感覚がいつだってあった。それは決してきもちいい感覚ではないけど、しょうがない感覚だった。夢の世界と現実世界はつながっていなかった。 先日、はじめてVTube

        • 9年来のともだちを失った話

          中学1年生からの付き合いだったともだちを、なくした。 なくした、というよりも切られた、のほうが正しいかもしれない。 彼女はおもしろいひとだった。昔から声が大きくて、たくさんの人と仲がいいけど一途にひとりの男の子を想っているような、そんな女の子だった。 店員さんやスタッフに愛想良く話しかけるところが好きだった。わたしの好みを否定せず話を聞いてくれるところが好きだった。おもしろい話を持ってきては「好きそうだと思って」と付け足すクセが好きだった。 12歳のときから約9年、ずっと楽し

        浮遊信号が消灯するらしい

          ナンパされたおばあさまとランチに行ったよ

          ↑ナンパの経緯はこちらをお読みください〜! 4月24日、決戦の日であります。 11時に伊勢丹のレストラン街で。そうお電話があったのでそこへ行きました。 結論から言います、 そんなにおもしろいものはなかった! 宗教の勧誘でもなかったし、殺されもしなかった、おばあさまのお話を聞いて、美味しいランチを食べただけ。 なんだ〜、残念! おもしろくねえ〜〜〜!!!!! 殺されそうになったときのシュミレーション?シミュレーション?めちゃくちゃしたのになあ〜。 おばあさまだから力では勝

          ナンパされたおばあさまとランチに行ったよ

          おばあさまにナンパされた女の日記

          わたしはわたしのことをかわいいと思っている。 それはわたし以外わたしのことをかわいいと言ってくれないことを知っているからだ。 かわいいわたしはいつだって自分にとってかわいい格好をして出かけている。うそである。パーカーにジャージで出かけることもある。ただそれでもやっぱりわたしはかわいいのだ。 冗談はこのくらいにして。 先日高校時代からの友人と久しぶりに遊んだときのことだ。スターバックスで受け取り待ちをしていたら良さそうな席が空いたので、ともだちとわたしの荷物をそこへ移動させ

          おばあさまにナンパされた女の日記

          らくがき

          僕たち髪を切ってさ 軽い頭で音楽でも聴こう音楽さ 何にも入ってないような 軽い頭で音楽でも聴こう音楽 誰かが見た小さな誰かの世界 ぜんぶ取り込んでいっぱいになったら 「ぼくたち」としよう それは僕たち 紛れもない僕たちさ なんの迷いもなくそう言うのだ 愛してる なんて誰かがつくったことばで きみに伝えていいものかい 大切だ なんてチンケで安っぽいことばで きみに伝えていいものかい 星と星を線でつないで 形を作った人のように きみと僕とで手を繋いで「ぼくたち」をつくろう 不揃

          「つまらん大人」にならないために

          今年の3月は寒い。花粉と寒さによる鼻水をすすりながら、まだ花は見えそうもない桜の蕾を見た。もうすこしで、大学3年生が終わる。 就活という文字をたくさん見るようになって、大人というのはどんな存在なんだろうと考えるようになった。年齢では21歳になったけど、根本的な部分はずっと10歳のままだった。 ふと、10歳のころ住んでいた田舎のことを思い出す。転勤が多い父の仕事の関係で小学4年生から6年生まで住んでいた、信号が町に3つしかない田舎のこと。 熊が出るのでランドセルに熊鈴をつけてカ

          「つまらん大人」にならないために

          高校の途中で、どこかへ行ってしまった伊藤へ

          伊藤、元気にしているか。 いまどこで、なにしてる? 連絡先ぜんぶ切られちゃってできないけどさ、わたしは伊藤が生きていればそれでいいかな〜って思ってるよ。 ずっと、いなくなっちゃう前からずっと、そう思ってるよ。 高1の夏、広島にある頭がそんなによくない女子校にひょいとやってきた転校生。 京都の頭がいい、うちの高校の姉妹校みたいなところからやってきた転校生。 あのとき伊藤はわたしと同じくらい髪が短くて、みんなから「似てる」って言われてたけどわたしは似てるって思ったことないよ。

          高校の途中で、どこかへ行ってしまった伊藤へ

          バカは勉強できないけどやさしい

          私はものごとを順序立てて話すことが得意じゃない。 いつだって思いついたことが先に口から出て行って、自分が本当に話したいことがなんなのかわからなくなってしまう。 頭の中で組み立ててから話すことを心がけていた時期もあったけど、組み立てている途中に「あれ、これはなにを考えていたんだっけ」となってしまってからは考えるのをやめた。 思えば、数学もそうだった。数学と会話は似ている。 公式を教えてもらって、よしよしわかったぞと途中式を重ね続けているとすん、とフォーカスが遠くなり「あれ?」

          バカは勉強できないけどやさしい