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私の環境問題

こんにちは。
最近雑談が楽しいなあと思うことが増えている。
今日はそんなことからの気づきを。


私は初対面のうちは親しく話せるけれど、相手との距離を縮めることが不得手、だった。
相手のことを探って待ちの姿勢になってしまっていたのは、自分に自信がなかったから。
でも、今は少し違ってきた。


3年前に東京から地方都市に移住した。
つきあいのほとんどが夫婦単位に変わった。
夫が話好きなので、つきあう夫婦の夫さんも同じような方が多く、集まっても、夫同士がほとんど喋っていて私は聞き役。
いや、聞き役どころか口を挟む隙間がないこともあった。
最初の頃は夫婦同士のつきあいが新鮮で楽しかったが、時間が経つについれてなんとなく満たされなさを感じるようになってきた。
いつの間にか、自分主体で人とつきあいたいという気持ちが湧き出してきた。


ちょうどたまたま一人で参加する催しがあり、出会った人と話ができた。
この人いいな!と思って、会った後すぐ連絡を取って、時々会うようになった
構えなくてもいろんな雑談ができる。
自分の興味の幅を広げてくれる雑談が楽しい。


自分の行動力にちょっと驚いた。
自然にできたことだけれど、その行動をとった自分は以前と変わったな、と思った。
自分の気持ちのままに一歩進んで、もしうまくいかなくても方向転換できると思えるようになっていることに気づいた。


移住をして暮らす環境が変わった。
環境が変わったことで、出会う人も変わった。
以前、なんとなく居心地が悪い、居場所がないと思っていた時には、自分が悪いから、としか思わなかった。
でも、実は環境が自分に合っていなかったのかもしれない。



環境によって会える人が変わる。
その環境に潜んでいた暗黙の常識から解放される。
自分をリセットして、新しく始められる。
今まで人間関係でうまくいかないと、自分に問題があるとしか考えなかったけれど、環境など外的要因が自分に合っていなかったという視点があったんだ。
行動を起こせたことでそんなことに気がついた。


なぜ行動を起こせたんだろうと思って振り返ると、移住と前後して見つけたオンラインでの学びやつながり、交流があった。
それが心の栄養になって積もっていって、行動力につながったのだと思う。


自分に合った環境は、動いてみないとわからないことが多い。
でも、気づける手段はいろいろある。
住む環境を変えなくても、合う環境に出会うことはできる。
いろいろやってみよう、やってみたいと思える気持ち、心の声に気づけるように、自分に耳をすましていきたい。


















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