記事一覧
自分の「しわ」から考えたこと
20代の頃、人の顔のしわを見つけてびっくりした経験があります。
それは、目と目の間、鼻の上の方に横に一本入ったしわ。
その部分にしわがある人を、初めて見ました。
その頃の私は、しわって、表情のくせからできると思っていました。
どうしてその部分にしわができるのか、全く想像ができませんでした。
そうしたら、数十年後、気がついたらなんとなんと、私にも同じ場所にしわができました。
あまりにびっくりして、
日本語ボランティアの現場からこれからを考えてみたら
昨年から日本語教師養成講座に通っています。
その少し前から、教える現場を知りたいと思い、地域の日本語教室にもボランティアとして通い始めました。
日本語教室に初めて参加した時、
「しばらく生徒と一緒に授業を受けてください。
慣れてきたら、授業を受け持ってもらいます」と言われました。
「教え方の指導はないのですか」と聞いてみたら、30年前には県で講習会があったけれど、今は行われていない、と。
今、私
自分をほめてもうれしくなかった
私は、人のいいところを見つけるのが好きです。
人のいいところを見つけることはすぐできるのに、自分のいいところにはあまり気がつけていないな、と思い、手帳の4月の目標に「自分をほめていく」と書きました。
自分を自分でほめられたらどんなに幸福感が増すだろう、なんて思ったのです。
でも、実は途中で挫折しました。
というか、しっくりこなかった。
もちろん、何かできた、困難を乗り越えた、自分についてこんな発
どれだけ手抜きできるか(味噌汁編)
昨年の夏につらい夏バテを経験してから、食事に今までより気を使うようになりました。
導入したのは味噌汁とぬか漬けの習慣化。
続けるために、極力手間をかけないことを目指してしています。
今日はそんな手抜き味噌汁作りについてお話しします。
目標にしたのは、まずこの時間で身体に大切な食材を取れるようにしよう、ということです。
身体に大切な食材として考えているのは、野菜(葉物野菜と根菜)、大豆食品、きのこ
車社会をきっかけに将来を考えたみたら
以前東京に住んでいたときに、「色盲があるから、運転免許を持っていないんだ」と話す地方出身の人がいました。
その後、自分が地方都市に移住して、その人は免許を持てないと住み続けられないと思って東京に出てきたのかもしれない、と思い当たりました。
私が住んでいる地方都市は、車での移動手段が中心です。
大人は一人一台持つのが当たり前。
免許を持てない学生などは、自転車を使っていますが、遠距離の移動は大人に
変化をしていける柔軟性をもちたい
私が住んでいる地域は、移住者向けに開発された地域です。
そのため、地方によくある地域の集まりや決まりごととは無関係の暮らしをしています。
でも、住んでいる地域によっては、昔ながらのつきあいに携わっている人もいます。
今日は、友人から聞いた話をご紹介します。
地元の方が住む地域に移住したAさん。
若い世代の人に何としても加入してほしいという近所の方の懇願で、60代だけれど老人会に加入したそうです。
想いを伝える練習をたくさんしたい
先日お話しした地域の食事会について、もうひとり別の方の話を今日はしたいと思います。
前回の話はこちら。
いつも前向きで世話好きな70代の女性Kさん。
その日は「ちょっと元気がないのよ」と最初におっしゃいました。
背中にピリピリした痛みを感じるようになり、整形外科に行ったら、脊柱管狭窄症かもしれないと言われたそうです。https://www.joa.or.jp/public/sick/pdf/MO
新しい楽しみに少しだけ時間を使ってみよう
先日美術館へ行ってきました。
私の美術館の楽しみのひとつに、来場者のおしゃれを見ることがあります。
美術館って、巷ではあまりお会いできないおしゃれな人が結構いらっしゃるのです。
おしゃれな場所でおしゃれな時間を過ごし、はたと自分を振り返ってみました。
私のクローゼット、洋服を選ぶ時間の効率化を図っていたら、数年間で無難でわくわくしない服ばかりになっているみたい。
春になって、明るい色や柄物の服が欲
真顔を笑顔にする方法
毎朝、Eテレのテレビ体操をしています。
最近のテレビ体操は、メニューもメンバーもプログラムも工夫が凝らされていて、いろいろな年代の方が楽しく続けやすい仕組みが作られています。
私は数ヶ月前から、大きな鏡をテレビの横に設置して、鏡の前でテレビ体操をするようにしました。
最初の目的は、鏡で自分の姿勢を意識することでことでした。
毎朝自分の姿を見つつ、テレビの中の体操メンバーの笑顔を見ながら体操をしてい
そう思ったら、次に何をする?
年齢による心身の変化を意識した時の次の行動って、すごく大事だな、と思うことがありました。
私の住む地域では、近所の有志5〜6軒でバーベキューなどの食事会を年1〜2回ほど行っています。
普段は挨拶程度のおつきあいの方たちと、3時間程度じっくり話す時間です。
25年ほど前に宅地開発された地域で、皆、定年後に移住されてくるので、高齢化や入れ替わりが進んでくる中での会話の変化がとても興味深いです。
そこ
努力とあきらめる潔さと
最近、87歳の方と毎月一緒にゴルフをしています。
夫がテニスで知り合った男性の方です。
その年齢までスポーツを楽しもうと努力している姿を見て考えることがあったので、今日はそのことについて書いてみます。
その方はもともと体が弱かったそうで、仕事を早めにリタイヤして都心から空気のきれいな地方都市に移住してこられたそうです。
ご自宅の横に畑を借りて家庭菜園をしたり、テニスやゴルフをして過ごされています
言葉の重さを感じた話
友人の知り合いで初めてお会いした女性から、作りかけの刺繍を見せてもらう機会がありました。
結構な大きさの刺繍でハワイの風景を描いたもの。
海外の手作りキットで、簡単に刺繍が楽しめるものがあるそうです。
刺繍のような細かい作業をしない私からしたらすごいことなので、そのことを伝えたら、彼女から返ってきたのは「暇だからやっているの」という言葉。
「暇だから」という言葉が帰った後にもずっと頭の中に残りま
価値にお金を使っていくこと
私が今住んでいる場所は、農地が多い地域です。
移住してから農業に携わる人との接点をわずかですが持つようになって、将来の農業に対して不安を感じたことから、ものの価値について考えてみました。
労働環境が厳しい農業という仕事
首都圏から近所に移住してきた50代の男性。
長ネギ農家に就職をしましたが、3ヶ月で退職をしてしまいました。
炎天下の中、腰をかがめたりしゃがんで作業をすることが続き、仕事のつら