聖書読みましょ♪第156回 イエス様の教える弟子道
メシア・イエス・キリストの生涯103回
「3人の弟子候補」前半
ルカの福音書9章57節~62節
マタイの福音書8章19節~22節
こんにちは!まいむまむと申します。
さて、このnoteでは、
イエス・キリストを知るために聖書を読んでいます。
イエス様のことを書いた聖書、すなわち福音書は、
マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書と、4つもあります。( ゚Д゚)
それぞれ、読めばいいのだけれど、同じイエス様の一生を4回読むのもな・・・と思ってしまいます。(中身はそれぞれ違いはありますが)
おまけに、イエス様のことばって、
それ自体は難しくないのだけれど、
結局何が言いたいの?みたいな謎に満ちた発言も結構多いのです。
そんなこんなで、福音書をきちんと読んだことがありませんでした。
そんなとき、わたくしは、
「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」という
youtubeチャンネルの中川健一先生の講義
「メシアの生涯」に出会いました。
この配信は、ユダヤ人として生まれたイエス・キリストを
真に理解するために、ユダヤ的視点で、福音書を読んでいくものです。
このnoteは、その講義をもとに、
4福音書を絨毯爆撃で、
端から読んでいこうというチャレンジです。
興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってください!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。
また、参考文献は「新実用聖書注解」になります。
今回ご紹介するのはこちら
『ボディーエクササイズパフォーマンス!!』TRIX MIRACLE ツアー / ATLAS
日本が誇る超絶技巧エンターテインメントフュージョンバンドTRIXのライブ映像です。
どう考えてもヘンですね。
でも、このメンバーみなさん超絶技巧で、
すんごいレベルの演奏をされるんですよ。
でも、それにとどまらないのが、
ほかのフュージョンバンドと違うのよね💙
ライブでは、必ず何らかのお笑いパフォーマンスを繰り出してまいります。
さて、今回はどんな芸を見せてくれるのかしら?!
2024年3月6日3/6 名古屋ボトムラインを皮切りに、神戸、京都、三島、築地で、ライブがございますよ。
かっこいいフュージョンのお好きな方、ライブで笑いたい方におすすめします💙
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さて、聖書をお読みいたしましょう。
ガリラヤでの弟子たちへの教育訓練が終わり、
イエス様はエルサレムへ顔を向けて前進を始めました。
その途上、以前は受け入れられたと思ったサマリヤの人々に拒否されてしまいました。
サマリヤ人たちに対して、「ぶっ殺してやろうか」と怒り狂うヤコブとヨハネの兄弟に対し、
イエス様はその不寛容をお叱りになりました。
そんなこんなで、今回は3人の弟子志願者が登場いたします。
この3人は、イエス様を信じて救われた人たちです。
救われた後、イエス様の弟子としてどうやって成長していけばよいのかということがテーマとなります。
この部分は、救われるためにはどうしたらよいのか?
というテーマではありませんので、
そこは区別していきたいと思います。
(どこが違うんだと思われるふしもございましょうが
生まれるためと成長するために必要なことは違いますよね。
そんな感じです。)
Ⅰ 最初の弟子候補 ・ルカの福音書第9章57節~58節
「ある人」とは律法学者でありました。
マタイの福音書の8章19節に記載があります。
ユダヤ人の習慣では、
弟子志願者が教師を自分で見つけるのが普通であったそうです。
この律法学者も、イエス様を師としてついて行きたいと思ったのでしょう。
ただ、どうもちょっと熱心さが過剰な感じがいたします。
「あなたがどこに行かれても、私はついて行きます。」
かなり自信のある人ですね。
イエス様のことばは、なんとも物悲しさすら感じます。
イエス様のゴールは十字架です。
その使命を全うするために、
イエス様は故郷も家も捨てて、旅に出られました。
イエス様の生活は他者の善意に頼るものでした。
キツネや鳥の持つ安息すら得られませんでした。
イエス様の弟子になろうとするなら、
この世の快適さに縛られてはならないということです。
これを聞くと、クリスチャンでもちょっとためらいますね。
私たちにとって、平穏で暖かな生活ほど大切なものはないからです。
でも、神様の視点からすれば、
イエス様にすべてをささげることを妨げるものを持っていることこそ哀れであるということのようです。
むむむ((+_+))
Ⅱ 第2の弟子候補 ・ルカの福音書第9章59節~60節
今度はイエス様がお声をかけていますね。
マタイの召命の場面に似ています。(ルカの福音書5章27節)
そのときマタイは、「すべてを捨てて立ち上がり、イエスに従った」とあります。
イエス様が声を掛けられるくらいですから、
この第2の弟子候補の人にも、
召命に応答する信仰があったのではないかと考えられます。
しかし、この第2の人はマタイとは違いました。
「まず行って、父を葬ることをお許しください。」
この言葉は何が言いたいのか、
私たちにはよくわからない文言ですね。
この言葉は、ユダヤ人独特の表現です。
まず、モーセの律法には、
「両親を敬え」という規定があります。
そして、タルムードには、もっと細かい規定が満載です。
①長男の最大の役割は父の埋葬である。
②長男は父が死ぬまでともに住まなければならない
③父の死後さらに1年喪に服さなければならない。
実は、この第2の人の父は、死んだわけではありません。
死にそうなわけでもない。
この第2の人は、
いつになるかわからない「父の埋葬」を理由に
イエス様のお召しを断ったのです。
中川先生の仰るに大阪弁で
「まあ、考えときますわ」という断りの文句と同じなのだそうです。
あらま、そういうこと!
むむ、イエス様のお言葉もわかりにくいですね。
「死人たちに、彼ら自身の死人たちを葬らせなさい。」
最初の「死人たち」とは霊的に死んでいる人です。
イエス様をメシアと認めない人たち、すなわち、不信者です。
後ろの「死人たち」は、肉体的に死んだ人たちです。
「あなたは出て行って、神の国を言い広めなさい。」
この第2の人にとっての優先すべきことは何なのか、
とイエス様は問うておられます。
神の国のしらせを伝える方が、
重要で、急がなくてはならないことではないのか?
信者にしかできないことを優先すべきだよとイエス様はおっしゃっています。
じゃあ、父親に対する務めを放棄するように
イエス様は仰っているのかというと、それは違います。
イエス様が指摘されたのは、先延ばしにしようとする心の状態なのですね。
もし、イエス様に従ってついていったのなら、
どうなるのか?
そこには約束があります。
マタイの福音書6章33節をごらんください。
「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」
そこは、心配しないで、神様にお任せして大丈夫だよという約束です。
ヤコブとヨハネの兄弟の場合もごらんください。
・マタイの福音書4章21節~22節
21 イエスはそこから進んで行き、別の二人の兄弟、ゼベタイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベタイと一緒に舟の中で網を繕っているのを見ると、二人をお呼びになった。
22 彼らはすぐに舟と父親を残してイエスに従った。
「舟も父も残して」というのが、この2番目の人と対照的ですね。
どちらの生き方をしたらよいのか。
悩みますね。
お祈りします。
優しい天のお父様
イエス様に従うことの難しさと
与えられたチャンスを生かすことの大切さを学びました。
どうぞ、何を最優先にするかを間違えないように
私たちを導いてください。
主イエス様のお名前でお祈りします。
アーメン
後半で3番目の弟子志願者について読んでいきます。
これも人生にあるあるですよ。
「メシア・イエス・キリストの生涯」第103回
「三人の弟子候補」後半
ルカの福音書9章57節~62節
マタイの福音書8章19節~22節
シャローム!