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人間万事塞翁が馬。結果オーライのぶっちゃけ話。

12年ほど前に
クラシカルホメオパスの資格を取りました。
同じころに、温熱刺激療術師の免許を取りました。

どちらも何年間も勉強して取りました。

それから数年は、その両方の資格を持って
小さな子供を持つお母さんたちに
「Home Remedies講座」というのをやっていました。

ホメオパシーも温熱療法も
どちらも素晴らしい自然療法で、
私は大好きで素晴らしい効果効能(を語ってはいけないと言われていても)を持ち、
その結果は自分自身が体感しているので
実感を通して語れますし、
何より薬に頼らずに育児をしたいと思っておられるお母さんたちには
気に入ってもらって
たくさんの方に受講してもらっていました。

そこへ入って来たのが、ある健康飲料でした。

最初、それを伝えてくれた人たちは
その製品のことを何もにおわすこともなく仲良くなりました。
私がその頃主宰していたスペースで
自然つながりで、
マクロビオティックの料理教室をしてもらいたくて
ある先生の料理教室に参加したときに
声をかけられて
ブログのフォローをしてくれたことからのご縁。

私は、その健康飲料のことなど知らず、
今から思うと、馬鹿が付くほど単純に
私自身に興味を持ってくれたのだと思い込んでいました。

そのお友達になった人の紹介で
宝地図講座に誘われて参加しました。
その頃の私は
主宰しているスペースの活動を広げるのが楽しくて
誘われたらなんでも参加する、と決めていました。

その時の宝地図講座の会場が
健康飲料の会社の会議室で
そこかしこに製品のPRなどのポスターなどもあるし
製品も置いてあるのに
ほんと私ってバカで、何にも見えていなかった。
なんでこんな場所を借りてるのかなと、少し不思議に思っていた程度でした。

一緒に宝地図を作っている人たちが
年配の男性なのに
「ブラックパールが…」などと夢を語るのを
「なんのこっちゃ」と思いながら、全く興味も持たずに聞き流していました。

その会社がネットワークビジネスの会社だとわかったのはだいぶ後のこと。

ネットワークビジネスと言えば、アムウェイとかミキプルーンとか
知っている会社もあったけど
大体興味がないことにはまったく無頓着な私は
その会社がそうだということ、
だから熱心に誘われているということにも
まっっったく気づいていなかった。
ほんまに鈍い。

で、なぜか、突然、その友達?の友達が私の仕事を手伝ってくれたり、
スペースに遊びに来てくれたりするようになり、
ある時、私にとっては唐突に
その飲料の仕組みの話を聞かされた。

まあ、良さそうやん?って感じで
とりあえず会員になって飲むことにした。

そこから、何がどうなって
私はあんなに4年以上も、ネットワークビジネスに一生懸命になることになったのか。
気が付けば、ある程度の組織ができて
ある程度の昇格をして
みんなで東京に行ったり
報奨旅行で海外に行ったりもした。

その飲料自体は、本当に良いものなので
今も会員として飲み続けている。

そもそも、私は体を癒す、ということを
自分の仕事として選んで
ホメオパスや温熱療法の仕事をしてきて
その延長線上で見たとき
本当にこの飲料なら身体の中から癒すことができる。
ホメオパシーはエネルギーに働きかけ
温熱は皮膚から体内に働きかけて体がぽかぽかになり傷が癒える。
ジュースは体の中から働きかけ、細胞を修復する。
もう、私にとっては、三種の神器ともいえる★と真剣に思ってやっていた。

今は、そこにアロマの精油が加わって、四種の神器が
私の家族を癒してくれて、もう10年以上薬いらずの日々を過ごしている。
そのアロマの精油もネットワークの会社が作っているが、
私は会員になってただ愛用している。
もうネットワークはビジネスにはしない。

ネットワークの製品は素晴らしいものが多いとよく言われるが
会社によるが、確かにそう言えるものも多いなと感じる。

ネットワークの仕事は、4年半ほどやって、
ある時、もう無理だ!と心が折れた。

私は、何においても
良いものをかぎ分ける鼻がきくと自負している。

だから、ネットワークであろうが、高かろうが安かろうが
自分で選んだ良いものは、とにかく良いのだ。

ただ、私はボディワーカーとして
人の体を癒すのに、その飲料も素晴らしいものだと思って
私がしている仕事の延長線上で、さらにクライアントの役に立つものとして
その飲料に興味を持って、
知れば知るほどそのすごさに惹きこまれ
熱心に人に勧めるようになった。

そこに、コミッションや褒賞のことが絡んでくるようになり
ある意味、周りの熱にほだされるように
私自身も、その活動にのめりこんでいった。

最初は、本当に純粋にその飲料の良さを
ボディワーカーとして、心から良いものと伝えていたせいか
どんどん広がっていった。
私自身、すごく楽しく仲間が増えていく状態だった。

どこからだろう。
多分、その活動にまつわるコミッションの話や
仲間を増やしていく活動の中で
ネガティブな反応をする人が現れ始め
キラキラと活動していたところに影が差し始めた。

