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収入減になって変わった「お金」についての考え方

「お金」に対してこれまで興味はなかった。正社員として働いていた頃は、時間の切り売りで毎月固定的に給料が入り、その給料の範囲内での生活をすることが普通で、それ以上の望みは特に持たず、「お金持ちになりたい」とか、お金に対する欲求は持っていなかった。

だけど、最近少し変わってきた。理由は、この一年間で「正社員として得られていた頃の金額の収入」がなくなり、それに伴い”貯金が減った”から。
貯金があって何とかこの先の生活も大丈夫だという安心感があると、お金について考えたりなんてしなかったけど、私にとって「貯金が減る」ということのストレスが、ダイレクトに不安感に繋がっている。

もともとお金に対して興味はなかったけれど、この漠然とした不安を見つめなおすために、「なんでお金がないと困るのだろう?」と書き出してみた。

悩みや不安がある時は、「なんで?」とか「ということは?」と細かく質問を差し込むことで、具体的に悩むようにしています。セルフカウンセリング(自分対自分の個人面談)をノート上でやっています。話が進んで、やる前よりスッキリする✨

「お金がないと困るのはなんでですか?」という質問への答え

書いてみると、大きく3つの理由があることが分かった。
「欲しいものややりたい事をお金を理由に我慢することは辛いから」 
「友人や親、大切な人と一緒に過ごす時に、めいいっぱいの楽しさを満喫できない理由になったら、すごく悲しいから。もはや自分だけの問題ではなく、人と過ごす時の豊かさの質に関係してくることだから。」
「どうしても困った時(病気や事故、ケガなど)に、お金を払えば対処できることに太刀打ちできないと、非常に困るし危機だから。」

上から順番に、危機度が上がる内容になっている、、💡
「お金」があれば、欲しい物を買えたりやりたいことができる”選択肢が増える”という自由がその分広がるっていう意味もあるし、
誰かと一緒に過ごす時に、その人と同じだけの選択肢の幅があるほうが良いし、そこで制限をかけるのは非常にもったいないと感じる。一人でなら選択が狭まってもまだ良いけど、人と関わる時間は制限なんてない方が楽しいし、良い思い出にもなる。
そして、最後。これは手段としてのお金の使い方で、「生きる為の手段」としてお金が必要だということ。
もし、今の自分が急に心筋梗塞になったり、どこかで怪我をしたりして普通の生活が難しくなってしまったら、それはお金でしか対処ができない。人に助けてもらうとしても、自分の身体(自分の範囲内)のことだから手持ちのお金がある方が安心である。

ということで、お金があれば「選択の自由」が広がるし、「人と過ごす時の時間の質」にも影響するし、「お金でしか解決できないことを解決できる助けになる」という3つの理由から、私は「あ、お金って必要なんだ。」と頭の中が整理できた。

だから「お金が欲しい」と今は純粋に思うようになった。「お金持ちになりたい」というよりは、自分が我慢をしたり困ることが無くなる範囲まで、お金があると嬉しい。
もちろん、「お金」自体には興味がない。お金自体は形がないようなものだと思ってる。
お金があれば、その使い道を自由に選べるから、その分好きにできることが増えるから、人を喜ばせることができるから、欲しい。

もちろん、お金だけが大切なのではないけれど。むしろ、お金で買えない大切なものを守るためにお金がいると思う。(健康や大事な人との時間、幸せな気持ち。こういう形の無いものを大事にするために、お金が必要ということである)

だから、稼ぐ過程でも、「我慢」や「苦しい思い」をしてお金を手に入れたくない。マイナスのエネルギーから生まれたお金で幸せになるというのもおかしい風に感じるし、それは出来ないのではないかと思う。
私が「お金はエネルギーなのだ」と知るきっかけになったのが、下の本です。

最後に、一冊の好きな本をご紹介して、終わります。📖

この本です。何となく本屋で見て表紙に惹かれて手に取って、結局買いました。読書感想文を書くと、すごく長くなりそうなので今回のnoteに関係ある内容を引用させてもらいます。

第4章『豊かなリッチエネルギーを受け取ろう』のページより。

お金も感情が生み出す「エネルギー」
お金って「感情」が良くも悪くも動きますよね。
そして、逆にいえば「感情」自体がお金を動かしてもいます。
経済学の教科書でも「お金というものは感情である」「さまざまな人の思いで経済が動く」という話が一番最初に出てくることがあるそうです。
(中略)
地球での体験は、さまざまな感情を味わうためともいわれています。
お金というのは、感情が動きやすく、とてもおもしろい存在なんです。
逆にいえば、感情を使っていけば、お金も動きやすいということ!

第4章「豊かなリッチエネルギーを受け取ろう」

これを読んで、「お金はエネルギーか、・・・なるほど💡!」と思えて、「お金は感情である」っていうことも目からウロコが落ちたけど確かにシンプルにそう言えるなと思えた。物を買うのも遊びに行くのも、私たちは「楽しい」とか「嬉しい」とかの感情を得たいから、するのだろう。物を沢山持ったからと言って幸福には繋がらない、本当に欲しいのは「感情」っていうところが、非常に人間の根本を感じるところである。

この本を読んで、お金は「嬉しいとか楽しいとかの感情」だから、使うときには喜んで使いたいし、自分がお金を生み出す時にも「喜びのエネルギー」で生み出したいと思った。
そうすれば、人に喜びを与えることもできるし、自分もその分の感謝のエネルギーを受け取ることができる。これが仕事の本質なのではないかと思っている。

最後に、お金が減ってすごく不安な気持ちになる時に、私が意識している言葉を載せておきます。
「お金は周るもの」という言葉です。

もし今の自分の手持ちが少なくても、「そもそも周っているものだ」と考えると、エネルギーの流れが大事なんだと思うことができる。また手に入れることは出来る、と希望を感じられます。

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました🙏✨

■編集後記■
ついつい長くなってしまいました。
文章中に、常体の「です・ます体」と敬体の「である体」がどちらもありますが、自分の語り口として述べていることが常体で、メッセージとして書いていることが敬体として読んでもらえれば嬉しいです。


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