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The meaning of life大阪


2024.04.17

COOL JAPAN PARK OSAKA

大阪

早いもので2月からスタートした
ツアーも残すところあと
東名阪と沖縄だけ

今まで小さなライブハウスが
しばらく続いていたが
ここは昨年のクリスマスライブ
でも使用していた比較的大きな
ホールだ


小さい箱の距離感もすごく良いのだけれど
今回ホール公演は指定席なので
荷物の心配もいらないし何より
余裕を持って会場に行ける
ありがたい

フラスタ企画はここ大阪と東京
今回のツアー初のフラスタ披露
だったのでドキドキしたが
とっても可愛く出来上がっていた


座席は5列目だったけれど
限りなくセンターに近く
傾斜がある会場なので
丁度お立ち台に上がったyamaさんと
同じくらいの目線になれる
すごく良い席だ!

隣は台北にも一緒に行ったYちゃん
広島宮島観光してくれたAちゃんと
横並びだ
特にYちゃん別々にチケットを
取っているのに
なぜか連番が多く、今回のツアー中
半分くらいはお隣の番号だ

もはや抽選とは…となってる
(楽しいからいいけど!)

隣に座った制服姿の女子高生が
「楽しみ!」と嬉しそうにしているので
話しかけると、
「あの…アクキーがダブったので
交換してもらえませんか?」
と声をかけてもらった。

若いyamaさんファンが
増えているのが嬉しくて
手元にあるありったけの
ガチャガチャを半ば押し付け
たりしているうちに開演時間だ

さあ!始まります!

血流

オープニングSEに合わせて
バンドメンバーが登場
スクリーンの前に1人一つずつ立つ 
シルエットになってかっこいい!!
血の流れみたいな映像がカッコ良い

偽顔


お立ち台に上がって歌う
今日のyamaさんなんだか
すごい気合が入ってる
サビでピョンピョン飛ぶ
この曲で飛ぶのが定番になると
いいな

「大阪よろしく!」

Moonwalker


イントロで両手をあげて手拍子

「かき鳴らせメーデー!」で
お立ち台に上がって歌うと
客席から歓声があがる
すごく盛り上がっていて
嬉しかったのか
曲の終わりにイケボで
「ありがとう」

MC
「The meaning of life 2024大阪
来て頂きありがとうございます!

きょうもソールドアウト!
ありがとうございます!
後ろの方も見えてますよー!」
(二階席に向かって手を振る)


灰炎

久しぶりのホール公演で
後ろのスクリーンの演出を見たけれど
映像と音がリンクされていて迫力がすごい

背後からカッと照明が当たって
シルエットになったところからの
明るくなり、マイクスタンドから
マイクをもぎ取りお立ち台に
上がったyamaさんが

「風ーーー!」

と歌うところ本当にかっこいい!

日々


めっちゃクールに歌い出す

yeah!のところでマイクをこちらに
向けてくれるyamaさん
両手はゲッツの形をして
前に出す

どこから来たのかこのポーズ
私もわかんないけれどなんとなく
そうなってた
yamaさんが真似してくれるの
本当に嬉しいな


この曲も照明とのリンクが
すごくかっこいい

Slash


ホールならではの音の迫力
イントロから観客は釘付けになっている

最初のサビ
「最初から」
でカッと照明が明るく
なってみんなが一斉に手を上げる
そして、

「こぼれ落ちそうな…」
の消え入りそうな声からの

「いまむかえにいくよ!」
芯のある声がめっちゃバチーン!
と決まった!

Oz.


最初の優しく語りかけるような歌声
今日のホールは少しだけ
エッジが効いた音に聞こえる

徐々に後半に行くに従って
熱量を帯びる演奏と歌

ただ聴いているだけで何だかすごく
胸が熱くなってきて
泣いてしまった

歌詞とかメロディーとか
そういうのじゃなくて
yamaさんとバンドメンバーが
紡ぐ歌そのものに

激しく心を揺さぶられた 

独白


今回も大好きな独白だ

今度は歌そのものと
歌詞が作る世界が本当に自分に
当てはまっていて

この曲を聴くとまるで
眩しい存在のyamaさんを前に
汚れた自分を懺悔しているような
そんな気持ちになる

「ぼくはここでぼくで生きる
ずっと」


の優しさと強い意志に
汚れていると感じているのは
もしかしたら自分だけじゃなくて
yamaさんも同じように悩み
苦しんでいるのかもしれないなって
思えるようになってきた

