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重い十字架:グランドクロスを軽々と持ち運ぶ太陽意識〜凄腕チャネラー三浦さやかさんのホロスコープ:第3回〜

つづきです。


アセンダント天秤座のホロスコープ

この連載では、
三浦さやかさんのホロスコープを読んでいきます。出生時刻はいただいた情報よりも数分前倒ししています。




そうだった!
そのまえにちょっと注意事項。
有料鑑定申し込んでくださる方がたくさんいて、ほんとうに有り難いことなのですが。
今回読んでいる三浦さやかさんの図は、惚れ惚れするような綺麗な図なので、ご本人の許可をいただいて、公開講座というか、短いながらも占星術の教科書を作る感じで、連載記事としております。

しかし、
これは例外中の例外でありまして、

基本的には、
鑑定文を1作書いて、
それで完了です。

質問があれば、お答えするので、
質疑応答を繰り返せば、
長くすることは可能ですが、

わたし自身が自発的に連載シリーズを作ってしまうのは、今回だけであること、どうかご了承ください。


それだけこの図は特別である、ということでもあります。






♡♡





♡♡






では、本題。
このホロスコープ、
グランドクロスができていますね。
天王星-月-木星-土星。






(すこしの誤差は許容しつつ)
おおむね90度ごとに星が並んでいて、
その4つの星を線で結ぶと巨大な十字ができることから、これはグランドクロスと呼ばれるのですが。





90度のアスペクトはスクエアと呼ばれ、一般論的には、吉凶でいえば凶の角度とされます。
それが360度一周全体にほぼ等間隔に配置されているのだから、グランドクロスというのは、大凶です。




しかも、
グランドクロスの一角に月が入っていますね。
月とは幼少期であり、女であり母であり無意識でもありますから、月が組み込まれたグランドクロスなんて、大凶のなかの大凶ですね。
人生のある時期までは、生きてゆくことじたい、そうとう大変なことだったと存じます。




これは、
一般的な意味での『不運』というのとは、ちょっとちがうかな?
ふつうの人には起こらないような特殊というか奇妙な出来事が次々この人にだけは降りかかってくる、という感じでしょうか。




グランドクロスとは90度ごとに星が4つ並ぶ配置ですが、
このホロスコープでは
4つの星はおおむね東西南北にあり、

東=天王星=天秤座終盤度数
北=月🌙=山羊座終盤度数
西=木星=牡羊座終盤度数
南=土星=蟹座♋終盤度数


天秤座/山羊座/牡羊座/蟹座は
『活動サイン』ですから、
『活動サインのグランドクロス』
ということですね、
度数も考慮に入れるのならば、
『活動サイン終盤度数のグランドクロス』
ということになります。



グランドクロスなんて滅多に登場しないので、統計的に確立された見解というのは存在しないのですが。



どんな意味かを考察してみるなら、
次々といろいろな出来事が襲いかかってきて、その都度対処していくしかない、という感じですかね。



前回の講義で話題にした、
アセンダント-ディセンダント-MC-ICの
東西南北のアングルが
『すべて活動サイン』
という人の場合には、
本人が次々と新しいことを始めていく、
目新しい事象に次々飛びつく、
という印象がありますが。




グランドクロスとは、
基本的に『巻き込まれる』ものです。




ね?
道をまっすぐに進んでいくと、
交差点になっていて、
赤信号になっちゃって、
『今はこっち側の道が青なので』
『あなたは進めません』
と言われるわけです。



90度というのは、
真横から横槍を入れるアスペクトで、
だから、本人にとっては、
『自分のしたいことに対して』
不本意な形で邪魔をされた、
と感じられるわけです。



グランドクロスともなれば、
それが4つ組み合わさってできていますからね。
『邪魔ばかり入ってきて』
『何もかもうまくいかない!!!』
ってすぐになってしまいます。



しかも、月は幼少期でしょ??
子どもの頃から、妨害ばかりされて、邪魔ばかり入ってきて、なにをやろうとしても、そうカンタンには上手くいかないのが、ふつう。
そんな境遇だったのではないでしょうか。




月の位置は3ハウス山羊座。
3ハウスは近所とか身近な人間関係、ほかに学ぶこと、旅行すること等。
『身近な』『小規模な』ものが3ハウスで、同じものが『遠大な』『大がかりな』ものになると9ハウスの管轄。



