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その決断&行動が、あなたの未来を創っている
とある企業の営業部責任者様とのコーチングの一幕。
「どうしても、楽な道を選ぶ新人がいる。優秀だから、自分の営業数字につながるかを瞬時に見極め、優先順つけて、手を抜く仕事が多い。
そこに振り回される事務スタッフが困っている。何度注意するも、反省の弁と返事だけは気持ちが良い。
行動は伴わず、課せられた営業目標だけは卒なく達成できちゃう。
かといって一人だけ目標を更に上げるのも酷だし、新人だから育成担当者になるのもまだ早い。
保有能力を生かし切れていない気がして、すごくもったいない。もっと苦労して頑張ってもらいたいんですけどね。」
本当にその新人さんにとって、楽な道を選んでいるのかは確認したいところ(実はメチャクチャ頑張ってシンドイ思いをしているかも)ですが、
・事務仕事を丁寧にやらない理由は何でしょうかね。
・やらないのではなく、できないのでは?
・そもそも営業担当がやるべきなのか?
(事務が苦手なら、その点を重点的に、その方に合ったやり方でフォローアップできると好ましい。役割や仕組みでカバーできるなら、そもそも営業は事務をやらなくても良いかもしれません。)
その辺りを整理した上で、本日の記事でお伝えしたいことは下記です。
・手を抜いている仕事の価値を分かっていないのでは?
(部長様が思うほど、全ての仕事に精を出す価値を感じていない。
仕事に勤しむとどうなるか、その先の未来を描けていない)
その新人さんの「月間目標達成&手を抜く仕事」の先には何があるんでしょうか。(事務がいつまでもできない・周囲を困らせる存在・社内の信頼失墜・管理業務を任せられない、などですかね?)
その決断は、未来をも選択したということを知ってもらうと良いかもしれませんね。
今の目先の楽(ラク)を選択しただけのように見えますが、その先の未来も選んだということですからね。
それが望ましい未来なのか否か。
そもそもどうなりたいのか。
月間の営業数字を達成し続けることだけでも、とても立派ですが、それは
実は「単月達成」以上の価値が多々あること、未来が色々変わってくることを理解したら、想いを込めて更なる工夫を重ねるかもしれません。
何に繋がるか分からない仕事ほど、本領発揮しにくく、ボタンの掛け違いのようにやれどやれど、無駄が出てしまうこともあります。
業務の始まりや、業務手順を変更するときなどは余計に、「Why」を「未来」に絡めて話し合うと良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
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