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進学校で子供が深海魚になってしまった親の気持ち 第四回(深海魚の高校生へ)

息子が学校を辞めたいと悩んでいる時に日本中に同じような悩みを抱えて苦しんでいる高校生がいると知りました。とても悲痛な投稿も見かけました。青春と呼べる時期。柔軟で知識も入り、体力もあるとても輝く数年間。歳を重ねるとその貴重さがわかり、親として生き生きと過ごしてほしいと心から思います。 今回はもしかしたら今悩んでいる高校生に、(1年前の息子に)向けて書いてみたいと思います。 1、転校という選択について 「教室に入っただけで嫌な気分になる。」「金曜日から翌週を思って憂鬱になる

    • 進学校で子供が深海魚になってしまった親の気持ち 第三回(何のために勉強する?)

      ただいま我が息子は反抗期真っ只中。今までも反抗期はあったが、少しでも勉強のことにふれると鋭い目で睨まれる。 今回は「勉強とは?」について書きたいと思います。 息子が高1の頃に学校を辞めたいと言い出した時、どこか転校先はないか全国の様々な学校を調べたり、校長先生の本を読んだり、同じく進学校で学校を辞めたり、辞めたいと思っている高校生の気持ちをネットで検索したりしていました。 今は良い友人たちのお陰で学校に通学できるようになりましたが、「勉強とは?」については個人的に常に考

      • 進学校で子供が深海魚になってしまった親の気持ち 第二回(固定観念との闘い)

        今にも退学してしまいそうな高校一年生をその後どうやって乗り切ってきたかを書こうと思っていましたが、今頭の中を占領している事を途中で挟みたいと思います。 中室先生や高濱先生の講演をきき、本も読みました。そしてこのところ話題の成田悠輔先生のYouTubeに夢中になっています。 息子が高校に入り私が親として常に戦っているのが、自分の中の固定観念です。「高校に入ったら将来やりたいこともしくは大学で勉強したいことを探しながら、大学受験を乗り切ってできればいわゆる偏差値の高い大学に入

        • 進学校で子供が深海魚になってしまった親の気持ち 第一回

          ごく簡単にプロフィールを書いておきます。 著者:1人息子現高2の母。息子は地方のいわゆる進学校(偏差値68-70? )通学、成績はかなり下位と思われる(もはや成績表を見せてくれない。) 秋になり、大学受験が迫ってきているようで焦りからか、心がざわざわして、先輩ママに相談したり本を読んだりしています。 先日、はなまる学習塾の高濱正伸先生と教育経済学者の中室牧子先生の講演会を聴く機会があり、とても感銘を受けました。教育経済学という学問にも興味を持ち、学びたいな、と思ったほどです

        進学校で子供が深海魚になってしまった親の気持ち 第四回(深海魚の高校生へ)

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