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せんせいって呼ばないで!?

タイトル惹かれました?
タイトル斬新でいいと思いませんか?
(押し付けがましくて、申し訳ない)
NEW KAWAIIですよね!?
(最近、FRUITS ZIPPERさんにハマっていて。)

前置きは いいとして

学校では、「〇〇先生」と呼ぶのが
当たり前のようになっています。
もちろん、敬語でお話しすることも
小学校高学年くらいになると求められます。

「◯◯せんせい」って呼ばない時間が
あってもよくないですか?

別に子どもが下とか
先生が上とかじゃないし
って結構思うタイプだったので

1年目の時から
せんせいじゃない時間
「はい、せんせいの時間終わり」を作りました。
それには、合図があります。

心空せんせいが
せんせいでなくなるのは、

首から下げている名札を外したとき。
その瞬間
心空せんせいではなく、心空に変身します。

普通の人です。みんなと同じ人。
「大人では、ありません。
◯年◯組のお友達です!って」って言ってました。
嫌なこと言われたら泣きます。面白いこともします。
(大人も子どもも言われたら、嫌な言葉は同じ)

その時間だけは、ラフに関われる。
ミクちゃんとか
なぁーちゃんとか
ミクーとか
子どもたちも不思議な空間に。

学級会でのこと。
名札を外して、余分に置いてある
子ども用の椅子に座って参加。
「え?せんせいも?」と驚く子どもたち
「え?みんなのクラスでしょ。ミクも入れてよ」と何がおかしいの?みたいな顔して参加します。

もちろんそれには理由があります。
子どもたちが主役として学級会を進めてほしいという気持ちがあるからです。
少しずつ練習です。
始めは、出た意見を黒板に書く係と並行していたのですが、だんだん子どもたちだけで、できるようになると、
ミクは、意見を言ったり、整理したりする役に。


ある日、休み時間のことでした。
おにごっこをしているとき。いつもは名札をTシャツの中に入れるのですが、なぜかその日外してしまったんです。
体育館で「ミク狙え〜」「ミク挟み討ちにしよう」と声が、、、していたそうです。

しかし、わたしはまだ気づいておらず。

体育館の出入り口で、子どもたちの様子を見ていた主任の先生に、うちの子が呼ばれているのをみて走りました。
状況を聞くと、七沢先生のこと呼び捨てにしていたことで指導していたと
これは、私が悪いとその場で謝罪。
もちろん子どもたちにも。

その後
「ミクせんせいも怒られるんだね。」
「そうです。せんせいも怒られます。みんなごめんね。」

そこで、「はい、せんせいの時間終わり」制度廃止にはなりません。
(懲りないやつ・・・と思わないでください。)

1日中「せんせい」という立場でいるのは、気張ります。
子どもたちにもリラックスしてほしい。


オフトーク

学校は、公教育。
指導するべきところはしなければならない。
それは、十分分かっています。
子どもたちがリラックスする方法は、いくらでもあると思います。
自分の過去。担任の先生は、あだ名で呼んでいた。ただし、休み時間だけ。
だからといって、学級崩壊してないです。

崩壊してないからいいのか?と言われたら
そういう問題でもないと思います。

最初にも言ったように、公教育。
カチカチに縛ってしまうのではなく
紐を緩める時は、緩め
紐を締める時は、締める

この匙加減は、せんせいの見せ所なのでは
ないでしょうか?


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