「小顔」や「鼻の高さ」を褒めるのは失礼。じゃあ、なんて褒めたらいいの？

よく日本の方に、「小顔でいいですね」「鼻が高くて素敵」って言うのは褒め言葉じゃなくて失礼だからやめてねって言うと「えぇ！じゃぁなんて褒めたらいいか分からない」って驚くのだけど、人に会っていきなり身体のパーツ褒めなきゃいけないと思ってるのがもう違う

会ってすぐ「太った？痩せた？」って聞く習慣がある人は感覚が鈍ってしまってるのだけど、人の身体のコメントするよりも「給料いくらになった？」って聞く方に強いためらいを感じる人は、ちょっといったん座って人生で大事なもの考え直しませんか


「笑顔が素敵だね」「今日も元気そうだね」「楽しそうだね」「エネルギーに溢れてるね」「この服かわいいね」「素敵なファッションだね」「今日の髪型すごい似合ってるよ」

身体のコメントしなくたって褒めることたくさんあるじゃないかー！！！

服・ファッション・メイク・髪型のコメントはOKで、身体のコメントはNGな理由がわからない人へ
前者は「自分の意思で選ぶこと」であって、後者は「生まれ持ったもので、必ずしも自分の意思と関係があるとは限らないこと」です

なんでか分からないけど、海外出る日本人男性で、会ったばかりの女性に一言目で「ユーアービューティフル！」って伝える人をよく見かけます。日本でもそうやってるのかな？

これもすごく不自然で良くないです。身体のことにコメントすることに躊躇してもらいたい。（男→女ならなおさら！）

女性でも、日本のテレビとかでも見かけますけど、会って最初の一言が「イケメン〜！」「かっこいいね〜！」みたいな流れありますが、ユーアービューティフル同様に不自然ですね。

親しくない人に身体のコメントしない、それが無難。もっと別に褒めることたくさんある。

「身体に関する褒め言葉が1番嬉しい言葉だ」みたいな概念が隠れてるんだと思いますが、そういう時代はもう終わっているし、これからの未来でその古い価値観が強くなることはありません。

価値観のアップデートをしてないと、自分の優しさや思いやりが相手の心を傷つけることになる。

身体のことしか褒めてこなかった人や、それが癖になってる人は、海外に出た時だけでなく、普段から他の褒め言葉を届けてあげられるだけの語彙力トレーニングしておきたいですね。