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乳がんの手術から1年経過して考えたこと、実行したこと(予防と早期発見)

2022年11月8日、私は乳がん(ステージⅠ)と診断された。
2022年12月16日、手術(右胸乳がん部分摘出とセンチネルリンパ節生研)を受けた。手術後、全30日の放射線治療を終え、今は5~10年続くホルモン療法中である。

2023年12月、手術後1年後の検査(マンモグラフィー、エコー)では、再発はしていなかった。

まずは少しだけ不安が減った。
この間、放射線治療後の皮膚の炎症が治まっていくのと反比例して、ホルモン療法(抗エストロゲン剤)の影響で、倦怠感や立ち眩みになったり、中性脂肪と体脂肪が一気に増えて太りやすくなったり、と、体の中の変化を受け止めきれない自分がいるが、すべて再発防止に繋げるため、やるしかない。前向きに捉えれば、今まで以上に、意識して健康な生活スタイルにする原動力にもなっている。

乳がん以外のがんも早期発見したいという願いから、マイクロCTC検査を受けてみた。

退院後すぐに、忘れないように書いた以下のnoteの中でも書いたが
『乳がんは自分で発見することは難しい。だからこそ検診での早期発見しかない』
人生で起きた出来事から意味・意義を見出す(乳がんと診断されて気づいたこと)|岡田美紀子 (note.com)

私の場合、乳がん手術をしたからこそ、乳がんについてはこれからも定期的に検査を行うので早期発見しやすくなった。一方、乳がん以外のがんになる可能性が増えたのではないか、と不安になった。
そんな時、友人から教えてもらった『血液検査で、血中に流れるがん細胞を捕捉し全身のがんリスクを把握する、マイクロCTC検査』を知り、乳腺外科の主治医の先生に事前に相談し合意を得た上で、受けてみることにした。

マイクロCTC検査とは

それなりの費用がかかるが「他のがんに罹患するかもしれない」という不安を少しでも払拭する安心料として、自分への投資としては悪くない。
予防(再発防止)と早期発見、この二つは私が乳がんに罹患したことで自分の中で優先順位が上がったこと、これからも自ら実行し、周りの知人にも伝えていきたい。


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