4歳息子。ゆるゆるバイリンガル育児をした結果
こんにちは!元保育士みみ〜です☺
4歳の息子に英語を自然に慣れ親しんでほしいという思いで、0歳の頃から日本語、英語、両方で育児をしてきました。
私たちがチャレンジしている、ゆるゆるバイリンガル育児で現在4歳の子どもがどの程度英語力があるのか、ということをお話します。
バイリンガル育児をするようになったきっかけ
元々、私も夫も英語が好きで、出会ったきっかけも英会話の社会人サークルでした。
言語の発達そのものにも興味があり、ある意味実験的な意味もあって2か国語で育児をすることにしました。
そして何より、息子がバイリンガルになることができたら、他国の文化を理解できるだろうし、将来の選択肢も広がるし、読める本も2倍、友だちも2倍、思考力も言語の幅があることでより柔軟に豊かになるのでは、と思ったからです。
とはいえ、両親共にバイリンガルとまではいかない英語レベル。
夫は英検1級の保持者で仕事でも英語を使っているのですが、私は日常会話がなんとか成り立つ程度。
私と過ごす時間が圧倒的に多いため、息子はほぼ私の影響を受けていると思います。
4歳の息子の現在の英語力は…
そんな息子も4歳に。
今の状況はどうなっているかというと…
だいたい日本語で生活してます(笑)
日本語8割、英語2割といったところでしょうか。
バイリンガルになるっていうのは、やはりそんなに甘くないですね😅
テレビも絵本も英語、日本語別け隔てなく見せてきたつもりです。
日本の素晴らしい言葉にも触れてほしかったから…
でも、やはり全てを英語環境にしてあげるくらいじゃないと日本にいながら英語を話すことは相当難しいです。
でも、実は日英バイリンガルに育っている?
しかし、実は…
厳密には、話すことと、理解していることにも差があります。
話すことに関しては…
日本語9割、英語1割…ほぼ日本語しか話しません。たまにポツリと英語のフレーズが出てきてびっくりすることはありますが。
理解度は…
もしかしたら同じくらいかもしれません✨ちょっと日本語の上回っているくらい。日本語の方が深い部分まで理解できているかな。
話されていることは日英別け隔てなく理解は出来てるみたいです。
ディズニージュニアを英語で観せているのですが、普通にケラケラ笑って観ているし、(映像で理解できる部分も多いですが…)
英語の絵本も、最近イヤイヤですが読めば内容を理解できているし、
インプットは割とできているのかなという感覚です。
足りなかったのはアウトプット!
やはりアウトプットの機会がなかったことが、英語を話さない、話せないに繋がっていると確信してます。
一度オンラインの英会話を試したのですが、恥ずかしがって画面の前にいることができず、レッスン以前の問題だったので辞めてしまいました😭
そのため、私達もオンライン英会話のレッスンを受講して、できるだけ英語で話している姿を見せることはしていました。
お友だちと遊ぶ時、幼稚園、医者に行く時、ジージバーバに会うとき、習い事のプールに行く時。お買物、お出かけ、全て日本語です。
それはもう日本語にどっぷり浸かってしまうのは仕方ないです。
言い訳ばかりしておりますが、
やはり言葉の発達には、インプットとアウトプットどちらも同じくらいできる環境を作ってあげることが大前提なのだと言うことが分かりました。
幼児期の英語漬け、本当に必要?
私としては英語オンリーの環境にしてしまうのも怖くて、その精神的なブロックもあったと思います。
日本の文化の良さとか、日本語でしか伝えられない、絵本の温かい響きとか、言葉がけを大切な幼児期に伝えたかった気持ちも強かった。
今でも大切なことは日本語でまず伝えます。そしてその次に英語で伝えます。
理想は第一言語をベースとしたバイリンガル
今通っている幼稚園では英語教育にとても力を入れています。
そこで大切なことに気づきました。
「母国語はとても大切」ということ。
ベースになる言葉があって、初めて正常に脳が発達することを学びました。
人が人らしい生活ができるためには、母国語をしっかり身につける必要があるんです。
だから、
中途半端にバイリンガルにしてしまって、どちらも言語の形成が中途半端だったとしたら…
上手く言葉で気持ちを伝えられない、考えられない。
イライラしやすく、すぐ手が出てしまう。
ということがあるそうです。
そういう子は、心の中でどれだけ葛藤していることでしょう。
だから、私もまず日本語をしっかり身につけてもらおうという思考に変わりました。
意外と深い!バイリンガル育児
バイリンガル育児、軽い気持ちで始めたものの、めっちゃ奥が深くて、子どもに与えた影響が如何ほどか今でも少し心配になります。
でも、言語隔てなく、言葉っておもしろいな♪絵本を読んだり、歌ったり人と話すのって楽しいな♪
そういう気持ちをずっと大切にしてもらいたいです。
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