沫雪

サビに入った時に背景のスクリーンに
沫雪が降り始める

その映像を見るとこのツアーの第一歩
青森に降り立った時の凛とした空気や
綺麗な青空

その時の期待している気持ちとか
思い出してまた泣いた

曲の終わると後ろにいた男の人が
思わず
「うーーん!いいねぇ!!」と
小さい声で唸っていた

すごくわかる、そして嬉しいと思った

愛を解く


「手放したっていいさ」で
手首をクイっと上に向けて上げる

みんな手を上げて手拍子

yamaさんは上手の方から
ステージの端に向かって
歩いて来て歌う

コードが引っかかって
なかなか前に進めない 
でも一生懸命みんなに近づいて 
歌おうとしている

今回真ん中だったので
観客席も比較的よく見えた

みんなもその気持ちを受け止めて
いるのがわかる


曲が終わり、スタンドマイクを
出そうとするが
暗闇の中なかなか出せないyamaさん
もそもそしている中「がんばれー!」
「可愛いー!」と声援が飛ぶ


MC

(ちょっと照れながら)
「元気ですか?」
「ここでバンドメンバーの紹介を、したいと思います」

「バンド仮面が新しくなりまして、
…バンド仮面⁉︎」(会場、笑)

勝矢さん→指ハートする
ヨッシーさん→ほっぺにハート
半田さん…なんか笑いが起きる

yamaさん
「今日なんかみんな緊張してるのか
フワフワしてますね!」

半田さん「音は絶好調なんだから!」

yamaさん「コレさんはどうですか?」

コレさん「ジャッ!(ギターで返事)」


yamaさん
「ええ?なんて!!??
コレさんは、どんな調子ですか?」
コレさん「どんな⁉︎」(また雑なフリにびっくり)

yamaさん「関西弁で言うと?」
コレさん「めちゃくちゃ調子ええで!」

yamaさん「(マネして)めちゃくちゃ調子ええで!」上手いなぁ!

コレさん「箕面に住んでたことあるからね」
(意外!そうだったんだ!)

yamaさん「この愉快な仲間たちとお送りします」

「後半戦まだまだ行けますか?」
(ワーっ!ヒュー!の歓声)
「『なんか会場も大きいし自分は
出さなくてもいいや』なんて思ってない?」
(歓声更に上がる)

ストロボ


背後からチカチカとストロボのように
照らされる照明に
激しい音と刻んだリズムの連打
過去に戻っていくのか
未来に進んでいるのか


「壊れそうな光も
確かな証明のはずだろう?」

に色んな感情がこもっていて
思わず手を差し伸べる

イノセント


このライブ中いろんな曲で
何度も何度もyamaさんは
歌いながら手をこちらに向けて
伸ばしてくれる

私もyamaさんに向けて
手を差し伸べる

こうして同じ時間を過ごしていると
音楽を通して繋がっている気持ちがして
来てよかったなって、また涙がでてきた

このツアーが終わって
過ごした3ヶ月を思い出した時
きっとこのシーンを1番に
思い出すんだろうなぁ

あるいは映画のような


イントロでシルエットになったま
yamaさん側がお立ち台に
乗って「カチャ」の後 
バッと証明が明るくなる
両手をあげて手拍子をする

間奏の半田さんのソロ
ノリノリだ
勝矢さんも
めちゃめちゃサービス満点
たっぷり弾いてくれる

色彩


みんな手を叩いたり
手を上にあげたり
yamaさんは前後に首を出して
リズムをとって歌う

この時も上手から下手まで移動して
客席一人一人を見て歌うyamaさん

ステージの上からはどう見えてるのかな

麻痺


「キタキタキタキタ!!」

思わず隣のYちゃんに
呟いてしまった
とにかく会場の熱気がすごい

「後半行けんのかゴルァ!!」
yamaさんがめちゃくちゃマイクで
オラついて煽ってくる

それくらい盛り上がっていた

それに応えるようにみんなの声も
大きくてやっぱり人数が違うと
観客の熱気の迫力も違うのか

ものすごい熱気であっという間に
通り過ぎていった

ハロ


会場の熱は最高潮
みんなイントロから
「ハイ!ハイ!」って声もする

yamaさんはそれに合わせて
最初マイクを持っている右手を
あげていたんだけれど
楽しくて仕方ないみたいに
左足もピョコンってあげて

まるでエアロビしてるみたいな
ダンスになった

(何これ!!可愛い!!最高!)

