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聖書読みましょ♪第157回 後ろを振り返るとコワいことになるかも

メシア・イエス・キリストの生涯103回
 「3人の弟子候補」後半
                 ルカの福音書9章57節~62節

マタイの福音書8章19節~22節

こんにちは!まいむまむと申します。

さて、このnoteでは、
イエス・キリストを知るために聖書を読んでいます。

イエス様のことを書いた聖書、すなわち福音書は、
マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書と、4つもあります。( ゚Д゚)

それぞれ、読めばいいのだけれど、同じイエス様の一生を4回読むのもな・・・と思ってしまいます。(中身はそれぞれ違いはありますが)

おまけに、イエス様のことばって、
それ自体は難しくないのだけれど、
結局何が言いたいの?みたいな謎に満ちた発言も結構多いのです。

そんなこんなで、福音書をきちんと読んだことがありませんでした。

そんなとき、わたくしは、
「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」という
youtubeチャンネルの中川健一先生の講義
「メシアの生涯」に出会いました。

この配信は、ユダヤ人として生まれたイエス・キリスト
真に理解するために、ユダヤ的視点で、福音書を読んでいくものです。

このnoteは、その講義をもとに、
4福音書を絨毯爆撃で、
端から読んでいこうというチャレンジです。
興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってください!

引用している聖書は「新改訳2017」版です。

また、参考文献は「新実用聖書注解」になります。


今回ご紹介するのはこちら

満ちていく体温  BLU-SWING 

まいむまむの守備範囲は、あんまり広くないのですが、
日本のバンドの中で、最も都会的というか、おしゃっれっていうか、
クールなバンドがこのBLU-SWINGさんです💛
とにかく、このボーカルの田中裕梨さんの声が、唯一無二の美しさです。
是非御一聴くださいませ。

で、ライブございますよ♬

これまたオシャレなビルボードライブ横浜で2024年2月20日にライブがございます。

素敵な時間になること間違いなしと期待しております。

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さて、イエス様とご一緒にまいりましょう。

前半で、二人の弟子候補者が登場しました。
一人は、自ら弟子となることを志願してきた律法学者で、
自信と決意に溢れた人でした。

もう一人は、イエス様のお召しがあったにもかかわらず、
「ちょっと考えときますわ」と言って
結論を先延ばしにするタイプの人でした。
 

後半は第三の弟子候補の登場です。


Ⅲ 第3の弟子候補 ・ルカの福音書 第9章61節~62節

*ルカの福音書9章61節
61 また、別の人が言った。「主よ、あなたに従います。ただ、まず自分の家の者たちに、別れを告げることをお許しください。」

ほお、これは私かも。( *´艸`)

この3番目の人は1番目の人と2番目の人をミックスした感じですね。

まず自分から申し出ているのが、1番目の人のパターン。
でも、条件を付けているのが、2番目の人のパターン。

でも、そんなにひどい条件じゃないですよね。
言ってることは普通だし。

自分も思い当たるふしはあるのですが、
この人は多分家族に別れを告げたとしても、
その後で、もっと別のやることが出てくるのではないかなと思います。

決意があやふやで、優先順位が確立していないのです。

*ルカの福音書9章62節
62 すると、イエスは彼に言われた。「鋤に手をかけてからうしろを見る者はだれも、神の国にふさわしくありません。」

イエス様は農業にも詳しいかたなのですね。

第3の人が農夫だったから、
この人によくわかるたとえを使われたのでしょうか。

これは、日本の鋤(すき)です。
鋤は、スコップのような形をしていて、
畑を掘ったり、土を起こしたり、草の根を取ったりする道具です。

鋤は鍬(くわ)と違って、土を起こしながら、前に進みます。
鋤で畑を耕すときは、前方をまっすぐ見据えて作業をしなければなりません。

というのは、後ろを振り返ると畝が曲がってしまうからです。

牛に鋤を引かせています

牛に鋤を引かせるときも同様です。
牛はどんどん前進していきますから、
人間が後ろを向いていては、畝が曲がってしまいます。

この人の問題は、
イエス様にお仕えすること以外に関心事があるということです。

間違いなく、これは、自分の姿かな・・・ヤバス

「神の国にふさわしくありません。」
すごく怖いお言葉ですよね。

前半の最初にも申し上げましたが、
今回の3人は弟子候補がどう生きていくかという例をあげているので、
救いに関することではありません。

真の弟子になれるかどうかという生き方の問題です。

 つまり、こうしないと救われないよ!
という意味ではないのであります。

この言葉で、クリスチャンではない、
一般の人を脅かす方もおられるとか。
(そういう方にはご注意ください)

救いは、あくまで信じること、恵みによることで、
その人が何かしたからということではありません。

くりかえしますが、
今回の3人の例はイエス様に救われた後、
どうやってイエス様の弟子として生きていけばよいのかというテーマなのです。

ただ、後ろを向くことに関するコワい話があります。
これは、終末において、イエス様が再び現れたときの警告です。

*ルカの福音書17章31節~32節
31 その日、屋上にいる人は、家に家財があっても、それを持ち出すために下に降りてはいけません。同じように、畑にいる人も戻ってはいけません。
32 ロトの妻のことを思い出しなさい。

このロトの妻の話がコワいのです。

創世記19章にソドムとゴモラの滅亡の話があります。

天の使いが、ソドムとゴモラを焼き滅ぼそうとするとき、
ソドムに住んでいたアブラハムの兄弟のロトとその家族は、
急いで逃げるように、御使いによって指示されました。


そのとき、「決して振り返ってはいけない」と
御使いに言われたにもかかわらず、
ロトの妻は振り返ってしまい、塩の柱!!!になってしまったのです。

『ニュルンベルク年代記』に描かれたソドムとゴモラ

中央に立って、うしろを向いている女性が
白っぽくなっていますね。
これがロトの妻です。

「ロトの妻」すなわち振り返る者という言葉には
すごいインパクトがあるのですよ。
さらにコワいものをどーぞ。

ロトの妻の塩柱

これは、死海のほとりのソドム山にある
「ロトの妻の塩柱」だそうです。
げげげ。怖すぎですね。

さて、この3人の弟子候補の者たちが、
どういう応答をしたかは、書かれていません。

気になりますね。

この答えは私たち自身が書くものだそうですよ。
塩の柱になりたくないまいむまむでした。
 

お祈りします。
愛する天のお父様
自分は、従う心はもちながら、後ろを見てしまう弱いものです。
どうぞ、イエス様の弟子にふさわしい姿に変えてください。
主イエス・キリストのお名前でお祈りします。
アーメン


次回は仮庵の祭にイエス様が現れます。
そして、人々と問答をします。
どうぞご一緒にお言葉を聞きましょう!

「メシア・イエス・キリストの生涯」第104回 
「仮庵の祭で姿を現すイエス」
ヨハネの福音書7章11節~52節
シャローム!