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Kuzuha's Story Albumレビュー④

21年分の物語を収録したKuzuha's Story Album全曲レビュー、4曲目♫

デビュー20周年(コロナで1年延びて今年は21周年)を記念したストーリーアルバム「Kuzuha's Story Album/The path of life いのちの道へ」発売しました!
制作経緯はこちら 
https://note.com/minako_kuzuha/n/n946ade63dd36

4.「アイノウタ-I know Uta-」作詞作曲:KUZUHA

KUZUHA(葛葉美奈子)名義の2作品目となる、2003年リリースのオリジナルアルバム「アイノウタ -I know UTA-」より、タイトルカットになったこの曲。最初のコードアレンジはBass原荘平さん。その後バンドでアレンジ。その頃ずっとともに活動してくれていたミュージシャンたちKuzuha Bandによるライブパフォーマンスをそのまま活かした作品です。ぜひオリジナルアルバムも聴いてね

全6曲入り。アルバム「アイノウタ -I know UTA-」
副題の英タイトルも最初のコード付けをしてくれた
原荘平さんによるもの。ジャケデザインは原さんの弟さん。

歌が声をくれたから、私は「私」になれた

↑「アイノウタ」歌詞より。

自分らしいことばだと思う。
幼い頃から父を通して当たり前のように関わってきた音楽。父がいなくなってから機会を失ってしまい、また魂が探し求めた音楽。自分を探すように、沢山ジャンルも旅した。
大人になってからは、本気で売れないと、と目的が変わってきた。生き残りたい、付加価値を上げたい、と常に自分にも周りにもプレッシャーをかけていて、音楽は成功する手段でもあったけど、一方で、私にとっては、父の代わりのような心のよりどころであり、思いを吐き出す手段であり、憧れであり、安らぎであり、生きる目的のようでもあった。

音楽が、好きすぎた。
命がけすぎた。
リアリティある歌しか、やりたくなかったから。
売れるため、だけに進めなかったところもある。

ゴスペルに出会ったことで、益々、もっと深く、ありのままの心情と向き合うことを導かれたように思う。
自分に、そして同じような誰かに、ほんとに伝えたいことを。ラブソングを書いた。

私は賛美の中に身を置きながら、歌ってなんだろう、自分はなんのために歌うのだろうと、
祈るように自分なりのこたえを探していた


「アイノウタ= I know Uta-」 ※歌詞抜粋
ありのままでいいならすべてをあげるよ
朝陽が射してる それだけでいいんだ

むき出しの傷口がヒリヒリ嘆いてる
心をかたくした 私をゆるして

ありのまま笑って ごまかさないでいい
愛に嫌われた あなたが好きなんだ

今ひとつだけ確かなことは
こんな私にも光が射すんだ

歌が声をくれたから 私は「私」になれた
一人ではないのだと あなたを包むために

エンディングのGtソロが詩のストーリーを紡いでいて素晴らしいプレイだと思う。
そのギターの遠藤愛知さんが一度だけ、「くずは、(本当に伝えたいこと)来たね」って静かに、この曲の感想を言ってくれたのを思い出します
ちょうど、この写真が「アイノウタ」レコーディングメンバーだったので。
左からDrタカノハシアキラさん、Ba原荘平さん、Gt遠藤愛知さん、Key宮崎裕介さん

歌に人生を捧げ、溢れる想いを遺した「アイノウタ -I Know UTA-」。

こんな自分だけど、歌があってよかった。
私は、自分の歌を探しながら「生きる」ことを選べたんだ。

沢山のプロモーション活動のなかで。フアンであるし理解者のような、良き応援者さんたちとの出会いもあった。彼らが応援、共感してくれたから、曲を書き続けることができたと思う。

ベースになっている言葉。「人の子は、"失われた人"を探して救うために来たのです。」新約聖書ルカ19:10

5曲目(Kuzuha's Story Albumレビュー⑤)へつづく・・・

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#いのちの道へ
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こちらからCD購入できます↓
https://kuzuha375.wixsite.com/kuzuha/-1

1/30には、レコ発ライブ決定!!
※追記→
このレコ発ライブアーカイブが発売!永久視聴できます。https://kuzuha.theshop.jp/

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