ヒーローはいる、とそう思わせてくれるような

映画の感想でも少しだけ書いておく。

この映画は私にとってある意味特別な映画の1つであり、なんなら私の知り合いもエキストラで5人ほど(笑)出演している。

この映画を見たら、なぜか天気の子を思い出した。
何かしらを抱えている女の子。それを救うために、まるで運命だったかのように現れた1人の男の子。

2人は絶対に惹かれ合う。


天気の子のストーリーはご存知だろうか。主人公の女の子が救われた代わりに、世界にはずっと雨が降り続ける状態が続く。
主人公の男の子は、世界を救うことより自分が好きなたった1人の女の子が幸せになることを選んだのだ。

この『砕け散るところを見せてあげる』という作品も同じだ。誰よりも好きな女の子のために、主人公の男の子(中川大志)は、全てのものを捨てていくかのように感じてしまった。

正直この映画のストーリーは明るくない。グロいし。いじめの程度も深刻だし。本当に心から最低だと思ってしまうような人間も出てくる。

なので「良い映画だった」と思ってこの映画の感想を書こうと思ったわけでもない。

ただ、人は愛のために全てを犠牲にして.....全てを捨ててしまえるものなのだなぁ、となんとなく思っただけだった。

ラストは「壮大な愛に包まれる」という表現は確かに間違ってはいないし、主人公の女の子にとって中川大志演じる男の子の存在はまさしく「ヒーロー」だっただろう。それだけでもなんだか報われる気がする。

でも、幸せなのは当事者2人だけで、周りの人はどんな気持ちだったのだろうか....と考えてしまう私は、非現実的な愛に興味がないのだろうな。





もう書く気がないとかいう感じなので、ここらで締めの言葉を。

ここから2週間、怒涛のような忙しさになる。今が勝負どきだ。早くテスト終わってくれないかなぁ。




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