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浪費について

やはり事業創業者である私と田舎出身のタイ人女性である妻との間にある金銭感覚の差というのは本当に大きく、この帳尻を合わせていくのは相当先になるのではないかと思う。

彼女の意識というのは常にお金を無駄に使う(浪費する)というところに集約されている。私はお金を有効に使うということを常に考えている。事業を起こしてから色々なものにお金を使ったけれども、全て先を見越して使ってきた。

私の会社というのは人が商品になっているような事業なので、人に対してお金を使うことが多かった。元々の資本みたいなものはそこまでいらない仕事ではあったでスタートアップはそこまで厳しくはなかったけれど、それでもやはり立ち上げ当初は経済的な苦労というのはあった。

一時期は本当にパンツ一枚も買えないような状況になっていたこともあって両親に頼んでお金を貸してもらったこともあった。

今はそういう状況はようやく抜け出して、私は経済的な自由を手に入れつつある。元々フォトグラファーだったので、その時代からお金に関しては投資に費やしてきたという自負があるので、そういうところから隔絶されたところからやってきた妻からすると私は相当ストイックに見えるのだと思う。

タイ人は怠け者が多いということで、妻自身が言っていたけれど、それはおそらく妻自身もそうだということを自ら言っているということもあるのだと思う。

そういう感覚のズレがある中でお金に関して今までたくさん喧嘩してきた。結婚する直前もそうだし、婚姻届を出した後も何度も離婚するという話がお金の話で出た。

ただ最近妻にロバートキヨサキのベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」を読ませたところ金銭感覚は少しずつ補填されてきている。

ただ、やはり自分に対してかなり甘いのでお金はダダ漏れしているという状況だ。結局投資をするのに回すと言ったお金も使ってしまっている。

なので、私は妻に使い込まれないようにお金の管理は別にすることにした。また払えないものは払えないとはっきり言わないと私が好意で支払ったという話になり私が悪いということにされたりするので、もう断ることははっきり断ることにしている。

とにかくもうタイ人は浪費が大好きだという印象しかない。妻が変わってきていることだけは私の心の救いで、出会った当初などコロナ禍から抜けてようやく潤ってきた私の銀行残高はすっからかんになってしまったのです。

生々しい話を書きましたが。

結婚を続ける秘訣というのは、何があっても離婚しないこと。

これは間違いないのだと思います。本当に私は時々耐えられないくらいの衝動に駆られるほど浪費に対して拒否反応が出ますが、それでも淡々と感情的にならずに説明を続けるということがとても大切なのだと思います。

私が社長になって、今も資産を増やし続けられるのは私の投資や勉強を惜しまず切り詰めて生きてきたことが一番の要因となっているということです。

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