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NVC大学 セルフリーダーシッププログラム 年間プログラム

NVCを学んで5年。組織の中でひとりNVCの実践を行ってきた。
チームでNVCの実践を行い、「関係性」と「自己肯定感」に集中的に意図を持つことでチームは急激な変身、変容を起こした。

その時から ずっと仲間が欲しいと思っていた。
自分につながればつながるほど あんなに強いと思っていた自分の弱さに気が付く・・・
自分というものがどんな状態を 心地よいと思っていて どんなことに恐れているのか。
どんな傾向を持っていて どんな時に自分の思いとは違った反応をしてしまうのか。
どんなことをより多く我慢してきたのか・・・。
自分の紐解きと同時に 一人ではなく仲間と一緒につながりや関係性を持つことで今までの自分より、より強く、より深く学べることに気がついていきました。
でも、一人では心細い・・・怖い・・・進めない・・・
自分が願う世界は壮大なものかもしれない・・・
そう思った時、NVC大学の継続した学びの場が目の前にやってきた。


NVCを深く追求し、共に学ぶ仲間だったら、ほんの少し自分のブラックな部分を開示しても大丈夫・・・。きっと受け止めてもらえるし、ブラックな私の奥にある美しさにも出合わせくれるはず・・・。
そんな期待を持って参加しました。



NVC大学年間プログラムは1年間に3回の合宿があります。
一年間を通してオンラインで学びを深めます。
今回、 京都で春合宿。
初めてリアルで会う仲間ばかりでしたが初めて会った気がしない。以前から付き合いがあったかのようなそんな雰囲気の中、合宿がスタート。
今回の合宿のテーマは「自分とつながる」。
私にぴったりのテーマ。表面的な社会的にうまくおつ付き合いする自分、それができてしまう自分、無意識にスイッチを合わせて、「嫌われないように」「迷惑をかけないように」「協力をする」「含まれるように意識する」そんな自分を手放したかった。

後になってウジウジ・・・
こうすれば良かったあすれば良かった・・・と後悔し、いつもスッキリしない。そんな自分に正直うんざりしていた。
相手に合わせてお付き合いする事は 簡単にできます。でもいつも居心地が悪いんです。本当の自分じゃないのに自分といって偽って、褒めてもらっても全然嬉しくない。
嬉しいふりをするだけ。本当の私を 軽蔑しないで理解して欲しいとずっと思っていました。


合宿のチェックインで、そのことを話そうとすると・・・私の中で抵抗が起きてうまく話せず、言葉が詰まる。ゆっくり深呼吸してやっと声に出せた。
その後に、少人数で今の自分に起きている状態を声に出すことで、やっと自分につながれた。
この 自分につながる丁寧さと配慮、安心の担保に感動。どうせわかってもらえない・・・そう言っては拗ねている私が落ち着いた瞬間。

オンラインではなくリアルだから感じる緊張感。リアルだから感じる非言語で発するエネルギー、それを感じた1日目。
落ち着かないけれど、人間味を感じられて 静かに心が弾むような嬉しさも。
イマココの体感覚、自分の内側に起きていることに時間をかけてつながるワークが始まります。

数歩移動しながら、自己共感や自己表現、他者共感のどれを今自分が行っているかを感じながら識別する。意識的に言葉を選ぶ。

2日目。身体とつながる 自分とつながる 呼吸とプレゼンス。
身体感覚と自分の内側の声に気がつきながら自分を大事にすることと、自己探究。内向さんと外向さんを体の外に出して眺めてみることで自分の中の構造が可視化。
言葉に出して深くつながるダイアズ瞑想・・・心奥の声が出てくることで涙が頬を伝っていく。

3日目。一歩ずつ自分の中で起きている内的な変化に気づき、からだを移動させるダンスフロアー。今まで 無意識に感じていた感情や抑えていた感情を表現をし、行ったり来たり場所を移動しながら自分の状態を確認する。意識することで表現することに意図をもつ。

なんと私は今まで、無自覚に生きているのかが明らかに。
自己表現しているのか共感しているのかすら区別がつきにくく、てこずる。
まさに知識としてののNVCではなく、どのように自分を表現し、踏みとどまり、感情に気がついて感じきる・・・実践です。
怒りと恥のダンスを踏んだ時には、自分では想像していないくらいの怒りをため込んでいた自分を発見する。
「願い」や「悲しみ」を通り越して「怒り」だった。
その「怒り」を安全な場所だから開示できる。
こな場と仲間に心から感謝、畏怖の念を感じた。



チェックアウトで、初めは怯えていた私の内向さんが光り輝く草原をスキップする姿が目に浮かぶ・・・キラキラした草原・・・眩しい。


そのままのありのままの自分がいた。
私がここにくるまでに NVCのエッセンスをわたしに与えてくれた多くの先人たちをもって、イマココの私が、NVCに触れられていること、私自身が差し出してもらった先人からのNVCそのものであることに感謝でいっぱいだった。それ以外はない。
オーガナイザーの剛さん、ゆうこさん、こまきさん、誠司さん。
大事に大事にしていただいた4日間・・・愛そのものだったことに感謝します。

今度は私は 受けとった愛を つながるみなさんに差し出して行きます♡
世界は愛でいっぱいです。

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