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DIYを超えていくシリーズ④おうちで足湯に入りたい

ここは伊豆
伊豆といえば温泉地
我が家にも前のオーナーさんから引き継いだ温泉がある。
温泉の権利はすごい高いと聞くけれど
私達はそのまま引き継いだので10年に一度
管理会社に20万円弱支払うとそのまま権利が継続するようになっているようで、月々の温泉使用料もそんなに高くなく、あまり調べずに購入したけど、よかったなぁと思っている。

毎日のお風呂はとてもいいけれど
以前、中伊豆にある東府やさんの足湯カフェが
すごく好きで伊豆に引っ越してくる前にむしろ良く
通っていた。

それなのに、移住してきてからというもの
家のリノベーションの手伝いにあけくれ
ほとんど外に遊びにいけない日々が続いた。
一つなにかを作ると、友達をよんだりしてしまうので
休日、暇でどっか行こうということが
ほとんどなくなってしまったのだ。

あー、あの足湯カフェに行きたいなー
足湯しながらコーヒー飲んだり、ケーキ食べたり
おしゃべりしたい!そんなことを思っていた。
我が家はテラスに夏は水遊び、その他の季節は
サウナの水風呂用にインテックスのプールを
年中設置してあるのだが、それを見ていて閃いた。

「ねぇ、ここに足湯作れる??」

以前、サウナ→水風呂の際の休憩所として
作ってもらった小上がりベッドスペース

もちろん、なんの知識も考察もなく、ただ単に
足湯が欲しいと思って言った言葉。
設置場所もどこでもよかった。

最初は、なんだそれ?とか、無理だよ、とか
言っていたけど、私は知っている。
出来るか?と言われ、無理だと答えることが
めちゃめちゃ嫌いな人だということ。
だからあえて
「そうなんだー、M氏に無理なら無理だね!」と
さらっと答えてその場は終わった。

その2週間後

できとるやないかーい
私がすごいと思ってるのはこのテーブルが格納されてること
温泉の配管を引っ張ってきたらしい
どういう仕組みかはわからないけど、元水道屋さんてすごい

私が日中仕事に行ってる間に
ちょこちょこ足湯を作ってくれていたM氏。
写真で記録するという習慣が全くない為
私が手伝う時以外の経過記録が0
ある日いきなり完成しているスタイルで
嬉しいけどどうなってこうなったのかがわからない。

ただ、もともとの小上がりベットスペースを
切り抜き、コンクリートだかセメントで桶をつくり
溶岩プレートを貼り
温泉の配管をひっぱってきて
テーブルを手作りし、使わないときは
中に格納できるようにした、ということは
私にもわかった。(何度も説明を聞いた)

温度は60度設定なので最初は熱いけど
すぐに気持ちいいしか言えなくなる
ご丁寧に作ったらしい説明書
レンボンガンヴィラは勝手に呼んでる我が家のこと

あまりにすごいと思ったので、私が愛読している
スーパーすごいDIY好きな人達がでてくる雑誌
#ドゥーパ !  のDIYコンテストに応募してみた。

メーカー賞のブラックアンドデッカー賞頂きました!

我が家の広報担当の私が受賞をお知らせすると
めちゃめちゃびっくりするM氏。
しかも雑誌やSNSなど一切見たりしないタイプなので
ドゥーパ!の存在も知らず
こんなにすごい雑誌なんだと熱弁して今までの特集など
見せてあげたらとても光栄に思ったらしく
こんな雑誌に表彰されるとは、、俺はすごい!と
自己肯定感が爆上がりしていた。

いや、本当にすごいと思う。
私は中学生の時に、椅子を技術の授業で作って以来
(しかもそれも嫌になって隣の男子にやってもらった)
DIYというものが苦手だから、詳しいことは本当に
わかんないけど、ここまで出来る人って
なかなかいないんじゃないかと思うのだ。
ママ友の旦那さんや、近所にもDIYが得意な人達は
いたけれど、身内だから言うんじゃなくて
発想と出来栄えのクオリティが突き抜けてる気がするよと
広報自らM氏を褒め称えた。

後日、雑誌の撮影の方が来てくれた
肯定感爆上がりのまま、ポーズをとる
取材の方にする説明を聞いて再度私も納得
ありがとうございました

そして、雑誌に掲載してもらいました!
こんな体験なかなかできないから本当に嬉しい!

我が家の家宝ができた
取材してた方は女性で、図面や仕組みをしっかり説明してくれてることにびっくり。そう言うことか、とまた納得。

普段はあまり使用はしてないけど
お天気で本当に暇な日→(いつもなにか作ってるので
なかなか訪れない)
私の女友達が遊びにきた日に大活躍の足湯スペース。
小さな子たちが中で遊んでママ同士おしゃべりすることも
あるのでこれからもたくさん活躍してくれると思う。
いろいろ作ってくれては
こんなの普通、という顔をしているので
広報担当の私がこれからも出来る限り
DIYの記録をしていきたいと思う。







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