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隠れているものほど

隠れているものをキレイにしたり、隠れているものほど大切にしたり、お金をかけるようにすると運気が好転するという話を聞いて、これだー!!
と思った。

たとえば。

身にまとっているものの中で隠れているもの
…下着
家の中で隠れている場所
…トイレ

トイレ掃除をすると運気が上がるとか、金運が上がるとか良く聞く話だ。私は、小林正観さんのトイレ掃除の話を知って、旦那が亡くなってからずっと実家の2つのトイレ掃除を毎日欠かさずしている。出先のトイレも、自分が入る前よりもキレイな状態で出てくるように出来るだけ心がけている。不思議な事に、臨時収入があったり必要なものは必要な時に手に入るようになった。

会社員時代、朝更衣室で着替えている時に、中途採用でホテルのフロント業務から転職してきた年上で既婚者のお姉さん的な方がいて、下着を褒められた事がある。
当時入社3年目ぐらいで後輩が居ない頃だったので、誰より遠くから通勤しているのに、1番に会社に行き、給湯室の準備をしたり早めに仕事を始めて、早く帰れるようにしていた。
『みこちゃんは誰よりも早くから会社に来て準備してるね。ホテルの受付してるときにね、人が見てないところに気を使える先輩がいたの。見えないところに気を使える人になろうって私も思ってるんだけど…下着もね。まだ使えると思って、よれた下着でも着ちゃうんだけどダメね。みこちゃんはいつも色々な可愛い下着を着ているし、こうして早くに来て準備して、見えない場所に気を使える人なんだよ。』
と褒められて、とてもとても嬉しかった。
そうして、美輪明宏さんの本をバッグから取り出して、「良かったら読んでみて」と言われた。
通勤の電車の中で繰り返し読んでいるのだという。美輪明宏さんがホテルに泊まりに来た時に応対した事があり、「佇まいが美しかったし、オーラが半端なくて、コンサートにも行ってみたら、もう観音様みたいだった!!」と言っていた。その話を聞いて私も美輪明宏さんのコンサートに母と行った事がある。緞帳付近に香水を染み込ませてあって、終わりが近くなるにつれて照明で会場が天国のようにキラキラ輝いて熱でいい香りに包まれてウットリしてしまう。このライブでの香りの演出は、米津玄師さんのライブでもそうだった。

本には

☆色や香りにはエネルギーがある
☆生命エネルギーの塊を『赤ちゃん』というぐらい、還暦には赤いものを身につけてエネルギーを補うぐらい赤にはパワーがある。


と書いてあった。面白いなと思い、美輪さんの本をほとんど読んだ。

当時海外ドラマのSATCを観ていて、なるほどなと思ったのは、サマンサがブランドバッグの偽物品を、偽物だと分かって沢山買い込むが、キャリーは勧められても買わなかったというシーンがあったような気がする。

誰かに指摘されるわけではないけれど、偽物を持っているという事を1番知っているのは誰よりも自分自身だと分かるからだ。

誰に見られているわけでもないけれど、トイレ掃除をする。

誰に見られているわけでもないけれど、自分のお気に入りの下着を身につける。

誰に見られているわけでもないけれど、目に見えないところに気を使う。

何だかしばらく忘れてしまっていた気がするなぁーと思い、可愛い下着を沢山買った。


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