今回は、再度「胡禄(ころく)」について考えていきたいと思います。
胡禄とは、長崎県対馬市にある胡禄神社(ころくじんじゃ)から調べ始めた、矢を携行する時に用いる矢入れ具のことになります。
胡禄(ころく)の「胡」という字には、「えびす」という読み方もあります。
「えびす」とはエブス人のことではないか、と考えられます。エブス人については、こちらでも書いています。
「禄(ろく)」とは「六」であり、藤原氏のことを表しているのではないか、と以前の記事で書きました。
そうすると「胡禄」とは、「エブス人と藤原氏」のことである可能性が考えられます。
長崎県対馬市にある和多都美神社(わたづみじんじゃ)では、磯良恵比須として阿曇磯良(あづみのいそら)のご神体と伝わる石が祀られています。
「磯良恵比須(いそらえびす)」とは、「藤原氏たちとエブス人」というような意味となるのではないか、と前回の記事で書きました。
このように2つの言葉が、隠された意味として両方とも同じ意味を表しているということは、ただの偶然であるとは考えられません。
そのため、藤原氏とはエブス人に出自を持つ一族である可能性が考えられます。
エブス人とは、聖書に登場する民族です。
エブスとはエルサレムのことで、エブス人はエルサレム(カナン)の先住民だったということです。
ノアの子ハムの子孫であるカナンから、エブス人が生まれ出ましたので、エブス人はカナン人でもあります。
上記によりますと、エブス人の発祥は15000年以上前の東南アジアだと言われているとのことです。
15000年前とは日本の縄文時代であり、12000年前に海に沈んだと言われているムー大陸の時代でもあります。
そして縄文時代前期にあたる、12000年前の鹿児島県の薩摩火山灰の下層から、イネのプラント・オパールが検出されています。
このことから12000年前に、鹿児島県薩摩周辺で火山灰の降り積もる程の大噴火があったことが分かります。これは、ムー大陸が沈んだ時期と重なります。
さらに今から約7300年前にも、鹿児島県南部の大隅海峡にある海底火山が巨大噴火を起こしました。
この鬼界カルデラ大噴火によって、九州南部の縄文文化が壊滅されたと言われています。
約7300年前の鬼界カルデラの大規模噴火は歴史的事実であり、大津波や火砕流の発生が研究によって明らかにされています。
この鬼界カルデラ大噴火によって、九州南部の縄文文化が壊滅されたことは間違いないことだと思います。
火焔型土器(かえんがたどき)とは、縄文時代中期(5500年~4400年前)に造られた土器であると言われています。
この鬼界カルデラ大噴火あるいは、ムー大陸の沈没を経験した縄文人が、火焔と海面が渦巻く様子が描かれた土器を造型し、ムー大陸の最後の記憶を語り継いだのではないかと個人的には考えています。
鬼界カルデラの大噴火という歴史的事実を知ることによって、住む場所を失った多くの縄文人たちが日本から世界各地へと移住していった、という民族移動の流れが明確となってきました。
次に貝紫染めという特殊な染色技術から、民族移動の流れを見てみます。
フェニキア人によるこの貝紫染めは、染色方法を秘伝とし、フェニキア人が技術を独占していたようですので、この貝紫染めの染色技術を持つ民族は一部の民族に限られていたと考えられます。
上記によると、「フェニキアの紫」で知られる貝紫染めについて、フェニキア人が中東で活躍した時代よりも遥かに前である縄文時代の縄文人が、この染色技術を持っていた可能性があるということです。
さらに弥生時代の吉野ヶ里遺跡でも、貝紫染めの染色法による布が出土しているというのです。
そこで、貝紫染めの伝播から民族の移動を見てみると、縄文人(約17000年~3200年前)→フェニキア人(約3500年前~2800年前)→弥生人(約3000年前~1770年前)となります。
そのため、貝紫染めの染色技術を持つ縄文人が日本から、中東や地中海地域へ移住しフェニキア人と呼ばれ、弥生時代にはその民族が再び日本へと帰還して来たのではないか、と考えられるのです。
ここで、この記事の最初に書いた内容に戻ります。
藤原氏とは、エブス人に出自を持つ一族である可能性が考えられる、と書きました。
エブス人も、日本からエルサレム(エブス)へと移り住み、長い年月を経て再び日本へと帰還し、藤原氏となった可能性が考えられます。
聖書には、次のように書かれています。
カナンの地の先住民であるエブス人を含む七つの民を、神様は『必ず滅ぼし尽くさねばならない』と仰っています。
エブス人たちは、異教の民であり、偶像礼拝を行っていたのです。
しかしながらイスラエルの民は、聖絶すべき七つの民を完全に聖絶することができず、イスラエルの民は主に対して罪を犯し、偶像礼拝という結果をもたらしました。
奈良県奈良市には、藤原氏の氏寺である興福寺(こうふくじ)があります。
興福寺には、奈良時代に造られた「阿修羅像(あしゅらぞう)」が国宝とされ安置されています。
異教の民であり、「アシェラ」ならぬ「阿修羅(あしゅら)」の像を造った藤原氏とは、エブス人に繋がる可能性がますます高まってきました。
もう一度、神様の御言葉を掲げます。
偶像崇拝を強要し、輪廻転生はあると嘘をついた「釈迦」は、悪魔崇拝者だったのか。
仏教の「お経」や「真言」が悪魔を召喚するための呪文であり、仏教が悪魔教であるという確たる証拠。
悪魔を拝んで人生を破壊する生き方から、神様を拝んで人生を幸福にする生き方へ。
何をどう祈ればいいのか、具体的な方法をお教えします。自分の人生も世界の運命も変える鍵がここにあります。
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