でも、走り始めたらなかなか、止められないもの。

少しずつ、少しずつ、
ズレが生じてきたことを自分自身、なかなか認められなかった。

そして私の中に、もう抱えきれないくらい
私以外の誰かから見た私へのネガティブなイメージに耐えられなくなっていた。

ネットワークをやっている人。

今も、その頃の自分を顧みると、古傷がうずく気がする。

そんなつもりじゃなかった。
本当に良いものばかりを紹介して来たはずだった。
どれもこれも良いものばかりなのに。

結果、オットとはそれまでしたことがなかったような
憎み合うほどの喧嘩を繰り返す日々。
そして、ホメオパスも温熱療術師も辞め、
主宰していたスペースも手放した。

何もかも、イヤになってしまったのだ。

辞めてしまうまでの私は
なんとか自分の組織を広げようと
好きでもない「交流会」なるものに名刺を持って参加し、
たくさんの人と話し、
ほかの人たちの、興味のない話をたくさん聞き、
飛び込みで鍼灸院やいろんなお店で話を聞いてもらい、
とにかく「営業」を必死でやっていた。

それが夢を叶えることにつながる、と思っていたのだ。

その会社のセミナーでは
報奨旅行に行ったアップラインの華々しい様子を見せられ
話を聞き、
どうすれば組織が伸びるのか
伝わる話し方
強いマインドづくり
リーダーシップについて
常に学び続けていた。

それらのことは、その活動をすっぱりと辞めてしまって
今の会社に就職し、1教室を任される仕事に就いてみて
本当に役に立ってはいる。

でも、引きこもるほうが好きで
花や虫や月に向かって話しかけている方が好きなくせに
とにかく人に会いまくって
飛び込み営業までしていた私に

アップラインが言った言葉で
もうこれ以上はやりたくない。と心が決まったのだった。

それは
「あなたは、自分の組織に光を当てないで、自分ばかり光っている。
だから伸びないのよ」

という一言だった。

元来、素直な性格なので、
人から言われたことは、そうなんだ、私が悪いんだ、と鵜呑みにしてしまう。

それまでにも、その言葉は何度も聞いてきたけど
一体、どうすればいいのかわからなかった。
グループのみんなのために、身を粉にしているつもりなのに、
これ以上どうすれば?とずっと思っていた。

でも、最後にそれを言われたとき、ピキッと音がした。


「もう無理。もう嫌。否定されたくない。
だって、光ってしまうんやから、しゃあないやろが~~~~~!!!」笑笑

あなたがいくらアップラインで
いくら年上で
いくらすごいコミッションをもらっているとしても
私はもう、あなたの下にはいたくない。

私なら、そんな風には言わない。

ま、そんなわけで、
そこから何を言われても、
一度も顔も出さず、グループもほっぽって
ただの愛用者になった。
飲み続けたいのは飲み続けたいから。

まあ、会員もやめて、メルカリで買ってもいいのだけど
別に会社に恨みはないしな~って。

そして、その活動のお陰でいろいろ失いました。
友達も何人か失ったと思う。
連絡してないからわからないけど。

もともと、ひきこもりやから誰にも会わなくても平気なんで
友達失っても
べつに何ら変わりはないかな。

ま、良かったのは、オットは失わなかった。
オットとは、その後、結婚の再契約をして
それまで以上に仲良くなりました。

オットは、その時思ったんだそうです。
今後は、mimozaがこれがいい、って言うことを
すべて受け入れようって決めたって。(あ、ノロケか?(笑))

ボディワーカーだった私から
ネットワーカーになり
今、サラリーマンになって
もうすぐフリーターになる。

目まぐるしい10年ほどでしたが
思い返せば
何をやるにしても、めっちゃ一生懸命。
精魂込めて仕事をして来たなってこと。

嫌われようが、ネットワーカーをしていた時も
とにかく精一杯、やりきったよな、と思います。

今、サラリーマンも全力でやってます。

そして来年の7月からは、フリーターを全力でやるのだ☆

なかなか
ネットワークビジネスを精魂込めて仕事としてするなんて
皆がすることではない。
それを経験したから語れと言われれば語れます。

こうしてnoteに書くネタになってる、ええやん🤗
何でも経験って大事ね★

だけど今も思い出すけど
その健康飲料の会社の活動で出会った仲間って
本当にいい人ばかりだった。
今でも会いたい人がたくさんいる。会わないけど。

そして、みんなで遊んで仕事してあちこち一緒に旅もして
大人になって、こんなに楽しいって、ないよな~~!!って思ってた。
その仲間と離れるのは寂しいなと思った。

でも、それでも、もう十分やったから、もういい。

温熱療法の仕事も
組織の体制が古くて
私には窮屈だったから辞めてよかった。

なんだかんだ、色々やってみたけど
私は今の私の状態が、非常に気に入っているから
凡て結果オーライ。
結局、いっぱい資格とか肩書あったけど、全部なくなっても
人間万事塞翁が馬。ってはなし。

ここに至るまでの私の数年間のぶっちゃけ話でした。

長々と書き連ねに
お付き合いいただき、恐縮です😝


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