#966. 彼に言われた「嫌いになったわけではない」の意味
まずは自分を幸せに。
南米アルゼンチンより、Mimiです。
付き合っている彼に別れ際に言われた
「嫌いになったわけじゃない」という言葉、
あなたはどういう意味で捉えますか？
30歳頃の私は、それは
「女性としての魅力がない」とか
「女性として価値がない」とか、
そういう意味だと捉えていました。
だから、付き合っている彼氏が転職し、
東京に引っ越すことをきっかけに別れを
告げられたとき、納得できませんでした。
「好きか嫌いかと聞かれると好きなんだろうけど、
別れようとしているからには好きだとは
言ってはいけないような気がする。」
「嫌いになったわけじゃない。
でも東京と大阪で付き合い続けることは
俺には難しいから別れようと思う。」
彼に何度そう説明されても、
当時の私は彼の言わんとすることの意味が
わからなかったのですが、今思い返すと、
こういうことだったんだとわかります。
それは、当時の彼にとっては、
恋愛よりも仕事が大切だったということ。
私のことを嫌いになったわけじゃないけど、
遠距離でも関係を保ち続けられるほどに
恋愛にエネルギーを注ぐつもりがなかったということ。
転職＆引っ越しのタイミングで
結婚するほどまで、私との今後の人生を
考えていなかったということです。
それなのに、当時の私は
「女性としての魅力がない」とか
「女性として価値がない」と言われていると
勝手に捉え、もうめちゃくちゃに傷付きました。。。
自分の捉え方で余計に自分を傷付けていた
ような気すらします。。。ドMかよ。。。苦笑
昔の私は、完全に「白黒思考」の持ち主で、
好きじゃないなら嫌いなんでしょ、
別れるってことは嫌いなんでしょ、
好きなんだったら何で別れるのよ？！
と思っていました。
ですが、彼の言うように、
嫌いになったわけじゃないけど。。。
というようなグレーで曖昧な気持ちというのも
確かに私たち人間にはあるんですよね。。。
嫌いになったわけじゃないけど
特に会いたいと思わない友達もいるし、
嫌いになったわけじゃないけど
もう着ない洋服や使わないアクセサリーもあるし、
嫌いになったわけじゃないけど
なんとなく手放してみよう、変えてみようと
思うときって、誰にでもあると思うのです。
だから、当時の彼にとっては
嫌いになったわけじゃないけど。。。の対象が
私という女性の存在というよりは、恋愛（彼女）
というのが、それだったのだと思います。
#たぶん…
これは、価値の優先順位の問題とも言えます。
当時の彼にとっては、恋愛よりも仕事の方が
大切だったというだけのことなんですね。。。
価値の優先順位や白黒思考について、
当時の私が知識として知っていて
自分の人生にも応用できていたならば、
あの別れに必要以上に傷付いて
ますますセルフイメージを落とす。。。
なんてことはなかったんだと思います。
あなたなら、
「嫌いになったわけじゃない」という言葉、
どういう意味で捉えますか？？
▼「白黒思考」についてはこちら
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