ふと我に返ったのかちょっと
照れてる様子がまた可愛い

yamaさんは客席に向かって
手を振ったりしながら歌う
これは目が合った子は
嬉しいだろうなぁ!


そしてみんなで大合唱だ
本当に楽しい!!

「元気だろぉなぁ!!」
私の大好きなオラつくyamaさん
第二弾もしっかり脳裏に焼き付けた

MC


「いやー…本当に早い

次が、最後の曲になります」

「えーーー!!やだーーー!」
の声多数。
しかも止まない

「ねーーー。」(かき消される)

(両手を肩の高さまであげて
みんなの声が止むのを待つけど
なかなか止まない)

「やっぱり大阪はヤジが多いな…
普通なら1分もあれば止むんだけど…
(まだ続く「やだー!」の声

腕を組んで待つ先生のポーズをする
yamaさん

「なかなか終わらないから
『みんなが静かになるまで何分
かかりました!』て言う
先生みたいになっちゃうじゃん!!
観客笑い

本当に早いです。
前ならライブの途中で
『まだあと何曲ある』とか
『やっとここまできた』とか
思っていたのに…
今は本当にそんなこと考えない内に
『え!もうあと一曲なの?』
という感じで…
本当にあっという間です。


『The meaning of life』という
ツアータイトルは
最初はライブが苦手だった自分を
追い込むためにつけた名前だったけれど

今となってはライブが楽しいと感じるし
自分を人間的に成長させてくれている
と思っています。

そしてこうしてみなさんとともに
時間を過ごせるのがとても幸せだと
感じます


みなさんもずっとライブにいられる
訳じゃないから、こうしてここで
エネルギー交換をしてまた日常に
戻った時に、少しでも
『あの時楽しかったな』って
少しでも日々の彩りにして
いただけたらと思います

今日は本当にありがとう
最後の曲はそんなあなたのために
歌います。

聴いてください「新星」

新星


とっても優しい声でyamaさんが
歌い始めた
なんだか私はふわふわした
気持ちだった

yamaさんのライブでいつも
感じている「繋がっている」
という感覚

そして今日という日でしか分かち
合えないときう刹那

今日は本当にあっという間だった
小さな箱での距離感の近いライブも
いいけど

今日みたいに大きな会場で
少しだけ俯瞰で見られるのは
また違った楽しさがあった

何度も何度も何度も何度も
聴いているはずの曲でも

私にとってはただ一つの
今日この日のこの歌と
音と空気と

ライブが終わったらバスで夜通し
走って朝家に着いて午後から仕事

普通の日常がまた始まるけれど

yamaさんの言う通り
今日のこのキラキラとした時間を
大切に大切に

ちょっと疲れちゃった時は
そっと箱を開くように
この時の記憶を少しだけ
思い返してみることにしよう


アンコール

青色のフーディーで現れたyamaさん
恥ずかしそうに
「グッズ紹介して良いですか?」
フーディーの紹介をしようと下を
向いた時、

「あぶなっっ!!」
バランスを崩してお立ち台から
ふらついて落ちそうに

一瞬客席が凍りつく

「びっくりしたぁ〜!
…死ぬかと思った…!」 

みんなホッとする

そして恒例アクキーのトスの時間 
yamaさんが手にしているのは
カプセルに入ったままのアクキー

(最初からその方が飛んだんじゃ…)
こそこそと隣のYちゃんと笑い合う

yamaさん
「今日は飛ばし甲斐がありますねー!
(腕を回す)
「喧嘩しないでくださいよ!」

「こう投げたらこう、
(手をチューリップの形)『ポッ』と
受け取ってくださいね!」

観客「はーい」
yamaさん「良い子だ(ボソッ)

…今ちゃんと目を瞑ってますからね!!」

アンダースローみたいな不思議な
軌道で7〜8列目まで届いた

「そんなとこまで行った?
すごくない?今日1番遠くまで飛んだ!」

と喜ぶyamaさん
(そんな飛んでないけど)
ほっこりだ

そのあと、大阪らしいヤジが続く

観客「もういっかーーい!」
yamaさん「一個しかないから!」

観客「カバンちょーだい!!」

yamaさん「カバンちょーだい⁉︎
やべー大阪!身包み剥がされる!
怖い怖い!」(笑)



「アンコール一曲目は、
日替わりでお届けしていたのですが
…今回は初めて…


(まって、まさか!)


