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えんまポイントは減らない

つぶやいたのだが、えんまポイントについて。
嘘をつく事を「えんまポイントをためる」と言っている。

嘘って、ばれてる。
バレない嘘なんてない。
なら嘘をつくメリットなどない。

ひとって嘘をちゃーんとわかってる。
みんな無意識で繋がっているから全部バレてる、というのもあるのだが

以前、走馬灯を見た話をした。
いろんな場面が次々とスライドのように流れた。
そのとき…
「あっ、この時この人は嘘ついてたんだ」
とわかるシーンも流れた。
「ああ〜亡くなる時は全部全部のことがわかるんだな」と感じた。

閻魔さまの前にいくと、自分の人生を全部見るという。このことなのかもしれない。

嘘を見抜けない時は期待があるからだ。
ほんとうは嘘だとわかっているのに
信じたい、信じたら自分にメリットがあるから。
だから騙されたフリをする。

嘘をつくと自己肯定感を下げる。
(平気で嘘をつける方の事はわからない)

全ての人を騙せても、自分は騙せないからだ。
「自分は嘘をついた」という罪悪感をもつ。
(持たない人のことはわからない)

これが閻魔(えんま)ポイントだ。

閻魔ポイントをためるほど、自己肯定感が下がる。
ちょっとした嘘でも、大きな嘘でも。

閻魔さまが罰を与えると言うより、
そのこと自体が自分で自分をおとしめてしまうのだ。
自分が何かを成し遂げようとした時に、自分を信じられなくなる足を引っ張る(えんま)ポイントなのだ。

だから誰かを騙せたとしても、嘘は損なのだ。
(騙せない)

正直者はバカをみない。

ただ馬鹿正直にはならない方がいいかもしれない。
沈黙は金。


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