生きているうちに
noteでお世話になっているたごさん(あおきえんさん)は山梨県でおいしいすももと葡萄を作っていらっしゃいます。
たご | あおきえんの商品一覧|note
昨年はじめて食べた時のおいしさが忘れられず(私の中のすもものイメージがガラガラガラリと変わりました)
今年も購入。
自宅用に購入したあと、
今回は義実家と実家にもプレゼントしたのですが、
早速母から電話がありまして。
第一声がこれでした。↓
「生きているうちにタカオさんにも食べさせたかったよ!!」
「こんなに大きくて綺麗なすもも、初めて見たよ。紫色が美しいねえ!ああ、タカオさんに食べさせたかった」
「まさかこんなに甘いとは!タカオさん、驚くよねぇ。仏壇に供えたけど、食べたかな?タカオさん、大喜びだろうねぇ」
「タカオさん」というのは3年前に亡くなった私の父の名前です。
父は果物が大好きでした。
春夏秋冬とわず、季節の果物をわしゃわしゃわしゃわしゃ食べていました。
母においしいすももを食べてもらいたい気持ちと、今年もまたお盆に帰省できないため仏壇に供えてくれたらいいなという気持ちで送ったのですが、
母があまりに「生きているうちにタカオさんに食べさせたかった」を繰り返すので、
ちょっと笑ってしまいました。
普段の母はあまりこういうことは言いません。すももがおいしかった証拠です。ちょっとオーバーな言い回しかもしれませんが、たしかに生きている間に食べさせたかった。だってビックリするほどおいしいんですもん。
しかし、考えてみたのです。
こんなふうに思えるくらいおいしいすももに出会えて良かったなと。
私がこのおいしいスモモに出会えたのは、noteをはじめて、たごさん(あおきえんさん)の記事を読むようになったからです。相互フォローしていただいて昨年からすももやシャインマスカットをオンラインストアで購入するようになりました。
父は3年前になくなっているので、どう考えてもたごさんのこのすももを生きているうちに食べさせてあげることはできなかったと思ったのですが、
不思議なことに
母が父のためにすももをむいてあげている姿が浮かびました。
一緒に買い物に行くとカゴの中にポンポン好きな果物を入れてきて、家に帰るなり「さっき買った果物をむいて!」と頼んでいた父。毎度毎度頼まれるので面倒くさがって文句たらたらむいてあげていた母。多めにむいたのに全部たいらげてしまうので「ちょっとお腹の中たっぷたっぷになってるんじゃないの?」と家族中に心配されて笑っていた父の顔。
その光景を思い出して、
たしかに「生きているうちに」は間に合わなかったけど、
仏壇に供えて
「こんなに甘いなんてねぇ!おいしいねぇ!」「ちょっと食べ過ぎなんじゃない?お腹たっぷたっぷになってるよ!」と、やっていたら
それは間に合ったような気がするのです。
9月にはシャインマスカット。
きっとまた
「生きてるうちにタカオさんに食べさせたかったよ」が母の口から出てくることでしょう。
次は「皮のまま食べられてこんなにおいしいなんてねぇ」もプラスされるんだろうな。
たごさん、今年のすもももありがとうございました。こんなにたくさんの人を幸せにできるたごさんのすももって本当にすごいです!!
*母からの感想を聞いて、ゆっくりnoteを書いていたら、すももはSOLDOUTに!!
それはそうですよね。これだけおいしいんですもん。次は9月!!シャインマスカット!!
こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。