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「ちはやふる」にハマる我が家

先日、家族とふらっと寄った近江神宮。
とてもきれいな神社でした。

近江神宮は、「大化の改新」で有名な天智天皇を祀った神社。
自然豊かな境内、色鮮やかな楼門、近江造り・昭和造りの社殿など、見どころが多数ございます。 また、百人一首かるたの祖と言われる天智天皇をお祀りしていることから、「かるたの殿堂」と呼ばれることも。毎年多くの参拝客が訪れています。


近江神宮は、かるたの聖地と呼ばれ、野球の甲子園にあたる全国大会や、タイトル戦も行われる、かるたをやってる人は一生に一度は訪れたい正に聖地なのです!


百人一首は小学校の時に授業でやって、そこまではまっていなかったのに、なぜか今も空で言えるくらい覚えている句がある不思議。


ちなみに、覚えているのは、
「朝あさぼらけ 有明ありあけの月つきと 見みるまでに 吉野よしのの里さとに ふれる白雪しらゆき」

唱の響きが良いからなのか、歌詞のせいなのか、鮮明に覚えているのは謎ですが、それくらい魅力がある句が多いのが百人一首の魅力なのでしょう。




この近江神宮で出会ったのが、「ちはやふる」。


最初は何のこと?映画?と貼ってあった映画ポスター(映画化もされています!)をぼけーと見ていたのですが、ちはやふるという単語が妙に耳に残り、漫画好きでもあったし、子供たちに、百人一首を知ってもらうきっかけになればいいなぁという軽い気持ちで、近くのゲオで漫画レンタル(これ便利です!)をしたのがきっかけでした。

そこから家族そろって「ちはやふる」を見る毎日が始まります。
漫画レンタルは1週間借りれるので、毎回2~3冊借りてきて、子供たちも、自分たち(奥さん)も真剣に見るようになりました。


「ちはやふる」の面白さは、百人一首という、一見地味な競技を魅力的な登場人物がものすごく楽しそうに、そして真剣に競技をしている姿と、心身共に成長していくのが見れる点だと思います。

作者の心理描写が絶妙で、思わず感情移入してしまうシーンが多すぎます。小難しいルール説明はあまりなく、試合を追って成長する主人公をはじめとして、サブキャラまでも丁寧に描いており好感が持てます。

自分自身は、これまでこの手の少女漫画のような漫画は好んで見ていなかったのですが、もはや熱血スポーツ漫画として、子供たち同様楽しく拝見しています。競技スポーツとしてもかるたは面白いと感じるようになりました。

子どもたちも、百人一首をやってみたい、クイーン戦(競技かるたの最高峰を決めるタイトル戦)を見てみたい!というほど、どっぷりはまっている我が家・・・

旅行を通して、日本文化の魅力を再発見した気分です。
新しいことを知るのは本当に楽しいし、うれしいことです!

知れば知るほど奥が深い日本文化、そして漫画!
日本人に生まれてきてよかったーと改めて感じる今日この頃です。


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