私が思う〝生きる力〟の正体。
※今回は少し暗いお話もありますので、
苦手な方はご退出くださいませ🙇♀️
〝生きる〟って
楽しいことばかりではないですよね。
この世界は基本的に理不尽で
どうにもこうにも変えようがありません。
どんな人でも、
その人なりに、色々なものを抱えながら生きているかと思います。
私は子供の頃、
毎日〝死んでしまいたい〟って思っていたんです。
学校から帰ると、家族は全員働きに出ていて
誰もいない家の中で1人、包丁を自分に向けて握りしめていました。
私は人一倍、〝生きる力〟が弱かったんです。
自分で言うのも何ですが、
決して能力が無かった訳ではありません。
勉強も運動も人よりできる方でした。
誰とでも仲良くできるタイプでもありました。
だけど、自分のことが好きになれなくて、
むしろ他の誰かになりたいって
ずっと思っていたんです。
そんな私は、〝私を生きている〟ことが苦しくて。
他の誰かが羨ましくて、自分を責める毎日でした。
「どうしてみんな楽しそうに生きてるの？」
「どうして私だけこんなに苦しんでるの？」
私の人生観を変えてくれたのは、大学入学がきっかけでした。
私の母校の音楽大学は、
1学年550名を超える大きな大学で、
北海道から沖縄まで全国から学生が集まっていました。
芸術分野ということもあり、
それはそれは個性溢れる人たちの集まり。
そして、
自分のことを、
自分の個性を愛している人ばかりだったんです。
私は今まで、
自分のことが好きだなんて「ナルシスト」だとか
自分中心、頑固というようなイメージがあって、
あまり良いことだと思ってなかったんです。
だけど、自分の〝らしさ〟を心から認めている人って
相手の〝らしさ〟も心から受け入れることができる。
だから、自分にも相手にも愛や優しさを与えることができるんですよね✨
私はかなりの衝撃を受けて、
そこから〝心〟について勉強を始めました。
私が生きることが苦しかったのは、
決して勉強や才能といった能力の部分ではなく、
ありのままの自分を認めてあげられる心の状態〝自己肯定感〟の低さだったのだと気付かされたのです。
そして、音楽を学び
たくさんのステージに立つ中で感じたことは、
生きる力として、
〝自己肯定感〟だけだとちょっと弱い。
音楽に限らず、色んなお仕事や活動をしていると
〝ここぞ〟と言う場面がありますよね。
そこで、いかに自分の実力を最大限に発揮できるかが、その先の未来に大きく影響してきます。
根性でのりきる！のではなく、
自己理解を深めた上での〝自信〟を身に付けることで、いざという時に実力を発揮しやすくなります。
私が考える〝生きる力〟とは
ありのままの自分を認められる
「自己肯定感」と、
自分を信じて前に進んだり、いざという時に実力を発揮する力「自信」
そして、その2つを身に付けるためには
「自分らしさ」と向き合い、自己理解を深めていくことがカギとなります。
〝心〟って、目に見えないものだけど
目に見えないからって
疎かにして良い部分ではないと思っています。
人は物事を、
〝心で感じ〟〝頭で考え〟〝行動する〟
全ての行動や言動は、〝心〟から繋がっています。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、未来が変わる。
毎日包丁を握りしめていた私だからこそ
生きづらさを抱えている人のために
できることがあるはず‼️
これからも生徒たちの心に寄り添える
音楽教室でありたいです💓
最後までお読みいただき
ありがとうございました🥰
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