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毒親も毒親育ち

最近知った毒親という言葉。

約30年ほど親の顔色を伺って生きてきた私が、家族と絶縁し第二の人生を歩み始めたのですが、親から言われた言葉がいまだに心に引っ掛かっていて、生きにくさを感じることがあります。

もう親と関わることはないし、本当の意味で自立が出来たと思っていたのですが、たまに親からの心ない言葉を思いだし苦しい気持ちになるので、再度親問題に向き合うことにしました。

そして気づいたのが、私の両親は毒親育ちだったということです。

昭和には毒親という言葉はなかったので、酷い親と書いた方がいいかもしれません。

ちなみに両親の親には会ったことがない(私が産まれた時には亡くなっていた、行方不明)ので、両親の話を思い出した今になって気づきました。

そのことについてnoteに書くことで、自分の心の整理をし、毒親育ちの方に親の言動理由を少しでも分かってもらえたらという気持ちがあったので、自分の親について書きたいと思います。

まず家族の中で1番の支配者だった母親は、父親を小さい頃に失くし、母親は子供5人(うろ覚えなので6人だったかも)?を育てるために朝から晩まで働いていて構ってもらえなかったそうです。

時代のせいなのか母親の母親は、怒ると物を投げてきたそうです。
昭和初期というか戦後位なので、これが普通だったのか判断出来ませんが…

母親の母親も再婚した母親にご飯を食べさせてもらえず、盗み食いをしてもしなくても怒られたと話していたそうです。

結果、私の母親は私に対して過干渉のかまってちゃんになり、怒ると物を投げつけてきたり布団叩きで殴られたりしました。

門限が夏は17時、冬は16時と決められ、1分でも遅れるとご飯抜きにされましたね。
これも血筋なのかな?

他にも色々あるのですが、今回は毒親連鎖について書いているので、次は父親にいきます。

父親は小さい頃に父親が蒸発したらしく、母親は病気で亡くしどちらかの祖父母に育てられたそうです。
物心ついた頃には両親がいなかったと聞いた記憶がかすかにあります。

父親は1人っ子で親の愛を知らず育ったせいか基本的に人には無関心、他人軸で生きている人でした。

一応真面目に働くことだけが取り柄の人でしたが、後にパチンコにハマり借金を作り、脆かった家族関係をぶち壊した人でもあります。


毒親の定義は難しいですが、私なりの解釈は、子供に心身共に傷やトラウマを植え付けた親は毒親になるのでは?と思っています。

それは子供の気持ちがどう思っているのかでしか判断出来ないので、他人が口出し出来ないのも毒親の厄介さですね。

毒親は連鎖するとか、虐待されて育ったら自分の子供にも同じことをするという話を聞いたことがありましたが、その理由がやっと分かりました。

私の家系はしっかり両親とも毒を受け継いでいます。
そんなもの受け継いでくれなくてもいいのに…

でもこの連鎖は私が子供を産まないことで終わります。

姉が子供を産んでいたら家系は続いてしまいますが、最後に会ったのが30代後半、彼氏はいたけど結婚はしていなかったので、出産した確率は低いと思います。

姉は子供の頃から優秀だったので、私より親からの扱われ方はまだマシなのですが、優秀ゆえにキツい性格になったので、毒親になる可能性が高いので心配です…

毒親育ちでも、結婚して子供を育てている方もいるので、もっと早くに毒親という言葉を知って対処法を実践していれば、私が結婚して子供を産んでも普通の家庭になったのかなと少し残念に思ったこともあります。

20代の頃は幸せな家庭を作ることも諦めていませんでしたからね(笑)

ただ私が毒親育ちのせいなのか、ダメ男製造機になっていたので、どっちみち結婚は難しかったかな…

今となっては独身生活が手放せず、誰かと住むとかは考えられないので、結婚にはご縁がなかったんでしょうね。
そう思うことにします(笑)

私の中にはまだ親からもらった毒が残っているようなので、今後も毒親について勉強しようと思います。

そして私と同じような立場の方の毒抜きになる知識を書いていけたらいいなと思っています。

親の洗脳はかなり強力なので、少しずつ外していけるようになりたいですね( ´-`)



毒親育ちの天涯孤独でハードモードの人生だけど、今までの経験したことを書くことで、読んでくれた方が少しでも生きやすくなれたらいいなと思いながら投稿しています( *・ω・) 私の考え方などに共感、記事内容がためになったと思って頂けたら嬉しいです(´ω`*)