マガジンのカバー画像

読む

30
運営しているクリエイター

記事一覧

患者を病む

2013年7月13日
 今日で2012年の12月8日から読み始めたヴィクトール・フォン・ヴァイツゼッカー(1886-1957)のKrankengeschichteを読み終えた(Krankengeschichteは病歴という意味だが、文字通り、病む人の物語、と訳す)。
「医師は、患者を病む時にだけ、患者の病気が医師の中へと入り込んで連続し、医師の臓器をとらえる時にだけ、医師である」
 僕はうまく訳せ

もっとみる

あなたがあなたであることには、理由があります。あなたが人生でのミッションや目的をどのように表現しようとも、それは根本的にあなた自身になることであり、あなたのユニークさを可能な限り十分に経験することです。

引用: BASHAR

自分でない誰かになろうとするのは、人生で成し得る中で最も困難です。消耗・疲弊し、文字通り、あなた自身を”殺す”行いです。手放してください。自分自身でいてください。あなた自身を元気づけてください。そうすれば、あなたがフィットする大きな計画が目の前に現れます。

引用: BASHAR

個をどこまでも深掘った先

個をどこまでも深掘った先

そういえば、ずっと前から、こんなことを言われてた気がする。

「良き師をもちなさい」

「メンターをみつけ、ひたすら模倣し、いつしか自分のオリジナルをみつけなさい」

「目標をさだめ、そこから逆算して、今やるべきことをやりなさい」

これ、今でもきっとよく言われることなんじゃないかな。

ただ、わたしの場合、この教訓をたびたび思い出すのは、それに馴染めずにここまできてしまったからだと思う

もっとみる

何者かにならなきゃいけないのじゃないかと焦っていた時期から、ただ自分で在ることに集中するようにシフトしてく中で、世界の感じ方が徐々に変わっている。

世界がより広く見渡せ、でも自分とちゃんと繋がってて、安心してココにいていい感じ。

身分に囚われてしまえば、身分に心を支配されてしまう

支配されぬ心をもつには、何者かであってはならない

たとえ私が一介の郡民であっても、または賢者であっても、

決して何者かにはならずにいて、ただ自分の本心に耳を傾けていよう


引用: 三宅乱丈 イムリ24巻

幸福というのもは偶然に生じるようなものではない
それは幸運や偶然の産物などではない
それは金で買えたり、権力で自由になるというようなものでもない
それは我々の外側のことがらによるのではなく、むしろ我々がことがらをどのように解釈するかによるものである

引用:チクセントミハイ

青い蝶々

青い蝶々

🦋

アイスティーの美味しいカフェで、再来週の病理学の試験勉強をしていると、ヒラヒラと蝶が舞っているのに目がとまった。
それは青くて綺麗な蝶々だった。

カラダの面積のほとんどが、跳ぶことに使われるその生き物は、いつも軽やかで止まることなく、それでいて特に急ぐ様子もなくマイペースに動いてる。

この軽〜い感じをみてると、だんだんと催眠状態にいざなわれる。

心が重〜い感じになってるときほど

もっとみる

あなたがすべきことは、手に負えないコントロールできない状況について、苦しんだり、悩んだり、悶えたりしないこと。

あなたが今、どこにいようとも、今いる、この場所で、この瞬間に、幸せを感じて下さい。

どこにいたって関係ないのです。大切なのは、あなたの状態。

引用 Eヒックス

幸せとは、すべてが大丈夫だと心から思えること、自分にとって必要なインスピレーションを受けること。
心の中から突き動かされるような行動力で至福の追及ができること。いいことが起きると確信できること。
もちろん、そうでないことも起こると分かっている状態。

引用: Eヒックス

過去は既に終わっている。そこから学ぶことを学び、手放せばいいのだ。

未来に対する計画をたてるのはよい。でもそのことを心配して時間を無駄にしてはいけない。

過去を気に病み未来を心配するのをやめた時、あなたは今という瞬間にいる。そこで人生の喜びを体験する。

引用:B.L.ワイス

目的は勝つことではなく、心を開くこと。自分にも、自分の前にいる誰かにも。

自分は何者で、何のために存在し、本当の自分というものに近づくために何をするべきか

こういった自己知識を、最も深い思いやりと信頼をもって拡げていくことこそ、人生の醍醐味なんじゃないかな。

今、ここで満足できるものを見つける。それで十分だと感じる習慣をつける。すると、次のものを受け取る準備が自然とできる。

次のもの、次のもの。そんなふうに満足しながら次々に受け取って、展開させていくうちに、行きたかった場所にいることに気づくことでしょう。

引用: エスターヒックス