旅行、でいうと、
(正確な境界線は決まっていないのですが)
海外旅行は9ハウスとするなら、
国内旅行は3ハウス、的な分類。
ただ、ちょっとした散歩とか、近所をうろつくことだって、3ハウスに含まれるのですね。
月が3ハウスですから、家のまわりをあれこれ“探検”するのが好きな子どもだったのでしょうか。





また、3ハウスの月を起点にグランドクロスですから、子どもの頃から人間関係はものすごくたくさんあったでしょう。
出くわす大人たちが、それぞれまったく別々のことを言ってきて、しかも大人の言うことを聞きなさい!!!だったとすると、いったいどうすればいいのか。矛盾だらけで困ってしまったのではないでしょうか。



また、
『ちゃんとしなきゃ!!!』
という感覚は、本人の中にも強くあったはずで。
3ハウス山羊座の月に対して
9ハウス蟹座♋には土星。



月と土星は
アスペクトとして180度のうえに、
守護星を交換し合っているのですよ。
月🌙の守護星は蟹座♋
土星の守護星は山羊座
ですからね。
それぞれ相手の守護星の星座にいて、
しかも180度の位置関係。



こうなると、
MC-ICライン(水瓶座-獅子座)に対して
もう一本、
土星-月🌙(山羊座-蟹座♋)の
別の柱を立てているようなもので。



そうすると、
グランドクロスの4つの星は、本来的には等価で対等ですが、
この図に関しては、
南北(土星-月🌙)をメインストリートにして、
東西(天王星-木星)は脇道
という感じになります。



つまり、
『わたしたちみんな』という感覚を大事にして、
(※MC-ICラインおよび土星-月🌙)
『あなたとわたしの1対1関係』は副次的な扱い。
(※東西のアセン-ディセンラインと天王星-木星)



じっさい、さやかさんはそんな人ですよね。自分の読者達をクラスメイトと呼んじゃう感覚。



これも、実鑑定で使える概念ですよ?
この人のホロスコープでは
東西ラインと南北ラインの
『どちらが強いか?』
『どちらを優先した生き方をしているか??』
さやかさんは南北タイプで、
月と土星がMC-ICを強化する役割を果たしている、ということです。




※※※※※※※※※
ちなみに、
わたし(ミミィ)は東西ラインが強いです。
愛する彼女に宛てたラブラブポエムを毎晩毎晩書きつづけて、気がついたら3年経っちゃった、とかのムチャクチャなエピソードがあるのも、根底に東西ラインを重視する生き方があるわけですね。

南北には、すこし度数の緩い冥王星-火星があって、わたしにとっての南北ライン(=自分の所属する集団)は、ハードトレーニングの場所、という感じになるのです。

じっさい、このホロスコープ鑑定だって
『みんなと仲良くなりたいから』なんて要素はすこしも無くて、毎回毎回、ちゃんと原稿が上がるか、ほんとうにヒヤヒヤさせられます。

かわりに、東西ラインでは毎晩毎晩甘ったるいポエムをしたためたら、それを夜毎、欠かさず読んでくれる彼女がいる、というわけですね。
※※※※※※※※※






これは余談になりますけど。




さやかさんは
『あなたとわたしの2者関係』
(東西ライン)よりも
『わたしたちみんな、という集団性』
を重視した生き方をする人。



でも、だからといって
1対1の人間関係がないはずはないので。そんなときにこの人は、
強いか弱いか?
といったら、
圧倒的に強いです。




わたしたちの世代は、
(※大雑把に言って、実鑑定に登場してくる、いま生きている人々の世代では)
トランスサタニアン、すなわち、
冥王星-海王星-天王星が、
ホロスコープ1周360度のうちの
どこか特定の1箇所に集まってしまっており。

(※1966-1993年のあいだの生まれなら60度以内、そこから外れても70度とか)
(※2025年に120度になります)

それが
東側に集まっていれば、
『本人が強い』し
西側に集まっていれば
『相手が強い』
(=本人は弱い)。



さやかさんは東側に密集ですからね、
『強い人』です。



これでアセンダント蠍座だったりしたら、
もはや手に負えない凶暴さですよ?
(冗談ですが)



ただ、
強いとはいっても、
自分の強さを自覚していないうちは
『出る杭は打たれる』の理屈で、
子どもの時分ではむしろ、
いじめられていたかもしれません。



それでも、
ひとたび自分自身の強さを自覚したなら
他人に侮辱されることも、
軽んじられることもない、
ボスとか頭領になれる配置です。

(※盗賊団のボスでしたっけ??笑)




