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きりしまゆ旅 妙見温泉 秀水湯

天降川(あもりがわ)沿いに、少しずつ上流に向かいます。
だんだん山の色が濃くなり、道沿いに温泉が点在する地域に入ってきました。この辺りを妙見温泉といいます。

一番下流?にあるのが秀水湯になります。
ここは指圧治療院も併設しています。温泉入浴だけも可能ですし、素泊まりの宿もやっています。温泉だけ入浴する場合は、玄関に竹筒がぶらさがっているので、そこにお金を入れて勝手に入る仕組みのようです。

玄関

温泉は玄関から右手奥にあるコンクリの建物になります。
外から見ると、廃墟にしか見えない…。なかから水の音がしますので、温泉だということはわかりますけどね…。

浴場

わき水が出ていました。冷たくておいしい!

わき水

さらに奥に進むと温泉入り口が…。
と思いきや、左側に突然打たせ湯が登場(笑)

入り口

とつぜんの打たせ湯には驚きましたが、ここって裸で入るんだよなぁ。そうだよなぁ…。これ丸見えなんですけど…。
いろいろ謎の打たせ湯。ここに入る根性はありませんでした。

打たせ湯

さて、中に入ります。
さすがに中は男女別になり、それなりの脱衣場と棚がありました(狭いですが…)バチャバチャ水の音がするので、誰か入っているのかと思いましたが、誰もおらず。源泉が注ぎ込まれている音でした。

浴槽

奥のパイプから、恐ろしい量の源泉が注ぎ込まれています。
浴槽自体はコンクリートの味も何にもないものですが、深さはちょっとあり、小さめの浴槽もあいまって、常にお風呂はオーバーフローしている状態になっています。

ドバドバ

来れ、浴槽のふちに座って寝たら、寝湯になりそう…。
浴槽の色からもわかりますが、若干鉄分が含まれている温泉です。新鮮からか、浸かっていると泡付きもあります。
いやぁ~。これはクセになりそうな温泉です。

素泊まりで宿泊もしてみました。
何部屋かあるようですが、この日借りたのは四畳半ほどの部屋。炊事用具一式は用意されていました。冷蔵庫もあるし、食器もそろっている。昔大学生の頃に住んでいた四畳半のアパートを思い出しました。
なんだかカレーが食べたくなって、この日はカレーを炊きました。
これだけ炊事道具がそろっているのに、なぜか炊飯器だけない!仕方なく鍋でご飯をたきました。
自炊宿のいいところですよね。好きなものを食べられる。
ちなみにお湯は温泉を引いていました。すごいな…。湯量が豊富なんでしょうね。

宿の部屋

これは別の日の部屋です。
ここは母屋の2階で、台所は共同でした。前泊まったところの部屋の方がよかったなぁ…。
コタツはありますが、エアコンはコイン式です。
コタツの上には、お茶セットと、今はほとんど見ることのない陶器製のデカい灰皿。これ洗うの大変なんですよ…。

別の部屋

霧島あたりの温泉を回る時に、何度かここを拠点に宿泊をして回りました。当時一泊2500円でした。今は3000円になっていますが、それでも安いですよね…。ちなみに楽天トラベルで予約入れられます。

面白い温泉

そういえば、撮り忘れましたが、にゃんこも何匹かいます。
にゃんこ好きの方にもおすすめです
(結構このあたりの宿には、にゃんこがいる率高いです)

■秀水湯
【利用時間】8:00~21:00
【定休日】なし
【入浴料金】大人:200円、子供100円
【泉質】炭酸水素塩泉
【所在地】霧島市隼人町嘉例川4389-1
【電話 】0995-77-2512


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至福の温泉

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