パニック障害あるある④ 「元気そうなのにね」と言われる。ちがうんだよ…。

もう何回言われてきただろう。

「元気そうに見えるのにね」

ちがうんだよ…。

今日こうして、元気そうに、ここに来るために、どれだけの準備をしたことか。

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パニック障害。

パニック発作。

それは予告もなく、突然おとずれる。

明日の体調なんて、わからない。

いつも爆弾かかえながら生きている。

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とはいえ。

楽しみな予定は入れたい。

だから。

1つ予定が決まると、最低でもその前後1週間はフリーにしておかなきゃいけない。

「ここぞ」という日に、楽しく過ごせるために。

万全を期して体調をととのえる。

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会いたい人には会いたいし、

行きたい場所には行きたい。

自分がそうしたいから、している。

だからまぁ、いいんだけれども。

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そうは言っても。

そのペースで予定を入れていくと、ほとんどの物事がなかなか進まない。

だから。

一か八かにかけて。

事情を説明して、体調次第ではドタキャンになってしまう可能性もあると説明して、予定を入れることもある。

そこで、どうにかこうにか行けたとして。

こう言われるのだ。


「元気そうなのにね」

「体調不良って、どこがどうしんどいの？」


(オーマイガー…)

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そりゃそうだよね。

客観的に見たら、そう思われても仕方がない。

体調に波があるだけで、元気な日はとても元気だ。

「ほんとに病気なの？」

なんて冗談まじりに言われることもある。

顔で笑って、心で泣いてしまう。

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こんな自分が悔しい。

なんでなの。

みんなみたいに、元気に活動したい。

パニック障害になる前は、普通にできていたこと。

ほとんど出来なくなってしまった。


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でもね。

実は今、そんな自分がすきだ。

たくさんの困難をのりこえたからこその、今の自分。

失ったものは、計りしれないけれど。

実は、得たものも計りしれない。

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何気ないひとことに傷つくこともある。

でも。

その人は悪気があって言っているわけではない。

本当に心配してくれていたりする。

伝わらないのはもどかしいけれど。

伝わらない人には伝わらない。

それは仕方がないこと。

そう割り切れるようになった。

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(教訓)

「理解してもらえないことを受け入れたらラクになる」

「分かってもらえなくて普通。分かってもらえたらキセキ。くらいに思ってちょうどいい。」