「先日リリースされた曲を初披露したい
と思います

聴いてください、『こだま』」

わぁァァ!!嬉しいいいい!!!


前回のツアーもZepp3連続の時
色彩初披露だったから
今回もワンチャンあるかな、
なんて始まる前にお友達と話していた

ちょうど1週間前、カラオケで
歌ってみたけど本当にこの曲難しい

ライブでどんな風に歌うのかなぁ
なんて思って聴いてたけど
軽快なリズムにMVで空中を
飛び回るみたいにひらりひらりと
歌うyamaさん

途中に入る『タンタン!』の
手拍子が楽しい

慣れてきたらみんなで
合わせたら楽しいだろうな


春を告げる

ちょうど4年前のこの日
yamaさんがyoutubeに
「春を告げる」アップした

何十回も聴き慣れている
おそらく私が参加したライブの
中でも1番多く聴いているこの曲

今日はなんだかいろんな気持ちが
ごちゃ混ぜになってしまった

コロナ禍で家から出られない時に
ちょうど耳にしたこの曲

最初はものすごく調整された
ボカロが歌っているんだと
勘違いしてた

自分ではどうしようもない
思っている道からかけ離れた
ことが多くあって
悩んだり怒ったり泣いたり

このままでは精神のバランスが
壊れてしまう、そんな時
ただ1人で歌を歌うことが
自分にとっての唯一の救いだった

そこでyamaさんの声に出会った
この人の生の声を聴きたいと思った

そしてようやく歌っている姿を見た時
その固く閉じられた殻の中から
時々ちょっとだけ垣間見える感情や
歌に乗せた気持ちの揺らぎ
そしてそれに魅了される観衆を見て

もっともっとこの人のことを
知りたい、見ていきたい
そう思った

そして私が機械のようだと
思っていた
たった1人で何度も録音した
この歌を

今はこんなにもたくさんの人を
幸せそうな笑顔にして
歌っている

ステージの上のyamaさんも
キラキラと輝いていて
本当に幸せそうだ

そのステージからは
どんな景色が見えるのかな
その景色の一つに
私は入っているのかな

そんなことを考えていたら
また涙が出てきた

MC

「次が最後の曲です」
アルバムに入っている『陽だまり』
という曲です

自分の大切に思っている
「そ…そふ?時々「祖母」と
どっちかわかんなくなるんですが…

じいちゃん、と言えばいいのですが
そ…祖父が、弱ってきてしまった時に
生きている間にどうしてもこの曲を
残したい、と思って作りました。

今までの自分の曲は実体験を
ぼかして抽象的な言葉に変えて
作ってきたのですが、
この曲に関しては全くの純度100%
そのままの言葉で

無事お別れも済んで自分としては
気持ちの整理もちゃんとついて
良かったなぁって思っています

あと、ちょうど四年前の今日が
『春を告げる』を最初にアップロード
した日という事で…

皆さんがSNSで呟いていた事から
知ったのですが…
(エゴサしてるんだ‼︎)

それまでは気づきもしなかったのですが
本当にこの4年間あっという間で…
あっという間ではあったけれど
色々なことがあったなぁって

今日ここでライブをしてその日を
迎えることができて本当に感慨深いです

陽だまり


優しい歌い出しから徐々に
入り込んでいくyamaさん


この日の陽だまりは
なんというか

気迫を感じた

『これからも歌を歌っていくぞ』
そんな決意を感じた

この4年の間yamaさんは激動の
日々を過ごしていたけれど

それに劣らず私の生活も大きく変わった

5年目も6年目もこれから先もずっと
何が起こるのかはわからないけれど

気持ちだけは変わらずに
時間を共有できたらいいな

そんなふうに思って聴いていた

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