妻の自立支援の巻

タイ人の妻は、私が経営する会社と雇用契約を結んで会社から給与として月に80000円をもらうことになっている。

2月末から会社からということになっている。それまでは私個人から月に80000円をタイへ送金していました。そしてさらに妻の母に毎月結婚の持参金として80000円を約2年間送金するという話になっています。

こんなことをしていたら普通の会社員はやっていけないと思いますが、私は一応社長だからなんとかなっています。会社を設立して会社から支払うことになったので今後はさらに余裕は少し出るし会社の節税にもなる形です。

さて、妻はこの80000円で毎月足りないと言っているのでどうしたものかと思っているのですが、この80000円という金額は日本でいうところの扶養の範囲ギリギリになります。これ以上稼げば当然社会保険料などが発生してくるし、私の給与に入っている扶養控除もなくなり大ダメージを受けるという形になるわけです。

ただ、妻が自分でお金を稼ぎたいという気持ち(自立心)というものは大切にしてあげたいと思っているので、妻がこれからやりたいというタイマッサージセラピストの研修の費用は出してあげようかと思っています。

しかし、妻がタイマッサージセラピストとしての仕事を簡単に辞める可能性もある。そうなるとこれは完全に無駄な出費になるわけです。タイ人というのは、本当にお金を無駄にすることに躊躇しないので、本来私はタイ人と結婚すべきじゃない人間なのに(経営者として利益を追求する立場だからね)してしまったという感覚がいつまで立っても拭えないのです。。

タイ人と結婚した先輩方はここを乗り換えた先に輝く未来があるということを言うのですが、妻の恐ろしいお金に関する発言に私は度々驚愕するのです。

タイは東南アジアの中でもおそらく経済的にはそこまで発展しないだろうと個人的に思っています。と言うか信じている節がある。それはタイ人があまりにも怠惰というのがあります。

そして気分で簡単に仕事を辞めたりする。なので、タイでビジネスを成功させている日本人というのは本当にすごいと思うのです。だって気分屋で怠惰なタイ人をコントロールしているわけですからね。

ということで、ここまで読んでタイ人に対して悪い印象を持った人もいると思います。しかしながらこのデメリットとも思える部分がタイ人のいいところでもあるわけです。

仕事やビジネスには向かないですけど、気ままに生きていてストレスを抱えない国民性というふうに妻自身は大人のことを評価しています。

とはいえ、結局人間関係に翻弄されて右往左往しているタイ人だらけなので、そういう意味でも完璧ではないのです。

だからこそ少し努力した人は割と簡単に成功できてしまうのではないかなと思う今日この頃です。

妻がタイマッサージセラピストとして一端になることができたら、会社で経営をサポートしてあげて妻は扶養から外したいと思います。そこまでいけたら私は妻を本当に尊敬できるかな。

スースーナ!

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?