※※※※※※※※※
ちなみにわたし(ミミィ)は、
東西で見ると、
『どちらかといえば東』という程度ですが
それでも、
人間関係を減らすと決めてからというもの、他人を寄せ付けない強さを身につけることができました。

(さやかさんの)
アセンダント=天王星を中心に
両翼に冥王星と海王星を備えた配置なら、
その気になれば、
無類の強さを発揮できることでしょう。



また、わたし(ミミィ)の場合は、
南北でいうと南側なのですが。
(とくにMC=冥王星であり強烈)

自分自身の実感としては、
南側=パブリック、公的
北側=プライベート、私的
としたときの、公的な要素が強く出ていますね。
具体的には、
身近な相手に対しても、
グダグダな内輪ウケの話題は出さず、
身近な人から受けた依頼であっても、
仕事とあれば、
ほんとうに全身全霊でやります。
(※この原稿)

考えてみれば、
身近な人からホロスコープ鑑定を依頼されたときに、
鑑定文を教科書にしよう!
なんて考えることじたい、私的なものさえも公的にしてしまう、ということなのかもしれない。ならばプライベートでは寝てばかりいる人物でも、それで問題ないような気がしてきた。
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出生のホロスコープに
まさかのグランドクロスがあって
しかも月🌙が含まれる配置。



これは、
生まれながらに苦労することが宿命づけられている配置と言えますが。




グランドクロスを構成している
スクエア(90度のアスペクト)とは、

矛盾に直面させられる、
という意味であり、
同時に、
その矛盾は克服できる、
ということでもあります。




子どもの頃から、
矛盾だらけの境遇に放り込まれたら、
それはそれは苦労させられることでしょうし、、、、



正直言って、
若いうちに命を断ってしまっても、人生を棒に振ってしまっても、まったく不思議ではない配置ではあると思います。



しかし同時に、
星の配置がこれほど明確な意志を伝えているということは、言い換えれば、よほど強力な守護神に守られている、ということでもあり、

過酷な境遇にもかかわらず、
本人は平気で生き抜いてしまい、
逆境から抜け出す頃には、
すっかり成長して、
ものすごく強いひとになっている。

そんな展開も
じゅうぶんありえますよね。




逆境は人を成長させる、だとか、
若いときの苦労は買ってでもせよ、とか。
あんまし知ったふうな口を利くのは避けたいのだけれど。



この図を見ていると、
『ものすごく苦労させられます』
『しかし本人は平然と切り抜けます』
という、
二重構造の二枚分両方が透けて見えるというか。




こうなると、
運命は決まっている、とか、
どんな人生を辿るかは本人が自分で決めてきた、とかの
スピリチュアル界隈でまことしやかに語り継がれているそれは、
(あたしは元々そーゆーの大嫌いなんですが)
どうやら本当のことだったんじゃないかと。




月はもともとは本人の弱点ですから、
弱点である月に対してスクエアやオポジションにある、天王星、木星、土星が各方面から次々襲いかかってくるとすれば、それに対して月は無力ですから、それはそれは過酷な境遇になってしまうのですが。



しかし、
しかし、
しかし、
しかし、
もしも、月を成長させることができて、
天王星や木星や土星と
『対等な立場にまで成長させる』
ことができたとしたら?





とくにマドモアゼル・愛先生などが代表的だと思いますが。
占星術界隈には
『月で生きるのをやめて』
『太陽として生きなさい』
という訓話があってですね。



無意識に流される生き方をやめて、
自覚的に主体的に生きなさい、
ということなのですが。



松村潔先生が好んでグルジエフから引用する『自己想起』というやつも、
占星術に拠って説明するなら
月から脱出して太陽に到達するためのもの、ということになります。
無意識を克服して、
意識的に生きられるようになるための。

(※難易度高すぎなので他の方法をおすすめしますが)



そうして考えてみたとき、
このホロスコープでは、
月:第3ハウス山羊座終盤度数
に対して
太陽は第10ハウス獅子座終盤度数
にあって、
角度としては150度なのですね。



150度というのは、
訓練とかトレーニングとか修行です。
山羊座から見ると獅子座というのは
(獅子座から見ると山羊座というのは)
もっとも相性が悪くて
扱いにくい相手ですから。

それを両立できるようにする修行。




山羊座の月からすれば、
『ちゃんとやらなくちゃ』というのが
大事なテーマになっていて、
しかも月というのはそのことに無自覚。



それに対して
獅子座の太陽というのは
もっと自己主張してもっと自分らしくもっと輝け✨✨✨
という、
なんというか、
こんにちのふわふわしたスピリチュアルの要点を要約したような存在なのですが。



このホロスコープの持ち主にとっては、
だから、
『とにかくちゃんとしなくちゃ』
という、こせこせとした振る舞いから抜け出して、自分自身を堂々と自己主張できるようになりなさい。
それが
無意識から脱出して、
ほんとうの自分自身になるための道です。




しかも、
月=3ハウスに対して
太陽=10ハウスですからね!

