天国への準備

ヨハネの黙示録 4:11    2024 05 03 (金) 
主よ、私たちの神よ。あなたこそ栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。あなたが万物を創造されました。みこころのゆえに、それらは存在し、また創造されたのです。

これは近いうちに世界中のクリスチャンがある日突然、消えていなくなり、一斉に天へ移されたときのビジョンを弟子のヨハネが書き写したものです。栄化したクリスチャンたちがひざまずき、神さまへの賛美に没頭しています。地上の生活において聖霊に満たされる機会は限定的です。常に満たされ続けることはあり得ません。けれどもその不自由さから解放される時がきます。キリストによって天に携え上げられた世界です。

そこでは常に永遠に聖霊に満たされ続けます。思い、言葉、行いがことごとく神のみこころにかない、神を喜ばせるばかりで悲しませることが一瞬もありません。しかも天上では罪を犯す可能性はまったくないので罪を犯さないようにする努力も要りません。そこには「自分を愛するように隣り人 (接する全ての人) を愛する」営みしかないからです。

今はその世界で生活するための準備期間です。そこには自己中心がなく、他者のために与えることを無二の喜びとするところです。愛する (好き嫌いに関わらず尊重する、大切にする、仕える) ことは天上での生活になじむための備えになります。地上で誰かを愛すれば、天上ではより愛する力が増し加わるということでしょう。詩篇 18:34「戦いのために私の手を鍛え   腕が青銅の弓も引けるようにしてくださいます。」。