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エベレストを上空から見るマウンテンフライト搭乗記

こんにちは!海外や日本各地を転々とし、リモートワークしながら現地での滞在を楽しむデジタルノマド生活が趣味のミナイです。2023年7月に、ネパールに滞在した際、エベレストやヒマラヤ山脈を上空から眺める「マウンテンフライト」に行ってきました!雨季だからか1日目はキャンセル、2日目で乗ることができ、壮大な景色にめちゃくちゃ感動したので、今回はその時の様子を紹介します。


マウンテンフライトの手配と価格

私はさまざまなツアーがまとまっているGetYourGuideで予約しました!カトマンズの旅行会社などでも聞いてみましたが、基本的にはだいたい約250ドル~という価格帯でした。サイトによっては160ドルと書かれているものもありますが、基本的にその価格はインドやネパール国籍の方向けの価格のため、それ以外の国籍の方はおそらく250ドルくらいはかかりそうな印象でした。

ツアー会社とのやり取りは「WhatsApp(ワッツアップ)」で

サイトで予約すると、メールに予約完了通知が届きました。ここまでは普通だったのですが、それから待てど暮らせど旅行会社から連絡がなく…不安になりメールしたところ、「WhatsAppで送りました!」と言われました。確認してみると確かに連絡が!日本で言うとLINEのようなアプリですが、海外だと普通に使われているので、ダウンロードしておくと便利です!

マウンテンフライト当日

ホテルへの送迎

私が予約したツアーはホテルへの送迎付きで、早朝4:15にホテルまでピックアップに来てくれました!フライトにはパスポートが必要で、車に乗るときにきちんと確認も取ってくれたので安心でした。タクシーの運転手さんが、事前にツアー会社から受け取った飛行機の予約情報を印刷した紙と、簡単なガイドを渡してくれました。
因みにツアーによっては価格が安くても送迎が含まれていないものもあるので、その場合は事前にタクシーを手配しておく必要があるので注意が必要です!

明け方のほとんど人がいないカトマンズの街を車で走るのも楽しい

国内線ターミナル

国際線ターミナルもかなりこじんまりしています。入り口で紙か電子チケットで予約を見せてから荷物検査を受けて中に入り、自分の乗る航空会社で手続きをします。搭乗は国内線ですが、パスポートが必須なので要注意です!

カトマンズの国内線ターミナルの外観
この先で予約を見せ、荷物検査をしてターミナル内に入る
早朝の便。色々な航空会社がマウンテンフライトを運行している。
カウンターには「マウンテンフライト」の文字が
私はShree Airlinesに搭乗!カウンター裏の保安検査を抜けたら待合室がある。

保安検査を受けて待合室へ。国内線にも小さなラウンジがあり、1850ルピー(約1850円)くらいで朝食ビュッフェを注文すると使える形式のようでした。早朝は基本的に開いていないようなのですが、座るだけなら…ということで、飲み物代だけでラウンジに入れていただくことができました!かなりきれいで、いすも座り心地が良かったです。

待合室内のラウンジ
ラウンジは意外ときれい
早朝でまだ準備中でしたが、ビュッフェもあり

搭乗からマウンテンフライト本番!

1日目は欠航、2日目も天候調査になったので、半ばあきらめかけていたのですが、無事飛び立つことに!この日が私にとっての最終日で、夜には日本に向けてのフライトに搭乗する予定だったので、運航が決まったときは飛んで喜ぶ勢いでした(笑)

いよいよ搭乗!
バスで飛行機まで向かい乗り込む
クルーがお出迎え
機材はボンバルディア

私のツアーでは基本的にはみんな窓側席でした。行きは左側、帰りは右側の窓からヒマラヤ山脈を見ることができました。

みんな窓側席

満席ではなかったので、安定飛行に入ってからは席移動も許可され、左側から見えるときも右側から見える時も両方見せてもらうことができました!
ヒマラヤは富士山などの単独峰とは違い、全ての山が連なっているので「あの一番高そうに見える山がエベレスト・・・だよね・・・?」と少し不安になりましたが、乗っていた2人のクルーがエベレストはもちろん他の山々も紹介してくれるので、フライト中ずっと景色を楽しむことができました。

2人のクルーが山々を解説してくれる
飛び立った瞬間に見える雪山の存在感が既にすごい
ヒマラヤ山脈
左奥がエベレスト!!
エベレストとのツーショットも撮影成功!!

