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ハラハラ、ほっこり、スカッと!心を忙しくさせるヴィンチェンツォが憎い

ドラマ「ヴィンチェンツォ」を観ました。

イタリアマフィアの顧問弁護士である「ヴィンチェンツォ・カサノ」が、とある目的のため韓国へ。目的遂行の傍ら、韓国にのさばる悪いヤツらを痛快にやっつけていくドラマ。

いやー、またいいドラマに出会えた。これまたスタジオドラゴンの制作!トッケビ、サイコだけど大丈夫、愛の不時着など大ヒット作を次々に生み出すこの会社、なんなの?!

初めて、第3話で号泣

自分でもびっくり。ドラマの3話って、他のドラマなら「いよいよここから!」ってところなのに・・・気づいたら大号泣してた。

泣かせてきたのは、この人です。
梨泰院クラスを観た人なら、誰もが度肝を抜かれたでしょう。まさか、あの長家の会長と優しい弁護士ホン・ユチャン役が同一人物だなんて(驚)

本当に信じられない。演技力と幅がすごすぎてびっくり。梨泰院クラスを視聴済みの人にも、あの時の悪役ぶりを全く匂わせないスゴさ。


甘くないロマンス、男女のバディが最高

ヴィンチェンツォのバディとして活躍するのが、女性弁護士のホン・チャヨン。

この2人の関係性が、すっっっごく良かった!!
男女のペアなのにベタな恋愛の展開にはならず、あくまで悪党退治がメインで話が進んでいく感じが新鮮。
だけど、本当にすこーしずつ信頼感や愛情が芽生えていく様子、この「甘くなさ」が最高!

顔を近づけたり、ハグしたり、見つめ合うシーンなんかもたくさんあるのに、2人の間にはいい意味でロマンス感がただよわないんですよ。

だからこそ、たまーにある嫉妬しちゃうシーンとかが最っ高に良い・・・あ〜愛おしすぎる2人!

悪役は、濃ければ濃いほど良い

このドラマに出てくる悪役たちが、これまた最高でした。最高に悪い!!最高に腹が立つ!笑
ヴィンチェンツォを観て、悪役はキャラが濃ければ濃いほど、主人公たちやストーリーが際立つってことを再確認しました。

いやー!ほんっとに悪かったこの右3人!!!

ハマってしまうドラマの共通点

ヴィンチェンツォを観る前に別のドラマを観てたんですが、初めて途中で離脱しちゃったんですね。
なんでそのドラマにはハマれなくて、このドラマにはハマったんだろう・・・と考えてみると、登場人物の「弱いところ」が描かれるかどうかが鍵だなぁと思った。

1話での登場から万能感あふれるヴィンチェンツォだったけど、韓国についた途端、うっかり騙されて身包みを剥がされるシーンがありました。

そこでグッ!と心を掴まれたんですよね。
ああ、このヴィンチェンツォも人間なんだって思えたというか。
もしもここで騙されずにサッと敵をかわしてたら、親近感が湧かなかったと思うんです。

フィクションであっても、人間らしい「弱さ」や「欠点」を描くこと。なんでもできる完全無欠な登場人物じゃ、観る人は共感できないんですね。


すばらしい脇役たちにもめちゃくちゃ愛着が湧いて、最後にはクムガ・プラザのメンバーが大好きになってました。

いや〜、ドラマって本当にいいものですね!笑

語り足りないけど、自分のための記録としてこの記事を書けてよかった。

まだ観てない方、ぜひ!!!最高にスカッとしますよー!!

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