聖書読みましょ♪第162回 イエス様を知るチャンスは、限られているかもです
メシア・イエス・キリストの生涯105回
「仮庵の祭りで姿を表すイエス(2)」後半
ヨハネの福音書第7章31節~36節
こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。
興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。
また、参考文献は新実用聖書注解になります。
本日のご紹介はこちらです。
style-3! 「SAMURAI」
まいむまむがここ10年よくライブに行くのがこの「style-3! 」です。
バイオリンとコントラバスのユニットです。
超カッコイイでしょ💓
バイオリンの弓が、刀のように光っていますね。
「style-3!」の曲は、ほとんどバイオリンの高嶋英輔さんのオリジナル曲です。
実にバライティに富んだ曲作りをされていて、
とてもワクワクするライブです。
で、無料ライブがありますよん。
アジア交流音楽祭2024告知CM
ゴールデンウイークしょっぱなに、
川崎駅(神奈川県)周辺で盛大に
アジアンフェスタと音楽祭が開催されます!
アジア各地の美味しいごはんと
アジアの様々な音楽が満載の
すごく楽しそうなフェスです。
わが「style-3! 」は、日本代表で出場。
4月27日(土)14時45分から、
川崎ルフロン1階イベントスペースです。
お近くの方は、ぜひぜひ川崎駅へお越しくださいませ💙
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さて、聖書をお読みいたしましょ。
仮庵の祭でのイエス様と人々の問答が続いています。
イエス様はご自身を「わたしを遣わした方は真実です。」と宣言されました。
これは、イエス様が父なる神から遣わされたのだという意味です。
神性宣言です!
ユダヤにおいてこれは、非常にアブナイ宣言です。
冒瀆罪により、即、石打の刑(死刑)となるほどの宣言であります。
しかし、父なる神様はここでイエス様を死なせるわけにはいかないので、
イエス様に危害が加えられないように守られました。
さて、このようなイエス様のことばを聞いて、
信じる人が現れます。
Ⅴ 群衆の反応 ・ヨハネの福音書第7章31節~36節
この「群衆」は、ガリラヤからの巡礼者たちを指します。
ガリラヤで、イエス様のなさった様々な奇跡
(ユダヤでは、しるしと言います)を見て、
さすがにイエス様のことをメシアではないか
と思う人が増えてきたようですね。
ただし、彼らのイメージは,
イスラエルを導く「栄光の主」としてのイメージで、
人々の罪を背負う受難のメシアとしてのイメージではなかったようです。
ガリラヤからやってきた巡礼者たちが、
「小声で」ひそひそと話しているのは、なぜでしょうか。
はい、宗教指導者たちがこわかったからですね。
でも、人の口には戸はたてられません。
パリサイ人たちは、この様子を見て、
いよいよヤバい事態だと考えました。
しかし、当時パリサイ人たちは、
人を逮捕するような権限は持っていませんでした。
そこで、祭司長たちと図って、
神殿を守るレビ人の守衛たち(=下役)を使って、
イエス様を逮捕しようとしたのです。
さて、なんだかよくわからないご発言ですね。
まず、この発言は、イエス様を逮捕しに来た役人や、
パリサイ人、そして、そこに居合わせた一般の人々へのメッセージです。
「もう少しの間、わたしはあなたがたとともにいて」
残された時はもう、そんなに長くはないと仰っています。
人間に与えられているチャンスは、
いつまでも続くことはないということです。
このおことばは、厳粛なものです。
「わたしを遣わされた方のもとに行きます。」
これは、復活されて、昇天されることを予告したものです。
「あなたがたはわたしを捜しますが、見つけることはありません。」
ユダヤ人は、実に現代に至るまで、
メシアを待ち続けています。
イエス様の登場という、
最も大切なチャンスを逃してしまったのです。
しかし、実は将来、イエス様をメシアとして認める時が来ます。
黙示録をご覧ください。
これは、キリスト再臨のときの情景です。
彼を突き刺した者とは、
イエス様を十字架にかけたユダヤ人たちを指します。
「わたしがいるところに来ることはできません。」
罪を持ったままの人間は、
イエス様と父なる神がおられるところには、
行くことができないという意味です。
これらの言葉は、たとえ話を使ったもので、
聞く耳のないのものには、
意味がわからないことばとなっています。
もちろん役人たち、パリサイ人たちも理解できていません。
「ユダヤ人たち」というのは、誰を指すことばでしょうか。
これは、パリサイ人など、宗教指導者たちを指します。
「あの人」とありますが、これはこんなに上品なことばではないようです。
「あいつは」みたいな軽蔑のニュアンスを込めた言い方です。
「ギリシア人の中に離散している人々のところに行って」
ディアスポラのユダヤ人のことです。
そして、
「ギリシア人を教える」
これは、異邦人(ユダヤ人以外の人)を教えるということです。
つまり、「イスラエルでユダヤ人を教えることに失敗したから、
外国で異邦人に教えようとするんかいな、んなバカな!?」
と思ったのです。
まあ、イエス様のご発言が全然理解できてはいないのがわかります。
しかし、実は本人たちが意識していないところで、
この発言は不思議な預言となっています。
実に、ギリシャ人の中に離散している人々のところに行って
異邦人を教えるという行為は、
将来におけるパウロの福音伝道の活動を意味しているからです。
パウロは、まず、ギリシアの町で会堂を捜し、
そこでユダヤ人に伝道して、
ユダヤ人が拒否したら、次に異邦人に伝道するという方法をとりました。
まさに、彼らは将来の福音伝道を預言したのですね!ふーしーぎ!
何にしてもこの時点での宗教指導者たちとは議論は平行線のままでした。
最初から聴く耳を持っていなかったからですね。
イエス様のメッセージの真意をつかむことができなかったのです。
お祈りします。
父なる神様
イエス様のことばを受け取ることができなかった
ユダヤの人々は、今もメシアを待ち続けています。
せっかく目の前におられたのに、
目が閉ざされていたのでしょうか。
チャンスはいつまでもないことを
私たちも意識することができますように。
主イエス様のお名前を通してお祈りします。
アーメン。
📔 📕 📖 📚 📒 📓 📔 📕 📖 📚 📒 📓
仮庵の祭でのイエス様の重要なメッセージが続きます。
是非ご一緒にお聞きください。
「メシア・イエス・キリストの生涯」第106回
「仮庵の祭で姿を現すイエス(3)」前半
ヨハネの福音書7章37節~52節
シャローム!