『近場だけでちいさくまとまろうとしないで』
『外に出てゆきなさい!!!』

こんな指令も同時に受けていることになります。





はたして、
アシュタールさんのチャネラーになってからというもの、
アシュタール、というワードを検索しただけの初対面の人も次々集まってきてしまうようになり、、、、






アシュタール、という名を冠した高次元存在はじつは多くいるらしいので、
アシュタールらしく、とか、
アシュタールの名に恥じない、とかを
背負わされることは無いでしょうけれど。





かわりに、
チャネラーとしての実力だけは
常に厳しく問われることになりました。




もちろん、アシュタールさんのチャネルを始めたこと以外にも、たくさんの人生経験を積んできて、たくさんのエピソードをお持ちでしょうから。

ここではひとつの象徴として考えてみましょう。アシュタール氏の思考を受信して言葉に換える、チャネラーという肩書きを背負わされても、その重さに押しつぶされることなく、平然と、アシュタール氏のチャネラーでいられる強さこそが、
まさしく10ハウスの太陽、
ということなのですね。
スピリチュアル界隈では、チャネラーというのは、花形の職業といっても良いでしょうからね。獅子座的な華やかさもじゅうぶん体現されていると言えますね。




10ハウス獅子座にある太陽の、
『太陽意識を存分に生きられる』
ようになると、
月に振り回される生き方からは卒業できるし、
そうなると、
月は天王星や木星や土星にいじめられている、というよりは、無意識のうちにも(=月)彼らを(=天王星木星土星を)使いこなしている、という感じになります。



これを具体的にいうなら、
さやかさんの元に集っている面々は、
それぞれ性格もちがうし、
生きてきた人生もちがう。
まぁ見た感じみんなお上品ですけど、
あえて誇張した言い方をするなら、

彼女の元に集まってきた得体の知れない有象無象たちを、怖がりもせずに、詮索もせずに、仲間として受け入れることができるのは、

『月が強いから』

なのですね。



幼少期には過酷な境遇をもたらしたであろう月が、苦難を乗り越えたあとの彼女にとっては、天王星や木星や土星を従える強さ、として機能します。


変なシチュエーションに置かれたとしても動揺しないし、だから変な人をお仲間に迎え入れても苦痛じゃない。



だいたい、あたしなんて、面と向かってアシュタール氏の悪口を言ってますからね??!?
そんなことをしていて、出禁にならないなんて、まぁこの世でさやかさんのところ以外に無いんじゃないですかね??



逆にいうと、
あたしが所属している感じになっているのは、さやかさんのところだけです。
仲間内でワイワイやろうよ、的な企画があってもわたしは基本的に参加しません。

大本教について、出口王仁三郎について教える藤原直哉先生の講座がとても面白いので、2ケ月に一度上京して授業を受けるのですが、終了後の飲み会には参加したことがありません。みんなでダラダラ過ごすのがニガテなのですね。

また、わたしはかつて、占星術うさぎの穴、という占星術サークルを主宰していたのですが、授業はできても、会を運営する能力に乏しく、けっきょく事実上の休会状態になってしまいました。



そんなわけで、
こんなわたしが自主的に加入している集団は、さやかさんのところだけ。
そんなことが可能になることじたい、
さやかさんの懐の広さが伺えます。



そうして、
人生の初期に苦難をもたらしたものと、
いまの彼女に度量の深さを与えているものは、占星術的には、同じものだったりするのです。

月が組み込まれたグランドクロス。
月から150度の位置にある太陽。







♡♡





♡♡




ところで。



現代の占星術では、
基本的10天体のほかに、
キロン、という小惑星も加えて読むことが流行りつつあるのですが。


このホロスコープでは
キロンは木星の近くにあって、
だからグランドクロスの一部でもあります。
月とキロンが90度だなんて、
心の傷に刃物を刺すような配置ですが、、、、



太陽意識を獲得できて、
『無意識のうちに月に操られる』状態から卒業できたならば、
月とキロンのアスペクトだって、
月をキロンが刃物で刺す、ではなく
月がキロンを癒やす、という使い方ができるようになります。