エベレスト以外の山も高いので、飛び立った瞬間から見える雪山ですらもめちゃくちゃきれいで、本当に感動的な1時間のフライトでした!

記念の賞状的なのをもらえる
フライト後は飛行機の前で記念撮影

マウンテンフライトの注意点

欠航になる可能性がある

1日目はあまり天気が良くなく、「飛ばないかも…」と言われながらも一旦手続きを終えました。待っていたところ、表示板に「天候調査」の文字が…とはいえカトマンズの天気は悪くなかったので期待して待っていましたが、ついに「欠航」の文字が(涙)翌日の便に振り替え、その日は泣く泣くホテルに戻りました。

天候調査からのキャンセル(涙)

振り替え自体は無料でできましたが、その日がラストチャンスだった方はキャンセルして払い戻しの手続きをするようでした。特に雨季は天候が悪くて飛べない可能性があるので、余裕を持って予約した方が良さそうです。
また、私のツアー会社は大丈夫でしたが、参加するツアーによっては欠航になっても往復のホテル送迎代だけはかかるようです。

ツアーが終わったら電話が必要

私が予約したツアーでは、欠航でも搭乗できても迎えのタクシーを電話で呼ばなくてはなりませんでした。現地のケータイを持っていなかったので、航空会社の人や観光案内所の方にお願いして貸していただきました。何とかして自分で呼ぶ必要がありますし、運転手さんとの会話はもちろん英語なので、どこにいつ来てもらえそうか調整が必要でした。

航空会社で直接予約しても良かったかも?

航空会社が指定されていないツアーでは、ツアー会社が航空会社を選ぶので、自分の好きな航空会社を指定することはおそらくできません。とはいえどこの航空会社も内容は大きく変わらないと思いますが、希望の航空会社がある場合は直接その航空会社のウェブサイトから予約し、送迎のタクシーを自分で手配する形が確実だと思います。
私はなぜかツアーに申し込むことしか頭になかったのですが、ツアー会社がやってくれるのはホテルの送迎と航空券の手配くらいなので、航空会社で直接申し込めば良かったな…と思っています(笑)

私が乗ったフライト以外にもマウンテンフライトはたくさんありました

私が乗ったShree Airlinesの予約サイト。

他にもマウンテンフライトを運航している航空会社が。
(Yeti AirlinesとBuddha Airのリンク)

https://www.buddhaair.com/mountain-flights/mount-everest-sightseeing-flight

マウンテンフライトは本当におすすめ!

申し込むツアーや航空会社によって内容などに多少の違いがあるとは思いますが、マウンテンフライトは本当におすすめです!特に雨季は地上からヒマラヤ山脈を見るのは難しいのですが、マウンテンフライトならほぼ確実にヒマラヤ山脈やエベレストの鑑賞が可能です。目の前に広がる雪山は本当に神々しくてきれいなので、乗る価値ありだと思います。
因みにマウンテンフライトの4倍くらいの価格ですが、ヘリコプターでのツアーもあり、ヒマラヤ山脈を眺められるのはもちろん、エベレストに近いポイントなどに着陸して鑑賞できるそうです。次ネパールに行く時はお金を貯めてそれにも乗ってみたいなと思いました!
基本的にはGetYourGuideやVeltraなどのサイトに色々なツアーが掲載されていますし、各航空会社で直接予約できるのでぜひチェックしてみてください!

▼ネパールでのブログはこちら

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