見出し画像

思い込みの原因


今日はとっても暗い話です。
読んだ人もどんよりさせてしまったらごめんなさい。
梅雨も近いので、しっかりどんより、を書いてもいいかな、という気持ちになりました。



長いこと、自分に対して思い込んでいたことがありました。
たまたま、人からその思い込みと真逆のねぎらいをいただいて、そういえば、と思い出したくらい、忘れていたけれど自分の中に染み込んでいたことでした。


なんでそんなイメージを自分に持っていたのだろう、考えてみたら、学校の先生や、先輩からかけられていた言葉でした。
言った人は、その場の思いつきや感情で口から何気なくと出した言葉かもしれません。
でも聞いた相手は何十年もそのことが心の片隅に残っていました。
人を、何も出来ない人と決めつけるようなネガティブな言葉。
思い出してしまったら、じわじわとまた私を傷つけています。


その当時、私はどうしていたか、思い出してみました。
親にも誰にも、打ち明けることができませんでした。
弱音を吐ける関係が作れていなかったのです。
親の問題もあり、子供である私の問題もあったのだと思います。
自分の問題は、勇気がなかったこと、何があっても自分を大切にしたいという強い意志に欠けていました。
でも、結局は親との間に信頼関係を作れていなかったためだったのだと思います。


今でも私は、人に弱音を吐くのが苦手です。
それは、自分のことも、人のことも信頼していないことの表れなのかと思ってしまうことがあります。
反応が怖くて、自分を傷つけてしまうのがこわくてとっている行動は、実は自分への信頼の足りなさからきているように思えてくるのです。


人生を長く過ごしていても、心の中には子供の時から成長していない部分が結構残っています。
ネガティブな思い込みを克服したい、と気がつけるのにも、長い年月がかかりました。
それでも、途中で気がつけたのはラッキーなこと、なのはず。
できることは、こつこつと、自分で考え、行動していくこと。
そうしていくことで、自分の心から過去の思い込みを切り離していけるのか、容認していけるのか、とにかく心を軽くできるように、自分に寄り添う。
いつかきっと時間が解決してくれることを、私は知っています。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?