(※小惑星キロンについて、わたしはあまり詳しくはないのですが。心の傷とそれを癒やすことをテーマにした小惑星とされます。グランドクロスの一角を構成しているので少しだけ話題にしてみました)





♡♡





♡♡




グランドクロスに月が巻き込まれている配置なので、幼少期にはたいへん苦労させられたでしょうけれど。




逆境のなかにずっといれば、
逆境の“扱い方”もおぼえてしまうし、
逆境から抜け出す頃には
すっかり強さを身につけていて。




太陽意識を身につける頃には、
グランドクロスを手懐けることだって、
できるようになっているわけです。




ほんとうに良くできたもので、
太陽はグランドクロスに対して、
睨みの効く位置にありますからね!

太陽(獅子座終盤度数)から見て

天王星(天秤座終盤度数)=60度
月🌙(山羊座終盤度数)=150度
木星(牡羊座終盤度数)=120度
(キロンも同じく120度)

土星(蟹座♋終盤度数)=30度
(※30度のアスペクトは通常はカウントしません)



ちょっと付け加えると、
太陽はアセンダントに対して
だいたい60度なんですよね。
ディセンダントに対してなら120度で
つまり東西ラインを“調停”する位置。



話を整理すると、
太陽はグランドクロスに睨みが効く位置にあって、アセンダント-ディセンダントとも親和的。
とすると、太陽意識を獲得できれば、
だいたいのことはうまくいく、
ということになります。



グランドクロスの重みに苦しめられるか、
それとも、
グランドクロスを手足のように使いこなして自分らしい人生を送れるかは、
太陽意識にかかっていることになります。




太陽意識を獲得できれば、
じゅうぶんな強さを持つことができ。
逆に、
太陽意識まで到達できなければ、
月は非常に過酷な抑圧の下にあるので、
人生は苦しいままでしょうね。




無意識のままで、世間に流されてゆくだけの人生を送るよりかは、
主体的に、自覚的に生きられるほうが良いのは誰にとっても共通のことであるはずで。
だから、
『太陽意識の獲得』は、
本来、だれにとっても
重要な課題であると言えます。




このことを
別の角度から説明するなら、、、、
(※久しぶりにグルジエフ水素を交えて説明しますね)

月🌙に支配されるだけの無意識人間とはH48人間のことで、彼らはじつのところただの哺乳動物です。
太陽意識の獲得とは、つまりH24への道を歩むことを意味します。無意識の、自分では自覚できなかった部分を、少しずつ、少しずつ自覚できるようになってゆき、いわば自分で自分を知ってゆくプロセス。これは、そっくりそのままアセンションへの道でもあります。

『人間は考える葦である』
というむかしの哲学者が遺した格言がありますが、ほかならぬ自分自身のことさえも自分で考えることができずに、無意識のままで世間に流され、みんなと同じであることだけしか求めないのならば、それは考える葦ではなく、その人はただの雑草です。



月=無意識に流されるだけの生き方しかできないのなら、その人はただの哺乳動物であり、ただの雑草にすぎない。
屠殺されるか、草刈りされるか。




言葉のその真の意味において
『人間である』ためには、
占星術的観点からいえば、つまり、太陽意識の獲得は、絶対的に必要不可欠なプロセスです。




月という無意識に流されるのをやめ、
太陽意識、すなわち
『わたしはわたしである』ことを
獲得するプロセスは、
場合よってはものすごく難しく。
無意識に流されることの気楽さに誘惑されてしまって、そこまで到達できない者も多くいる。



しかし幸か不幸か、
このホロスコープのこの配置の持ち主は
無意識の気楽さのままでいることを
許されなかった。



グランドクロスの過酷さゆえに。




わたしがこのホロスコープを
『惚れ惚れするほど綺麗な図』と
絶賛するゆえんです。




太陽と月の関係は、
本人と配偶者との関係でもあり。
(※太陽=男性、月=女性)
女性の場合は、自力で太陽意識を獲得しようとしなければ、太陽とは旦那のことを意味するようになり、それが月である自分と150度なら、結婚生活によって厳しく鍛えられる、という意味になるわけですね。

さやかさんが旦那の愚痴を言いまくったり、離婚をほのめかすようなことが無いのは、太陽意識をすでに自力で獲得できており、旦那に依存していないからです。



【つづきます】



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#西洋占星術
#ホロスコープ
#三浦さやか
#板谷ミミィ

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