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息子へ #贈りnote


この記事はおだんごさんのこちらの企画⇩への参加記事です。

私には中学1年生の息子が1人います。
今回はそのたった1人の息子に向けて手紙を書きたいと思います。


ちょこみんとへ(息子のnote名です)

君を産む前、人生の先輩方からよく言われたことが2つある。
産後「あれは本当にそうだったな」と「これはウソだったな」の、私なりにわかったことが1つずつ。

ひとつは「自分の子どもは可愛い」という話。
正直、そこまで子ども好きとはいえない私は
「本当に自分の子どもを可愛く思えるのか、ちゃんと可愛いと思って育てていけるのか」が不安で。
「生まれてみたら可愛いって!絶対に可愛いって!」と言われると「じゃあ、もし可愛くなかったらどうするんだよ。そんな責任とれないよ」とビビっていたけど、
あれは本当だった。

生まれてみたら可愛かった。
私の気持ちの中にこんなにちゃんと母性ってやつ?子どものことを可愛いと思う気持ちがあるなんて、自分でも驚いたよ。
それも想像以上に可愛くて、
(はぁ〜、みんなが言ってたことは本当だったんだなぁ)と。みなさん、疑ってごめんなさい。

もうひとつは
「可愛いのは小学校上がるくらいまでよー」とか「3歳ぐらいが1番可愛い」とかの
「期限のある可愛さ」話。
あれは、
ウソだった。
こんなことを書くとドン引きされるかもしれないけど、いやぁ、現在進行形で君が可愛い。
毎日「さすがに今日がピークでは??」と思うけど、翌日には可愛さを更新している。
これってどこまで続くんだろう。
中学生になったら、見た目もどんどん変わっていくだろうし、反抗期にも入るし、
さすがにそんないつまでも可愛いってことはなかろうと思っていたけど、
私の言うことをちっとも聞かない日だって
(うふふ。これが反抗期ってやつか。とうとう我が子にも反抗期が!!)と思うだけでニヤニヤしちゃって…これ多分、君の気持ちを逆撫でしてると思う。
気持ち悪い母でごめん。


君のおかげで私の人生が喜怒哀楽で満ちている。
パッと見ね、「喜怒哀楽」っていうと、喜びと楽しいだけだったらそれはそれで幸せなんだろうけど、
怒ったり悲しんだりもなきゃ、
喜びも楽しい気持ちもわからないからね。
これは君がいなけりゃ感じることができなかった、って感情が沢山。
濃くなるのよ!濃くなる!!
君がいなかった頃に比べたら、確実にいろいろなことが濃い!

私がしょぼついたり、バカなことばかり言ってるから、子どもとしては心配になることもあるでしょう。
「なんだか気を遣わせちゃってごめん」って、いっつも反省するけど、
反省するばかりでよくはならない母でごめん。ほら、今も反省したけどね、きっとこれの繰り返しよ。なのに私は君に向かって
「失敗して反省するだけじゃダメだ」とか
「同じ間違いをくりかえすな!」とか、
偉そうなことばっかり言ってね、ビックリするよね。私も言いながらビックリしてる。ごめん。(反省はしてる)

せっかく最愛の息子に思いっきり心のこもった手紙を書こうと思ったのに、
なんだろう。好きすぎると変な感じになるね。
気持ちが溢れすぎると言葉にならないことをこの手紙で知ったよ。

先日一緒に行ったライブで、
私以上に盛り上がって
首を大きく振りながら不思議ダンスでノッていた君がすごく輝いて見えたよ。
これからも一緒にいろんなところに行きたい。
いや!別に行きたくなくなったら行かなくていい。
いつでも私はそれを「これが噂の反抗期ってやつだな!」と思ってニヤニヤするから、それも楽しいから、
そこは大丈夫!!
ほら、ご飯バクバク食べてくれるときも
「お米すぐなくなっちゃうわー」って、私ニヤニヤしてるでしょ。
あの時も「育ちざかりの子を持つ母っぽいな」って、嬉しくなってるだけだから。
それっぽいこと言ってみたい年頃なのよ。
何にしたってニヤついてるから。

だから、私に気を遣わないように。
好きなように楽しんでいってくださいな。
君が楽しんでくれると、
私も楽しい。
怒ったり悲しんだりも
君のおかげだ。

それだけ、覚えていてください。

ママより


張り切って書こうと思ったら、
なんだか照れちゃって言葉が出てきませんでした。
良い企画ですね。皆さんの記事を読むのも楽しいです。
ちなみに私は「おだんごさんからの年賀状」を希望です。




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