見出し画像

はじめの一歩、行動するかしないかで今後が決まる

定期購読マガジン「考えるミキ」がスタートしました。

私が見たこと、したこと、考えたこと、そして今後の展望について。
海外生活や外資系企業&学校勤務で体験したことや、海外在住者が見た日本のことなどを感じたままに綴るマガジン。いちファッションデザイナーの所見ですがファッション関係者でなくても楽しめるような、海外生活で身についた生き方のヒントを月に4回程度お届けします。

「人間は自然のうちで最もよわい一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である。... 人間の尊厳は、すべてその思考の中にある。よく考えることに努めよう。考えることにこそ、道徳の原理があるのだ。」
パスカル『パンセ(Pensées)』

他人のSNSにいいねしてばかりしているあなた、自分の目で見て、自分の心で聴き、自分の頭で考え判断する「考える葦」になる習慣をみんなで身につけていきまししょう。

街には情報が溢れかえっている。

ソーシャルメディアの急速な発展で、大都市や海外に住んでいなくても、インターネットやスマホさえあればいつでもどこでも国内外のさまざまな情報が入ってくるし、あなたが特に有名人ではなくても、自分の考えや意見をSNSで自由に投稿し、人々の共感を得ることが出来る。

また、オンラインセミナーに参加すれば、簡単に有名人やインフルエンサーたちと意見を交わすことが出来たりもする。著名人が辿った成功の話を参考にすれば憧れの仕事だって見つかったりするかもしれないのだ。キャリアや投資のノウハウも簡単に手に入るしあの人も上手くいってるのだから、自分にも簡単に出来るのは間違いないだろう。

誰もがインターネットやスマホさえあれば、自宅にいながら学校の授業や仕事、恋愛だって友達づくりだってリモートでできる選択肢が、特にコロナ禍以降、より大きく広がっていて、それをうまく利用すれば30年前では絶対に考えられないような便利で充実した生活を誰もが送れるようになっているはずだ。

では現代を生きる全ての人々が自身のライフスタイルやキャリアに満足しているのかといったら、残念ながらそうには見えない。

一体どうしてなのか。

SNSで誰かの投稿に「いいね」や「リポスト」している人が沢山いる。「いいね」や「リポスト」するのはとても楽ちんだ。時間をかけて文章にしなくても誰かの意見にいいとか悪いとかコメントつけていれば、自分が実際にその経験や失敗をしていなくても、他人の体験談からなんとなく自分が体験したような気分になる。

ここから先は

1,060字

¥ 200

最後まで読んでいただきありがとうございます。 よかったらまた遊びに来てくださいね。 スキやフォローしていただけたらとても嬉しいです。 いただいたサポートでアロマキャンドルを購入させていただきます。(noteを書く際に精神集中のためになくてはならないものなのです!)